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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


(5-942)  彼岸花  (殿堂入り)

  1. 2020/10/10(土) 23:00:00_
  2. 小津安二郎
  3. _ comment:0
殿堂入り  彼岸花  1958年・日本



彼岸花




 
.


2020年10月10日(土)  再見時のBS3

監督  小津安二郎
主演  佐分利信

感想
やっぱり私はこの主人公をただただ笑う事は出来ない。
息子の結婚の時を思い出すからね。

絶対に「異性の我が子の結婚相手に厳しい」のは、
古今東西、普遍性のある「事実」だと思うからね。

だいたいいつの間にか自分以外全員賛成に回っていて
自分だけがのけ者だなんて信じられないよ!

まあそういう点以外の、映画の作りというか・・・
全て満点でしたね!

田中絹代がこういう役柄を遺していたのはホントに素晴らしい事だったと思うし、
三上(笠智衆)が娘との交流を復活できたこととか、
節子の結婚式や広島での再会を描かなかった事や、
いつも通りの洗濯物と青い空、
隣家の下手くそなピアノ・・・

富士子ちゃんの美しさとトリック、
有馬と久我のそれぞれの良さ、
浪花千栄子さん、料理屋の女将さん、バーのママさん、名もなき社員、
佐田啓二に渡辺文雄、いつもの3バカのうちの二人、

もちろん、あんたが主役さ、佐分利信!!!

今回は、十国峠のことや
あの詩吟に深い意味のあることを知り、
二人で見て本当に良かったとこころから思いました☆



初見時等の感想はこちら

彼岸花(58・日) ・・・ 5-942
彼岸花(58・日)(2回目) ・・・ 5-942





この映画の結末

中学の同窓会で、三上やあの二人と話して、
商用で大阪、そして京都に行き、あの母子に(とりっく?)やられて
結局広島に行くことになった主人公。

東京で電話を聞き喜ぶ妻。

電車内から電報を打ち、淀川に架かる橋を渡った
その列車の後ろ姿で終わり。





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一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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