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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-1574  手塚治虫 短編集 

  1. 2018/12/03(月) 23:00:00_
  2. 手塚治虫 (関連作品含める)
  3. _ comment:2
JUMPING  1984年・日本

おんぼろフィルム  1985年・日本 

しずく   1965年・日本 

人魚   1964年・日本 



手塚治虫短編集




 
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2018年12月3日(月)  頂いたDVD

監督・演出・その他いろいろ  手塚治虫



全体の感想

この監督さんの描く女性の姿かたちの懐かしかったこと(笑)。
映画はあまりなじみないけど、多くのテレビ番組やもちろんマンガで
私も同世代の誰もと同じで、もう生まれた時からずっとそばにいてくれた方です。

その先生のこういったアニメは今まで見る機会が(多分)なかったので
これらの作品を見せて頂いて、感謝です☆



「JUMPING」の感想

最初はすっごく目を引いて、さすが天才と楽しんだのですが
何となくダルい感じになってきた頃に場面転換というか
だんだん大げさになってきて、仕方ないのかなあ?と思ったのですが

とうとう戦争が出てきたので「ああ、やっちまった」的な感想を持ちました。
世代が違うので、手塚先生としては「どうしても入れたかったんだろうな」とは思ったけど
見たくなかったかな?

でも、いつの間にか元の平穏な場所に戻り
この絵の感じや目線、進行全て、アイデアが光っていました!



「おんぼろフィルム」の感想

これは面白かった!
映画が好きなら、そう、古い映画が好きなら、きっと楽しめます☆

コマ割りをあんな風にしたり、雨を降らせたり、
わざとやっているのが、すっごく努力を感じました。

でも内容はけっこう陳腐でしたね(笑)。
ああいう女性像あんまり好きではないんです(笑)。



「しずく」の感想

絵の感じがいまひとつ・・・でも昔よく見た感じです。
最後のオチがとっても良かったですね。
難しい事を言いたかったわけではなかったかもしれないけど
足元を見ないとね(笑)。

あのしずくを、見ている人が欲するくらいになったら良かったんだけど
私はちょっとそこまで思えなかった・・・
やはりあの人間の描き方が好きな感じではなかったからかなあ???



「人魚」の感想

これは感性の瑞々しい若い頃に見たかったですね!
今の私から見ると、主人公の両親がお気の毒で
その事ばっかり考えてしまったから。。。

もしも若い時に見ていたら、
ラストシーンに納得したでしょうし、中盤の政府の体制に怒りを感じたかもしれない。
(幼い時なら、きっと憧れたでしょう)

あと好きな「牧神の午後への前奏曲」をあんなにしてしまって
ドビュッシーさんに謝ってほしい(笑)。
日本版の「ファンタジア」でしたね。





今年から、映画の結末を書きます。
白文字反転で読めます。
(携帯・スマホでは、白文字にならず読めますので、お気を付けください)

JUMPINGの結末
結末というか、元に戻って楽しくジャンピング!

おんぼろフィルムの結末
女性を助けるカッコイイガンマンは、常と同様、最後は去ってゆくのだった。

しずくの結末
もうダメとなって、向こうから来る船に水をくれと言い、
下を指さされ、海の水は飲めないと言い、笑われる。
よくよく見ると、そこはもう、淡水の川に上っていたのだった。
その海と川と船といかだを俯瞰して終わり。


人魚の結末
とうとうあの魚が魚にしか見えなくなり、海に返しに行った。
するとやはり人魚になっている、気付けば自分の体にも尾が生えている。
二人はラブラブで泳いでいった。
親はどうなるの???というラストシーン。





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comment

  1. 2018/12/10(月) 10:59:34 |
  2. URL |
  3. ポール・ブリッツ
  4. [ 編集 ]
「おんぼろフィルム」面白かったですか! あの作品好きとしては嬉しいです(^∇^) 「ジャンピング」とともに、手塚先生の実験精神というか、「人と同じものなんか作りたくない」というプライドが見られて好きです。あのヒロインの性格設定は、「意図的」なものじゃないかな。

「ジャンピング」はたしかに、最初の二分間はめちゃくちゃ面白いけど、中盤からだれてきますね。80年代半ばの作品なので、たぶんソ連のアフガン侵攻かイランイラク戦争に対して敏感だったんでしょうね。

「しずく」と「人魚」は、どちらも60年代の作品ですから、どうやってカラーアニメで採算をとりつつ芸術的な表現ができるかの実験の意味もあったんじゃないかな、と思います。手塚先生の実験アニメの長編に「ある街角の物語」という、そのころの日本アニメ界の最良の技術者が総力で作った作品がありますが、予算がものすごいことになったそうですから。

書いていると見たくなってきたので、帰ったらもう一度見よう(笑)

ポールさん、こんにちは☆

  1. 2018/12/11(火) 10:08:40 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> 「おんぼろフィルム」面白かったですか! あの作品好きとしては嬉しいです(^∇^) 「ジャンピング」とともに、手塚先生の実験精神というか、「人と同じものなんか作りたくない」というプライドが見られて好きです。あのヒロインの性格設定は、「意図的」なものじゃないかな。

そうですね、きっと古い映画をお好きな方なら
この作品の良さを分かって頂けると思います☆

> 「ジャンピング」はたしかに、最初の二分間はめちゃくちゃ面白いけど、中盤からだれてきますね。80年代半ばの作品なので、たぶんソ連のアフガン侵攻かイランイラク戦争に対して敏感だったんでしょうね。

やはり先生の世代ですと、戦争にはかなり敏感でいらしたと思います。
でもこの作品の中ではあまり見たくない描写でした。。。

> 「しずく」と「人魚」は、どちらも60年代の作品ですから、どうやってカラーアニメで採算をとりつつ芸術的な表現ができるかの実験の意味もあったんじゃないかな、と思います。手塚先生の実験アニメの長編に「ある街角の物語」という、そのころの日本アニメ界の最良の技術者が総力で作った作品がありますが、予算がものすごいことになったそうですから。

はい、お金の事を実験的に考える意味もありそうな作品群ですね(笑)。
内容が響く人に見て頂ければ、もっと良かったと思います。

> 書いていると見たくなってきたので、帰ったらもう一度見よう(笑)

貴重な作品を見せて頂き、本当に有難うございました☆


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古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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