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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-1716  パターソン 

  1. 2019/07/20(土) 23:00:00_
  2. ジム・ジャームッシュ
  3. _ comment:2
PATERSON  (パターソン)  2016年・アメリカ



パターソン





 
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2019年7月20日(土)  スターチャンネル

監督  ジム・ジャームッシュ
主演  アダム・ドライヴァー (この人、どこかで見たと思ったら、カイロ・レンだった!!)

感想
とても良かった。
途中でこの作風はきっとこの監督と思い、
どちらかというと嫌いな監督なので
自分なりにギョッとしました。


この映画はこの監督の今まで見た作品とは全然違いました、
私にとっては。

そして、起承転結の「転」は
普通に考えれば、ワンちゃんの行動なのでしょうけど

私的には、永瀬君の登場だと思いました・・・
それは、ひいきかもしれないけど、
非常に久しぶりに彼の俳優としての仕事を
素晴らしいなと再確認できたことに繋がっているけど

この監督が、その役柄を別の国ではなく
我が国の良い俳優にしたところが何とも憎いし、
「パターソン」という名の詩集・・・読んでみたくなりました。
レインコートを着てで良いから(笑)。

そして奥さんとの愛情は、
最初は疑っていたけど、真実なんだなあって思えるようになりました。

彼女が自分の好きなようにばっかりやっているように見えるけど
彼を愛しているからこそ、していること・しないでいること・・・
それらを見て、夫婦の愛情とはと思わせられました。

この監督・・・どうにもこうにも作風が嫌いなんだけど
この作品はそれが良い方向に出ているというか・・・

今まで見た作品とは決定的に違うのは
地に足のついた、バスの運転士という仕事をしながら
心自由に遊ばせている・・・


そんなどこにでもいる、普通に生きている市井の人々
多くのブロガーの生き方に通じて・・・



そして最後のあの邂逅・・・一生の宝ものにして
新しいノートが美しい言葉で・・・
彼らしい言葉を紡ぎ出せたら
どんなに素晴らしいだろう?と思いました。



※書き忘れましたが、脇の人々も非常に良かった、
 特にあのバーでの面々と、10歳くらいの少女、そして愚痴を言う同僚(笑)。
 監督を見直してしまいました(笑)。





この映画の結末

日本人との出会いの後、普通に月曜日が来て
出勤するのだ。
これからも妻を愛して、バスを運転して、詩を書くのだ。




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comment

作風で監督に気付くとは

  1. 2019/07/30(火) 15:57:23 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
さすがですね。私は全然でした。予約を入れた時にへぇと思ったはずなのに(笑)

>そして奥さんとの愛情は、最初は疑っていたけど、真実なんだなあって思えるようになりました。

私もここが「大丈夫かな?」と心配になって引っ張られた感じでした。それがすべてじゃないですけど、傍からぱっと見ただけではわからない伝わらないものの大切さを、(後から思い返せば)この監督らしい作風で描いてましたね。
毎日の小さな出来事も、掬い取ろうとしなければ消えてしまうような幸せも、実はそこら中に溢れているのかもしれないと思えました。

>永瀬君の登場

いい役でいいエピソードでしたよね。ワンちゃんのことってなんだっけ?と思ってしまったくらいなので、私もこちらが転として印象に残っていたのかも。

>新しいノートが美しい言葉で・・・彼らしい言葉を紡ぎ出せたらどんなに素晴らしいだろう?

きっと1年もしないうちに詩でいっぱいに埋め尽くされると思います!
いつか彼との出会いのエピソードをあとがきなんかに載せて、それを日本の彼が見つけて…という様子が目に浮かびました。

宵乃さん、こんにちは☆

  1. 2019/07/30(火) 17:18:57 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

Re: 作風で監督に気付くとは
> さすがですね。私は全然でした。予約を入れた時にへぇと思ったはずなのに(笑)

それが普通はタイトルバックをきちんと見て監督を知るのですが
時々ぼーっとしていることがあって、この作品はそれだったんです。

途中で「これはあいつに違いない」と思い、
良い作品と思い見ていた途中だったので
本当にびっくり仰天したし、やっぱりそうでした(笑)。

宵乃さんはあまり(特にお好きかお嫌いを除いて)
人名を気にされることはないように思うので
お互い、するっと見られて良かったと思います♪

> 私もここが「大丈夫かな?」と心配になって引っ張られた感じでした。それがすべてじゃないですけど、傍からぱっと見ただけではわからない伝わらないものの大切さを、(後から思い返せば)この監督らしい作風で描いてましたね。

そうなんですよ、夫婦の事は夫婦にしか分からないにしても
それでも酷いんじゃないの?なんて見ていた目は曇っていたわけではないけど
監督にしてやられた感が強い感じです(笑)。

> 毎日の小さな出来事も、掬い取ろうとしなければ消えてしまうような幸せも、実はそこら中に溢れているのかもしれないと思えました。

はい、そう思って生きているつもりだけど
この映画を見て、ますますそういう幸せを大切にしたいと思うようになりました。

その後自分なりに考えたことですが
この監督も年齢的にけっこう上がってきたので
実生活で色々あって、

作風は同じでも訴えたいものが変わってきたのではないかな?と
(あきらかに、初期のあの2作品とは違いますよね~?)
思うようになりました☆

> いい役でいいエピソードでしたよね。ワンちゃんのことってなんだっけ?と思ってしまったくらいなので、私もこちらが転として印象に残っていたのかも。

きっとそうだと思います!
あのワンちゃんの行動を「転」と思う人も多いかもしれないけど

実際最後まで見ると、あれはその入り口でしかなかったのだと
そう思えますものね?

> きっと1年もしないうちに詩でいっぱいに埋め尽くされると思います!
> いつか彼との出会いのエピソードをあとがきなんかに載せて、それを日本の彼が見つけて…という様子が目に浮かびました。

ああ、なんて素晴らしい!
宵乃さんらしい美しいお考えですね☆

私にとって今年3作目の「☆」の評価作品で、
宵乃さんと同じように思えて(特に妻や、周囲の人への感想)
本当に嬉しかったです、良い作品でしたね!

実は「パターソン」という長文の詩の一部分が入った
詩集を買ったのですが、
やはりレインコートを着てシャワーを浴びるようにしか読めないなあと
苦笑です(笑)。

それでも、枕元に置いて、
時々少しずつ、読んでいこうと思っています♪


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古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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