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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-1961  戦場  (1949年版)

  1. 2020/08/06(木) 23:00:00_
  2. ウイリアム・A・ウエルマン
  3. _ comment:0
BATTLEGROUND  (戦場)  1949年・アメリカ



↓ 最後に皆で歌いながら歩いてゆくシーン



戦場1949年版




 
.


2020年8月6日(木)  BS3

監督  ウィリアム・A・ウェルマン  
出演  ヴァン・ジョンソン  ジョン・ホディアク  リカルド・モンタルバン

感想
レバノンのあの大爆発の映像が重なって苦しかった。
「若草物語」のお父さんも従軍牧師だったなあと、感無量。

ヨーロッパの最前線でも、普通のヤンキーが
行かされたところもあったんだなあとビックリ。
日系人とか、黒人ばっかりと思い込んでいました。

あのフランス人女性死んだんだね、可哀想に・・・っていうか
お金をもらって食べさせたり泊まらせたんだよね・・・
ああいう女性でドイツ軍に殺された人もいるだろうね?
繰り返してはいけないと言いつつ、今もありそうな・・・。



以下、「忘却エンドロール」さんとのやり取り。

>7/27「戦場(1949)(せんじょう)」

やっと見ました☆

>つくりのしっかりした作品だったと思います。

そうですね、忘れないうちに再現しておきたい・それを見たい、
製作者側と鑑賞者側のピタリとマッチした・・・
公開当時の意義はとても深く感じました。

>相変わらず誰が誰だか見分けられなかったけども、

おおよそ知らない俳優さんばかりで、もし知っていても
いわゆるスターがいなかったので、ホントに普通の一般人が
軍隊に入れられたんだなあって感じがしました。

>まさに「戦場」に生きる兵士たちの映画~精神の均衡をギリギリ保っています。

いつもながらに、内容をおまとめになるのがお上手で☆
素晴らしい!

>印象に残ったのは、牧師さんが「この戦争は必要だったのか」と話し始めた途端にみんなの表情が引き締まるところ。そして「それぞれの神に祈りましょう」と戦闘機の音が響く中、祈りをささげるシーンでした。

良いシーンでしたね、以下、書かれた点も仰る通りでした。

私は結局入れ歯さんが助かったのが(良い意味で)気になったり、
補給の品物を落とすアメリカ軍(連合軍)の物資の凄さに
日本は負けて当たり前的な感じを受けました。
(若者に飛行機に乗って死ねと言う国だったからね)

最後に残った彼らが歌ってゆくところが、
やっぱりアメリカ人でアメリカ映画と思いました。
実際、多分、どこの戦場でも最後に残った人達はそうする・・・
それがアメリカ人と言うモノのように気がしました。

もしかしたら録画しながらスルーしたかもしれなかった作品だったけど
宵乃さんのおかげで見られて、感謝です。

今年の8月の戦争映画はこれ1本にします。
良い作品でした。
ありがとうございました。

2020/08/06 10:32



>miriさん

> 公開当時の意義はとても深く感じました。

ホントそうですよね。当時の空気みたいなものが伝わってくる作品でした。
すぐにこういう作品を作れるところがさすがです。

> いわゆるスターがいなかったので、ホントに普通の一般人が
 軍隊に入れられたんだなあって感じがしました。

スターがいると見分けやすくなる代わりに、やや現実味が薄れますもんね~。
私は相変わらずでしたが、数人はなんとなく見分けられたので
特徴ある俳優さんを選んだのかなと思いました。
きっと色々と考え抜いてキャスティングしたんでしょう。

> 私は結局入れ歯さんが助かったのが(良い意味で)気になったり、
> 補給の品物を落とすアメリカ軍(連合軍)の物資の凄さ

そうそう、そこら辺も結構印象に残りました。元気があれば単独記事にしていたかも。

> 実際、多分、どこの戦場でも最後に残った人達はそうする・・・
> それがアメリカ人と言うモノのように気がしました。

そうですね。アメリカで育てば戦場に限らず残された人々が歌で見送り、 
それをみんなで共有する姿を目にしそうですし、
アメリカでは開拓時代からずっとそうしてきたんだろうなぁと思えます。

> 宵乃さんのおかげで見られて、感謝です。
> 今年の8月の戦争映画はこれ1本にします。

これ一本でお腹いっぱいになりますよね。お役に立てたようで嬉しいです。

2020/08/07 08:21 宵乃〔編集〕

.



この映画の結末

霧が晴れて補給物資を受け取り、戦闘に次ぐ戦闘。
結局、勝てたという事で、次の部隊が来て、
彼らは歌を歌いながら(多分連合軍の基地へ)帰ってゆく。

以下私の妄想。
その先の故郷を想いながら、
死んだ仲間を想いながら。




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