FC2ブログ

映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-1618  素晴らしき戦争  

  1. 2019/02/07(木) 23:00:00_
  2. リチャード・アッテンボロー
  3. _ comment:2
OH! WHAT A LOVELY WAR  (素晴らしき戦争)  1969年・イギリス



素晴らしき戦争




 
.


2019年2月7日(木)  ザシネマ

監督  リチャード・アッテンボロー
出演  ローレンス・オリヴィエ  ラルフ・リチャードソン  ジョン・ギールグッド  
     その他大勢

感想
くどい、見ていると気持ちがどんどん辛くなって
見たくない気持ちになった。

この映画が作られて50年、
この当時も約30年前のWWⅡではなく
ずっと前のWWⅠを描いたという事は
まだ生きている人のいろんなしがらみもあったんだろうけど
やっぱり人間は戦争の事を考えたくないからなんだろうなと思った。

とにかくそういうこと歌にして訴えて、
銃後の世界との乖離とか
上層部のアホ馬鹿の様子や
描き方が半端なく、演出も演技も良いので余計辛くなるんですよね。

せめてもうちょっと短くしてほしかった。

「戦場のアリア」の事実らしきささやかな描写と
最後のところのある映画を思い起こさせるところなど
この映画がもとになっているような気のする作品をいくつか思い浮かべました。

ミュージカルは、美しく楽しくあってほしい。

タイトルバックと小物や衣装や調度品などは良かったです。
戦場に咲くケシの花が悲しかった。





この映画の結末

最後はスミス家の女が全員で花を摘み、十字架の墓地にいる図を俯瞰した。
その前に、スミス家の男が皆、芝生でゆっくりとしていた、
きっとあれは天国という意味なんだろう。








<<5-1619  レマゲン鉄橋 | BLOG TOP | 5-1617  エクス・マキナ>>

comment

  1. 2019/03/06(水) 18:19:44 |
  2. URL |
  3. ポール・ブリッツ
  4. [ 編集 ]
>WW1を描いたということ

意外と、ヨーロッパ人にとっては、WW2よりもWW1のほうが精神的ダメージが大きい出来事だったりします。なんだかんだいって、一日に一万人規模で人が死ぬ大戦争を4年間もやったわけですから。それも、「理性」でもって「平和な世界」を築き上げたはずのヨーロッパ人がやらかしてしまったわけなので、そのショックは相当なものだったと思います。WW2はWW1で「ある程度の精神的な免疫」ができているところに、「悪役がはっきりしている」戦争なので、ショックはショックでもある程度「慣れた」ものなのかもしれません。(それでも「遠すぎた橋」なんて撮っているから、アッテンボロー監督、WW2にも相当物申すところがあったみたいですね。あの映画は、「マーケット・ガーデン作戦」についての知識といくらかの地理が飲み込めると、日本人にはもっとわかりやすくなるんですが……。そういや、あっちも「英雄」になりたがった英国将軍の立てた大作戦のおかげで、英軍部隊が全滅する話でしたな……)

>くどい

のも確かですが、第一次世界大戦を描こうとすると、どうしてもあれくらいの規模は必要でしょう。あれでも、「空中戦」の描写は削っているし、「戦車」の登場も削っているので、監督は監督で相当切り捨てたところがあってあの時間なんだと思います。見ているうちに辛くなるのも、辛くなるように計算して撮っている映画ですからねえ……。

わたしはこの映画はよくできているし、古今の反戦映画としてはベストに入れるべき傑作だという考えですが、それだけにmiriさんがこの映画に「あえてミュージカルとして作る、という監督の意図が成功したとしても、それでもミュージカルっていう楽しいはずのものをこう使うのはどうよ?」って気持ちを抱くのもよくわかります。うーん、やっぱり合う合わないはあるでしょうね。わたしもアニメっていう楽しいはずのもので、人間として生まれたことの罪悪感をぐりぐりえぐられるような作品に接すると「ちょっと待て、おれはそういうアニメは見たくない」って思いますもん……。

ポールさん、こんばんは☆

  1. 2019/03/06(水) 20:13:56 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
再びのお出ましを有難うございます☆

戦争の全てを描くなんてしないのが普通だと思います。
まあ、しないというより、できないはずですし。
映画なんですから・・・。

それもミュージカル!
やはりこの映画は残念ですが、私のこころには
響かなかったです。

出来は良いと思います。
ポールさんの受け止め方は、それはそれで
長年見たかった作品を見られて、本当に良かったですね!






> 意外と、ヨーロッパ人にとっては、WW2よりもWW1のほうが精神的ダメージが大きい出来事だったりします。なんだかんだいって、一日に一万人規模で人が死ぬ大戦争を4年間もやったわけですから。それも、「理性」でもって「平和な世界」を築き上げたはずのヨーロッパ人がやらかしてしまったわけなので、そのショックは相当なものだったと思います。WW2はWW1で「ある程度の精神的な免疫」ができているところに、「悪役がはっきりしている」戦争なので、ショックはショックでもある程度「慣れた」ものなのかもしれません。(それでも「遠すぎた橋」なんて撮っているから、アッテンボロー監督、WW2にも相当物申すところがあったみたいですね。あの映画は、「マーケット・ガーデン作戦」についての知識といくらかの地理が飲み込めると、日本人にはもっとわかりやすくなるんですが……。そういや、あっちも「英雄」になりたがった英国将軍の立てた大作戦のおかげで、英軍部隊が全滅する話でしたな……)

> のも確かですが、第一次世界大戦を描こうとすると、どうしてもあれくらいの規模は必要でしょう。あれでも、「空中戦」の描写は削っているし、「戦車」の登場も削っているので、監督は監督で相当切り捨てたところがあってあの時間なんだと思います。見ているうちに辛くなるのも、辛くなるように計算して撮っている映画ですからねえ……。
>
> わたしはこの映画はよくできているし、古今の反戦映画としてはベストに入れるべき傑作だという考えですが、それだけにmiriさんがこの映画に「あえてミュージカルとして作る、という監督の意図が成功したとしても、それでもミュージカルっていう楽しいはずのものをこう使うのはどうよ?」って気持ちを抱くのもよくわかります。うーん、やっぱり合う合わないはあるでしょうね。わたしもアニメっていう楽しいはずのもので、人間として生まれたことの罪悪感をぐりぐりえぐられるような作品に接すると「ちょっと待て、おれはそういうアニメは見たくない」って思いますもん……。
 
 管理者にだけ表示を許可する
 


このブログ内の検索フォームです

私のプロフィールです 

miri

Author:miri
古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

カテゴリです❀

1975年からの記録(記事追加中です)

ネタばれについての、お知らせです。

感想文の中で映画の内容について深く触れている場合は、必ず大きな色文字でお知らせしています。 また、感想文の途中の一部分のみのネタばれの場合は、白抜きの隠し文字(反転で読めます)にしてあります。 ただ、申し訳ありませんがその白隠し文字は携帯(スマホ)では見えてしまいます(ペコリ)。 最後に、2008年以前の文章については、配慮はしてありません(ペコリ)。

« 2019 08  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31