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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-1762  十三人の刺客  (1963年版)

  1. 2019/09/09(月) 23:00:00_
  2. その他の日本人監督作品 か行
  3. _ comment:6
十三人の刺客  1963年・日本



映画は白黒です

十三人の刺客




 
.


2019年9月9日(月)  BS3

監督  工藤栄一
主演  片岡千恵蔵

感想
千恵蔵ってイイ男だよな~!
って、工藤栄一って工藤新一激似ネーム?
青山さんがファンなのか???

この映画は、最近三池監督がリメイクした作品のオリジナルのようです。
三池さんは残虐なので見ません(笑)。

えーっと、目に優しい白黒映画を最近あまり見ていなかったので
かなり新鮮で嬉しかった☆

丹波のご仁をはじめとして、懐かしい面々が
いつも通りに胸を刺したのと、
内容が陳腐すぎるとはいえ、いかにもな時代劇で
けっこうどきどきしながら見ました☆

最後の13人目が可愛いと思ったら、山城さんですか!
人間には「うぶな時代」もあるのだと、つくづく思いました(笑)。

解説ナレーションが入るので、わかりやすかったです。
今現在はGPSバッチリな時代なので、
何日間も行方知れずになるというのは、非常に文明を感じました。

53対13がすごくリアルな数字だし、戦闘シーンが秀逸だと思いました。
ネットで見てもそういう事が書いてあったから、ヤッタ!と思いました(笑)。

西村さんの最後ら辺のあの偉そうな態度と、この映画の差が、
時間というモノを考えさせてくれました。

見て良かったです。



追記:飛び道具(銃)で簡単にやるのと違って
日本人は、こうして剣でやって、平和な時代のサムライにできるかどうかの
最初の問いかけの重さ、簡単に銃で人を殺す洋画を見るにつけ、思い出します・・・。





この映画の結末

狙い目を殺し、その参謀にわざと殺された主人公。

明石藩に着いた後に病死したと届け出があったと
ナレーションが入った。




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comment

  1. 2019/10/13(日) 20:36:20 |
  2. URL |
  3. ポール・ブリッツ
  4. [ 編集 ]
わたしこの映画大好きで(^^)

何回見ても、見た後で棒切れを振り回したくなる(←ガキや(笑))

この映画で片岡千恵蔵という役者にしびれたであります。

工藤栄一監督と池上金男脚本のコンビは、「大殺陣」というこれまた秀逸な集団時代劇映画を撮ってますが、この「十三人の刺客」にくらべても、あまりにも話が陰惨で……。

よく「十一人の侍」という映画と合わせて「三部作」といわれていますが(話に関連性はない)、工藤監督作品であっても、脚本が変わった「十一人」のチャンバラは、あまりにも「アレ」なものなので、自分としてはおすすめはしません。メチャクチャだけどインパクトと迫力があればいい、というならばかまいませんが……。

>うぶな時代
山城さん(笑) 後年のあのキャラとはまるで別人ですよね(笑) 当時は「白馬童子」とかやってて、テレビの子供向け二枚目スターだったはずです。

>53対13
あれを35分間チャンバラするわけですから、撮影を行ったスタジオには、常に救急車が3台待機していてしかもフル稼働状態だったそうです(笑) そのうえ池上金男のリアリズム脚本で、監督は、演者に服の下に新聞紙と雑誌をパンパンに詰めさせ、竹光で殴り合わさせてリアルさを出そうとした。たしかに迫力は出たが、現場は死屍累々の惨状(笑)

>目に優しい白黒映画
この映画が撮られた1964年には、カラーが主流でしたが、なぜ白黒になったかというと、これがもう、「低予算映画」だったからです(笑)。 要するに、田舎の宿場町のセットを組んで東映が時代劇を2本撮ったのですが、「それではコストがペイしない」(^^;)ではどうするか「このセットでもう一本映画を撮ろう」(^^;)「カラーで撮ると金がかかるから白黒にしよう」(^^;) ムチャクチャな時代でしたな。どうせヒットするはずもないので、当時干されていた工藤栄一を起用することにし、池上金男にシナリオを描かせたら、原稿用紙1000枚になんなんとする大作を書いてきた(笑) それを削りに削ったのが現行のシナリオ。時代劇をやっていた大物俳優たちに下読みをさせたら、片岡千恵蔵が「おれにやらせろー!」と(笑) 撮影が始まってからしばらくして、チャンバラシーンの連続に、最後まで総大将として動かない、はずの千恵蔵がストレスがたまったのか「おれにもやらせろー!」(笑) シナリオを変更して片岡千恵蔵にもチャンバラシーンを作ったとか。出来上がったフィルムは、会社首脳部も他の監督連も批評家も息を飲むすさまじさで、東映は「大ヒット間違いなし!」と思ったらしいですが、当時の観客は映画そのものから離れかけていて、興行は大惨敗に終わり、時代劇は斜陽の時代に突っ込んでいったとか……。

このときの脚本家の池上金男が、のちのベストセラー時代小説作家「池宮彰一郎」先生です。

  1. 2019/10/13(日) 20:42:11 |
  2. URL |
  3. ポール・ブリッツ
  4. [ 編集 ]
あと、諸悪の根源であるバカ殿を演じた菅貫太郎さんは、この映画に出演後、

「テレビでも映画でもしばらくそういう役しか来なかった」

そうで、監督にさんざんぼやいていたとか(笑)

ポールさん、おはようございます☆

  1. 2019/10/14(月) 07:04:48 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

>わたしこの映画大好きで(^^)
>何回見ても、見た後で棒切れを振り回したくなる(←ガキや(笑))

何となく、この映画を見た後にそんな気がしていたんですよ、
棒切れまでは分からなかったけど(笑)。
男の子ですね(笑)。

>この映画で片岡千恵蔵という役者にしびれたであります。
>工藤栄一監督と池上金男脚本のコンビは、「大殺陣」というこれまた秀逸な集団時代劇映画を撮ってますが、この「十三人の刺客」にくらべても、あまりにも話が陰惨で……。

私はどれを見て千恵蔵さんにしびれたんだろう?
やっぱり「血槍富士」かなあ???
もっと前に何か見ている気もしますが・・・
らいさまファンなので・・・ごめんチャイ(笑)。

「大殺陣」は今回のオンエアもその前のオンエアも数回パスしています。
見ようと決めても、内容を読むとねえ・・・多分一生見ないでしょう(笑)。

>よく「十一人の侍」という映画と合わせて「三部作」といわれていますが(話に関連性はない)、工藤監督作品であっても、脚本が変わった「十一人」のチャンバラは、あまりにも「アレ」なものなので、自分としてはおすすめはしません。メチャクチャだけどインパクトと迫力があればいい、というならばかまいませんが……。

よく知らない映画ですが、アレなら・・・やめましょう(笑)。

>山城さん(笑) 後年のあのキャラとはまるで別人ですよね(笑) 当時は「白馬童子」とかやってて、テレビの子供向け二枚目スターだったはずです。

可愛かったですね~信じられなかったけど、
人間生まれてすぐからあんなんではないと、良い見本です(笑)。

>あれを35分間チャンバラするわけですから、撮影を行ったスタジオには、常に救急車が3台待機していてしかもフル稼働状態だったそうです(笑) そのうえ池上金男のリアリズム脚本で、監督は、演者に服の下に新聞紙と雑誌をパンパンに詰めさせ、竹光で殴り合わさせてリアルさを出そうとした。たしかに迫力は出たが、現場は死屍累々の惨状(笑)

いや~リアル感の正体が救急車待機とは!
恐れ入りました。

>この映画が撮られた1964年には、カラーが主流でしたが、なぜ白黒になったかというと、これがもう、「低予算映画」だったからです(笑)。 要するに、田舎の宿場町のセットを組んで東映が時代劇を2本撮ったのですが、「それではコストがペイしない」(^^;)ではどうするか「このセットでもう一本映画を撮ろう」(^^;)「カラーで撮ると金がかかるから白黒にしよう」(^^;) ムチャクチャな時代でしたな。どうせヒットするはずもないので、当時干されていた工藤栄一を起用することにし、池上金男にシナリオを描かせたら、原稿用紙1000枚になんなんとする大作を書いてきた(笑) それを削りに削ったのが現行のシナリオ。時代劇をやっていた大物俳優たちに下読みをさせたら、片岡千恵蔵が「おれにやらせろー!」と(笑) 撮影が始まってからしばらくして、チャンバラシーンの連続に、最後まで総大将として動かない、はずの千恵蔵がストレスがたまったのか「おれにもやらせろー!」(笑) シナリオを変更して片岡千恵蔵にもチャンバラシーンを作ったとか。出来上がったフィルムは、会社首脳部も他の監督連も批評家も息を飲むすさまじさで、東映は「大ヒット間違いなし!」と思ったらしいですが、当時の観客は映画そのものから離れかけていて、興行は大惨敗に終わり、時代劇は斜陽の時代に突っ込んでいったとか……。

そうでしたか、詳しくて勉強になりました。
でも今ごろに見るには良い作品ですよね?(好きな人しか見ないし)

>このときの脚本家の池上金男が、のちのベストセラー時代小説作家「池宮彰一郎」先生です。

ペンネームって「感じ」が変わりますね~!

>あと、諸悪の根源であるバカ殿を演じた菅貫太郎さんは、この映画に出演後、
>「テレビでも映画でもしばらくそういう役しか来なかった」
>そうで、監督にさんざんぼやいていたとか(笑)

ほほほ・・・
そういえば見たことあったかもしれません?
まあお仕事がつながって良かったかも?(笑)。


.

  1. 2019/10/31(木) 01:18:31 |
  2. URL |
  3. ポール・ブリッツ
  4. [ 編集 ]
>知恵蔵さんにしびれた映画

たぶん「大菩薩峠」じゃない?(^^;)

  1. 2019/10/31(木) 01:22:13 |
  2. URL |
  3. ポール・ブリッツ
  4. [ 編集 ]
「大菩薩峠」、いま記事読んでみたら、雷さまのほうだったのね(^^;A

千恵蔵にしびれていたのは宵乃さんのほうか(^^;A

わたしが見たのは千恵蔵バージョンのほうだったので勘違いしました。ごめんなさいm(__)m

ポールさん、おはようございます☆

  1. 2019/10/31(木) 09:31:08 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
ふたたびのお出ましを有難うございます☆

そうなんですよ、らい様の方なの(笑)。
自分なりに調べたら、鴛鴦歌合戦 → 七つの顔 → 血槍富士 → この映画
なので、しびれるというほどになったのは、やはり血槍富士だったようです。

前の2作品もすごく良かったけど、しびれるまではいかなかったようです。
 




> 「大菩薩峠」、いま記事読んでみたら、雷さまのほうだったのね(^^;A
>
> 千恵蔵にしびれていたのは宵乃さんのほうか(^^;A
>
> わたしが見たのは千恵蔵バージョンのほうだったので勘違いしました。ごめんなさいm(__)m
 
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2021年2月から新ブログ「スクリーンのこちら側から・・・」に記事をアップしています。 このブログは今後も月に一度のまとめ記事をアップし続けます。 

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古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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