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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


2-363  ライフ・イズ・ビューティフル  (旧gooブログの記事)

  1. 2009/08/24(月) 23:30:00_
  2. ロベルト・ベニーニ
  3. _ comment:0
2009年11月2日の記事
タイトル「皆さまの評価と違う映画」

今年 「ライフ・イズ・ビューティフル」 という イタリア映画を見ました。
この映画は、アカデミー賞の外国語映画賞などを受賞し、
ブロガーの皆さまの文章も、ホトンド好意的に書かれていて、
平凡な生活をしていたのに、戦争が・・・!!!とか、
子供に希望を失わせない素晴らしさ、という表現が多かったです。

でも、miriは全く違う受け止め方をしています。
大きく分けて、前半の “戦争の陰はあっても、普通に暮らす日々の中の恋愛コメディ?” と
後半の “収容所の暮らし” と、両方とも全くダメな映画だと思ったのです。




 
.


特に後半の収容所の描写は、とても受け入れがたく、
miriにとって「アウシュビッツ」という場所は、遠藤周作の「女の一生 第2部・サチ子の場合」で読んだのが、
ホトンド全てで、それが頭に入ってしまっているから、あんなに自由に過ごせるわけがないし、
第一、ドイツ軍のいる前で、私語ができるはずが無い!解放の日に、アメリカ軍のヤンキーのお兄ちゃんが
やって来るのが、アメリカに媚びているように感じました。(オスカーが欲しい、と)


前半も、コメディと言えば 聞こえが良いのかもしれないけど、
miriから見ると、ちょっとおかしい男と、それに乗せられた 軽い女の話にしか見えなかった。

この記事の草稿は、とても早い時期からしてあるのですが、あまりにも皆さまの記事が好意的で、
違う受け止め方をしているmiriが 嫌われてしまうのが恐くて、アップできませんでした。
でも、やっぱり、何回考えても「許せない嘘」というモノがあると思います。
もしこの映画の、アウシュビッツでの生活や、解放の状況を、信じ込んでしまう若い人々が、
世界中にたくさん増えたら、他の反戦映画がどんなに訴えても、何の効果もないと思うのです。

でも、もう、この映画は封切りされて11年も経っているので、遅い・・・遅すぎる・・・
今頃、miri一人が、どうこう言っても仕方ないとは思いますが、やはり言わずにはいられない!
アウシュビッツを解放したのは、ソ連軍です!
他・ウソばっかり!!!





ライフイズビューティフル



6 コメント

Unknown (宵乃からす)

2009-11-02 16:31:26

ありますよね、周りの評価が高くて自分の意見を書けなくなってしまうこと。
でも、それを恐れず書いてしまうmiriさんは凄い!勇気を振り絞ったんですね~。
わたしはこの作品を中高生くらいの頃に観て、大泣きして凄く感動したんですよ。その頃は(というか今もですが)ホロコーストの事なんて教科書の中でしか知らなくて、きっとmiriさんの仰る通り作中で描かれていた様子を鵜呑みにしていたと思います。
その後、映画をたくさん観るようになって、「もしかして、あれはただのお涙頂戴ものだったのかも・・・」と思いつつ、確認するのが恐くて未だに一回きりしか観てません。
やっぱり、映画を観たときの感動も大事にしたいけれど、戦争の事実もきちんと学ばなければいけないですよね。
という訳で、Wikipediaを読んだりして勉強してみます。
あと、調べていたらmiriさんと同じ意見の方がいたので→ttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1310440423


ありがとう、宵乃からすさん☆ (miri)

2009-11-02 21:46:10

こんばんは、本当にコメントをありがとう~!

>でも、それを恐れず書いてしまうmiriさんは凄い!勇気を振り絞ったんですね~。

いえ・・・もう何か月も草稿にしてあったのですよ・・・ちょっと切っ掛けがありましてね。

>わたしはこの作品を中高生くらいの頃に観て、大泣きして凄く感動したんですよ。
>作中で描かれていた様子を鵜呑みにしていたと思います。

宵乃さんのような年齢で、真っ直ぐな心で、この映画をとらえてしまう事が一番怖いと思うのです。

>もしかして、あれはただのお涙頂戴ものだったのかも・・・」と思いつつ、

miriは申し訳ないけど、この映画は「お涙ちょうだいモノ」でさえないと思っています。
夫婦で主演して、脚本・監督・・・悪質、だと思います。そんなにオスカーがほしかったのか?と。

>戦争の事実もきちんと学ばなければいけないですよね。
>あと、調べていたらmiriさんと同じ意見の方がいたので→

こちらも読ませてもらいました。ありがとう~!
その中でこの映画を「ファンタジー」としてとらえるという意見がありました。
miriはその意見にも賛成しかねるけど、そういう見かたをする場合は絶体条件があると思うのです。
それは「戦争のことを充分に知った上で、ファンタジー映画として見る」という事です。

宵乃さんが映画の感動も大切だけど、戦争の事実も学ばないと、と書いてくれて本当に嬉しいです☆
若い人が(年寄りもだけど)各種のドラマや映画によって、戦争のことを誤解したままでいるのは、ホントに悲しい・・・
と言ってmiriが歴史に詳しいか?というとそういう訳でもないけど、アウシュビッツに関しては、記事に書いた本を読んで、
そのものすごさに圧倒されたので、この映画の描写がどうしても許せなかったのです。

長々と偉そうにすみません。これからも、どうぞよろしくお付き合いくださいませ☆
(すっごく寒くなってきました。気を付けてね~♪)


Unknown (ユウ太)

2009-11-12 17:54:05

miriさん(^^)こんにちは!
いつもお世話になりありがとうございます。

この記事を大変、興味深く読ませて頂きました。
少数派の意見を記事にするという事は本当に大変な事だと思いますし、ましてこの作品のように多くの人が絶賛している映画に対して否定的な意見を記事にする事。とても勇気がいる事だと自分も思います。

でも人の心はそれぞれ、考え方や受け取り方もそれぞれですもの。色んな意見や感想があって良いと思います。
そうだから映画は面白いのだと思います。(^^)

miriさんにおかれましては、やはり命を尊く思ってらっしゃる方だと思いますのでこの作品を全く受け付けないという思いは自分もよくわかります。
違う受け止め方を公表して嫌われてしまうとか、心配ないですよ!


自分の感想は。。。
自分はこの作品が大好きです。
それはこの映画は戦争を背景にしていますが、戦争やホロコ-ストをメインテ-マにしているのではなく「希望」や「愛」を主点にしているのだと受け取ったのですね。

勿論、ホロコ-ストの悲劇を軽いタッチで描く事は不謹慎で誤解を招く事は怖い事だと思います。

自分の場合ですが、自分はこれまでナチスドイツやホロコ-ストを描いた映画や資料を多く見てきました。ですからその悲惨さは知っています。
上記の方が述べられている「夜と霧」もドキュメンタリ-映画を鑑賞しました。内容はとても直視出来るものではありません。
この当時のユダヤの人々、ヨ-ロッパの人々がナチスに受けた迫害や悲劇は許せるものではなく、こうした事を二度と繰り返してはいけないと強く感じています。
アウシュビッツにもいつか訪れて見て、肌で感じたいと思っております。


「ライフ・イズ・ビュ-ティフル」を観て確かにこれを鵜呑みにはしてはいけないと思います。
史実をねじ曲げ、強制収容所であのような行為が通用したかというとあれは完全に非現実的だと思います。


でも自分の考えですが、映画だから描けた事だと思い、そこに込められた希望を捨てないという事や家族を想う愛に感動をしました。
あのような事は絶対に出来ないでしょう。私語や監視の目を盗んでの行動は見つかれば即、銃殺となります。あの当時者の人々は常に死に直面し、感情すら無くなってしまう程、辛いものだったでしょう。

自分でも家族の為にあのような行為は果たして出来るか?と問われても決して出来ないと答えます。



製作側が一番伝えたかったのは悲劇よりも愛と生きる希望を伝えたかったのだろうと思います。

被害者の方や第二次大戦で傷ついた人々には申し訳ないですが、そのように感じました。自分の感想では10点満点を付けちゃいました。汗。

でも決しておちょくってはいないと思うのですが、これもまたそれぞれの受け取り方なのだと思いますね。
タイトルにも込められているように「人生は素晴らしい」と、そうした思いが込められていたのかなと思います。

長々とどうもすみませんです。


でも、そうだなぁ。そういえば最後の戦車はアメリカ軍の戦車だったですね。★が付いていたように記憶しています。
仰る通りアウシュビッツを解放したのはソ連軍ですね。

この映画の収容所はアウシュビッツではなく、イタリア国内の強制収容所という設定との意見もあるみたいですね。確かではないので間違っていたらすみません。

つい、長く書いてしまい恐縮です。


キャー!見つかちゃった☆ (miri)

2009-11-12 21:41:53

ユウ太さんに見つかっちゃって、何と言うか、恐縮です・・・。 
でも、嫌われないと書いてくれて、本当に嬉しいです、ありがとう~♪ ホッとしました。

>自分の感想では10点満点を付けちゃいました。汗。

実はmiriは、ユウ太さんの、まさにこの記事(点数のみ)を読んで、この映画を見たんですよ~! 
もちろんオスカーの事は知っていたので、前から見たいとは思っていたのですが・・・。

それで、鑑賞直後の感想としては、もうちょっと穏やかだったのですが、
だんだん段々、気持ちが変わっていき、数日後にはもう爆発しそうになってしまったのです。

ユウ太さんのように、戦争の事をよくご存知の方が、
>映画だから描けた事だと思い
こういう気持ちで鑑賞するには、あまり問題なく、
一種のファンタジーとして見るという意見も同様で・・・つまり「大人の対応」なのですが、
私は、若い人が、この話を鵜呑みにしてしまう事が、一番怖いのです。

歴史を描くドラマや映画は、再現ビデオではないので、どこかしら間違っている事はありますよね・・・
それを「大人の対応」が出来るかどうかは、人それぞれ・・・miriも結局はそういう対応ができないのだと思うのです。

いっぱいコメントを書いて下さって、ありがとう~☆ 
この映画はきっと、こうして、ずっと語られてゆくのでしょうね・・・
いろんな立場のいろんな考えを持った人が、その人なりに背負うモノとかも一緒に、話し合うその姿は、
結局、最終的には、あの夫婦の思うツボなのかも?

イタリア国内に強制収容所があった、というのはホントですか?
疑うのではありませんが、歴史をよく知らないので恥ずかしいのですが、
やっぱりポーランドに連れてったような気がしますが・・・?

こちらこそ、いつも本当に有難う~☆ 天使と悪魔もまだ鑑賞していなくて、
スラムドック・ミリオネアと一緒に、いつか、あんまり遅くならないうちに鑑賞しますね!

本当に今日は長いコメントをありがとう~! こうして映画の事を色々と言いあえる人が居てくれて、幸せです☆
感謝をこめて・・・明日も良い日でありますように・・・。


見つけちゃいました。(^^) (ユウ太)

2009-11-13 19:56:24

miriさん(^^)こんばんは!
いつもありがとうございます。

丁寧なご返信も本当にありがとうです。(^^)

自分の記事を参考にして頂き鑑賞して下さったという事は本当に嬉しいです。(^^)

でも満足のいくものでなかったのは本当にすみません。汗っ

miriさんの感想は本当に貴重だと思いますし、自分もすごく勉強になります。
これからも色んな感想を教えてくれたら と思っています。(^^)

強制収容所の件ですが、この映画の中の収容所はアウシュビッツの第二収容所であるビルケナウだと言う説と、これをモチ-フにしたイタリア国内にある という設定の架空の収容所という設とあるようです。

収容所の様子などは参考にしているようですが、史実通りではないみたいですね。調べちゃいました。
それともう一つ余談ですが、ロベルト・ベニ-ニの父親は実際にベルゲン・ベルゼン強制収容所に収容されていたという事です。

なんだか色々とこの映画に対して複雑になってきちゃいました。

でも自分がこの作品を知るきっかけになったのは、アウシュビッツを訪れた人がこの作品に触れていたのを記事で読んで鑑賞に至りました。

自分もいつかアウシュビッツを訪れて肌で感じたいと思っています。

また長くてすみません。


仰るように、自分も大好きな映画の事を色々話ながら自分自身、勉強にさせていただいてる事、それがまた映画だけでなく生き方の勉強になるのも本当に素敵な事だなぁと感じています。
miriさんのこちらのブログの記事も色々と心を揺さぶられています。
こちらこそ、本当に幸福です。(^^)ありがとうございます。

寒くなってきましたがお身体に気を付けて下さいね!
明日もお互いに、素敵な日であります事を・・・(^^)


おはようございます☆ (miri)

2009-11-14 08:19:54

ユウ太さん、いつもコメントをありがとうございます♪

>自分の記事を参考にして頂き鑑賞して下さったという事は本当に嬉しいです。(^^)
>でも満足のいくものでなかったのは本当にすみません。汗っ

いえいえ、満足はしたんですよ~!感想も直後はもうちょっと違う感じで・・・
何回も追加して書いているうちに、ああなってしまったのです。
ユウ太さんの点数は、分かりやすくて、miriは映画に点数は付けられないのですが、
いっとう最初の「河童のクゥと夏休み」から、すっごく参考にさせてもらっています。

>miriさんの感想は本当に貴重だと思いますし、自分もすごく勉強になります。
>これからも色んな感想を教えてくれたら と思っています。(^^)

miriの場合、とっても独りよがりな感想ばかりなので、貴重とか勉強とか、
そういう言葉には当てはまらないのではないでしょうか?でも、読んで下さると嬉しいです☆

>強制収容所の件ですが、・・・・架空の収容所という設とあるようです。

そうだったんですね・・・いわゆる「アウシュビッツ」では、あちこちから文句が出そうですものね?

>ロベルト・ベニ-ニの父親は実際にベルゲン・ベルゼン強制収容所に収容されていたという事です。

これはDVDの特典映像で、監督がお話ししていたと思います。
親の経験、を、参考に?映画を作るって、ものすごく難しいと思います・・・。

>自分もいつかアウシュビッツを訪れて肌で感じたいと思っています。

すごいですね!miriは広島にも行かないようにしているのです。(長崎は観光で行きましたが)
恐いんです・・・ユウ太さんも、是非、ご無理なさらないで下さいね!
戦後の平和な日本に生まれ育った人間・・・には、きっと行くだけでも、大変な試練になると思います・・・。

では、また・・・いつも本当にありがとう~☆良い週末を~




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