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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。

５－２０３５　　運び屋

  1. 2020/11/29(日) 23:00:00_
  2. クリント・イーストウッド
  4. _ comment:0
ＴＨＥ　ＭＵＬＥ　　（運び屋）　　２０１８年・アメリカ



運び屋





 
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２０２０年１１月２９日（日）　　ＢＳ３

監督・主演　　クリント・イーストウッド

感想
この監督で初めて良い映画だと思ったよ。
最後の老いさらばえた顔で、百合をめでるその姿に、
人間やっぱ変われないんだなあって思ったりして。

物語の運びが上手で、
最後のシークエンスで、妻の死を絡めて
妻はずっと愛していて、その人に看取られたのだから
最後は幸せだったんだろうし、

彼の事実を知っても、娘と孫が許して応援する姿が良かったよね、
あの捜査官も裁判を見に来ていたし、

そうね、甘いと思うよ、
ホントなら遅れたら殺されて終わりなんだと思うし、
でもね、映画だからね、映画はこれで良かったと思う。

メキシコ人の顛末が描かれないままなのも良かったと思う。

この監督のあの冷たい心が
９０歳になってやっと溶けてきたんだろうな、と理解しました。

「☆」です、文句なし。





この映画の結末

主役は裁判で弁護士を遮り有罪だという。
孫や娘は面会に行くという。
あの捜査官もその家族の姿をみている。

最後は刑務所内で百合の世話をする姿。
そしてその場所をだんだんと俯瞰してゆく。



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