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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


2-2272  セラフィーヌの庭

  1. 2013/08/01(木) 23:00:00_
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  3. _ comment:2
SERAPHINE  (セラフィーヌの庭)  2008年・フランス/ベルギー/ドイツ



セラフィーヌの庭




 
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2013年8月1日(木)  イマジカ 

監督 マルタン・プロヴォスト
主演 ヨランド・モロー (セラフィーヌ・ルイ 役)

感想
・・・このセラフィーヌなる人物は
(実在の人物ですので、この映画は実話を元にしています)

こころの底から、神を信じていたのだと思います。
カトリックですね、フランス人、パリ郊外の田舎。
両親は多分子供のころに死んで、係累が全くいなくて、
一人で家政婦等をしながら、食べるだけは稼げたと思うけど
そうして生きてきたのだと思います。

そしてある日「絵を描くように」と、お告げがあって、
道に生えている草花から、あるいは家政婦先でのお料理のソース等から、
自分で絵の具を作り、少しずつ描いていた・・・
それだけでもホントは良かったのだと思います。

画商ってね、どうしてもあのモジの「モンパルナスの灯」の
非人間を思い出してしまうのですが、
この映画のその職業の人物も、そこまでいかないにしろ、
戦争が2回あったにしろ、(フランスに住む)ドイツ人であったとしても、

セラフィーヌが死んでから、世界中にその絵を広めたって、
それはちょっと「あくどい」んじゃないの~???


もちろん彼の努力がなければ、今現在、このヒトの絵(すごく魅力的)を、
東洋の島国の人間が見ることもなかったんでしょうけど・・・

それらを差し引いても、やっぱ酷いって思います。
せめて戦争と戦争の間で、彼女があの施設に入っている期間にでも
そういう努力をすれば許せたけど・・・。

中盤以降の「おかしく」なっていった事は、
あれもまた、本当に神の声を聞いて「準備が出来た」のだと思います。

普通に社会生活するのが、それは普通の考えでは一番良いに決まっているけど、
近所のあの少女以外誰も心配一つしてくれない、仕事もなくなる、
画商も恐慌で財産をなくして展覧会の約束も反故にした・・・

そう思うと、彼女のあの行動等は、もちろん発作は見ていられなかったけど、
最後のシーンのように、以前のように「自然と触れ合うこと」で
生きてゆければ、それで良かったのだから・・・と思えました。
パッケージの画像、胸キュンです。

芸術ってやっぱり普通の常識的な生き方とか
合わない場合が多いよね~。
彼女の絵「日曜美術館」または「世界の名画」とか「美の巨人」で取り扱ってほしいです!

あ、主演の女優さん、凄いです!
もう、演技ではなくって、なりきっています、怖いくらい、
いや怖いです☆




秋の葉

セラフィーヌの絵




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comment

タイトルに心当たりがあったので

  1. 2013/08/07(水) 22:24:04 |
  2. URL |
  3. bamboo
  4. [ 編集 ]
2年前ぐらいに観ました・・・。
あくどい画商はぼんやりとしているのですが、ただただ演じた女優さんが素晴らしかったのを覚えています。冒頭、植物から絵の具を作るワンシーンで釘付けになりました。

>彼女の絵「日曜美術館」または「世界の名画」とか「美の巨人」で取り扱ってほしいです!

実在したセラフィーヌですもの、知りたいですね

Re: タイトルに心当たりがあったので

  1. 2013/08/08(木) 08:48:48 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
bambooさん、おはようございます☆
コメントを有難うございます☆

> 2年前ぐらいに観ました・・・。

そうでしたか!
嬉しいです☆

> あくどい画商はぼんやりとしているのですが、ただただ演じた女優さんが素晴らしかったのを覚えています。冒頭、植物から絵の具を作るワンシーンで釘付けになりました。

ハイ、あの女優さん「憑きモノ」でもあったように、凄かったです☆
冒頭のシーンがよく分からなかったのですけど、見ていて、後で分かりました!
私はお料理のソースをこっそり頂くところに感心してしまいました♪

> >彼女の絵「日曜美術館」または「世界の名画」とか「美の巨人」で取り扱ってほしいです!
> 実在したセラフィーヌですもの、知りたいですね

ハイ、ここは是非、公共放送でこの映画も付けてオンエアしてほしいですね♪


 
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