映画鑑賞の記録

２０２０年１０月２６日～１１月９日　　セルＤＶＤ

原作　　羅貫中「三国志演義」立間祥介訳
演出　　佐藤和哉　　小山攻
人形美術　　川本喜八郎
人形操作　　伊東万里子
案内役としての出演　　島田紳助　　松本竜介
声優　　谷隼人　　森本レオ　　石橋蓮司　　せんだみつお



第４巻「関羽の涙」の感想
子供たちが皆、どんどん大きくなってゆくので
時間が経っていることが実感され（一応説明では何年というのだけど）
玄徳以下全員、もうおっさんで、この時代なら死んでもおかしくないような年齢になりました。
もう少ししかお話がないので、次は惜しんで見ます。
それにしても、仙人や子供たちや、貞姫、魏呉蜀それぞれの名将たち、見ごたえありました！


以下、各話のひと言感想


第４５回『兇星西の空に輝く』　
なんで副軍師があんな風に・・・と思うけど、彼は次死ぬんだろうね？
このお話で軍師は孔明だけと思い込んでいたし・・・
しかし、星を占うって、こうして命がけでするものだったんだね・・・。
張飛さん、良かったね☆　あなたのエピソードでこころが救われました♪

第４６回『落鳳玻に死す』　
鳳雛と言われた副軍師は、鳳の文字の付く場所で・・・ああ！
玄徳の胸で息を引き取ったのがせめてもの・・・孔明も間に合わず！
でも、これで、もうその州を取るしかなくなって、物語は動きます。。。

第４７回『龐統の仇を討て』　
死んだ龐統と、殺した厳顔、たしかに似ている・・・。
許昌と江東を映すのもよし、張飛も頑張った！
しかし、やっぱ、あんたは違うわ、あの跳ね橋が下がったところに立っていた孔明、惚れる☆

第４８回『葭萌関の決闘』
馬超と呂布と周瑜は同じ顔（笑）。
ま、こうして玄徳さんはその人徳で益州をとるんだろうね・・・。
貞姫のこころも本当に切ないね！

第４９回『関羽危うし!』　
関平がデカくなっていて仰天！
関羽は筋を通したい人だもんね・・・あの孫権の軍師魯粛もだんだん変わってきたなあ。
孔明も兄の窮地は救いたいし、人間らしくて良かった。
貞姫への誤解とけて良かった、しんろん、初めて役に立ったな（笑）。

第５０回『曹操の野心』　
ああ、嫌だったなあ、今までこのシリーズは皇帝の幼少時以外に
女子供がどうこうと言う事がなかったので、今回は気分が落ちる。
武将同士は仕方ないけど・・・ナチスと同じだな・・・。（荊州の件もあった）
で、他の貞姫の件や、孫権が負けていない事、玄徳が益州で人心つかむ等は見やすかった。

第５１回『怪物登場』　
前回の曹操の極悪で見たくなくなり、数日開けました。
しかし、まあ仕方ないと思い見て、あの爺はあの時のと思ったらそうでしたね。
孔明は負けない賢いね☆　張飛はいかにも引っかかりそうで純粋だから助かったんだね♪
子供のエピソードには泣けます、あとも大きくなって可愛い！

第５２回『許昌炎上』
なんとまあ、王冠かぶっているではないか！曹操！
魏王とは、天子（皇帝）より下なのか？？？どう見ても違うだろう？？？
蜀は賢かったというべきか、亡くなった方々が哀れです・・・。

第５３回『名将の死』　
なかなかに一兵卒になって働くというのは、将軍には難しい事・・・
夏侯淵もかなりおっさんになっていたなあ・・・あとくんも立派です、おばばさよなら。。。
そういうわけで、仙人の人は、下界ではダメと言う事です。

第５４回『玄徳 王位に就く』　
おお、おお、感無量！
しかし、天子（皇帝）に手紙を送って、祝福の言葉をもらうとは
孔明ってやっぱり普通ではないよね（笑）。
皆さんご立派になられました！

第５５回『五虎大将軍関羽 出陣す』　
曹操軍内のやり取りはいつもこうで、
部下に恵まれないというか、大将が大将ならって感じですよね。。。
このあたりの張飛も（しんろんと）こころ休む時間になります（笑）。

第５６回『関羽の涙』
世の中こんなもんだよね、結局、出来の悪い人間が長生きするようになっているんだな。
関羽のあの傷は、命取りにつながるのだろうか？
もう「３０年」とか言っていたので、５０前だろうね・・・。