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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-1516  リリーのすべて 

  1. 2018/08/20(月) 23:00:00_
  2. トム・フーパー
  3. _ comment:2
THE DANISH GIRL  (リリーのすべて)  2015年・イギリス/ドイツ/アメリカ



リリーのすべて




 
.


2018年8月20日(月)  ザ・シネマ

監督  トム・フーパー
主演  エディ・レッドメイン  アリシア・ヴィカンダー

感想
良かったです。
私が思うのはこの映画は、たしかに世間的にはリリーの映画だと思うけど


そうではない、
この映画は「男前な女の映画」だということです。


もちろん、その女は、アリシアさんが演じた人です。
(きれいな女優さんで、どこかで見たような気もします・・・誰かに似ている?)

多分、私なら、途中でほおりだすとおもうし、
好きだったら余計「気持ち悪いわ」と思うような気がするのです。

事実の人たちがどうだったかは
もう90年も前の話だし、あとで出版された本でも
真実は分からないと思うから、この映画の中だけの感想だけど

本当に「自分を生きたい、わがまま勝手」な人間を上手に描いて、
演出も手堅いし、何と言ってもマリウスの博士の変幻自在には驚かされ
後半はもう女性にしか見えなかったけど
それらがもとになって良い作品に仕上がっています。

ハンスさんの存在がいまいちアレだったけど
「幼馴染」ってそういう温かいモノなんだろうな~って納得できました。

ハンスさんにとっては、もうすっかり忘れている過去のちょっとした
楽しかった思い出なんだけど
それにすがって生きてきた主人公が
その再会時に吹っ切れていたのが良かったです。
イジイジしていた頃なら、どうやっても会いにくかっただろうから。

しかし、この映画、最初から最後まで
男前の女性が上記のわがまま勝手人間を
包み込み、いやもちろん最初は拒否というか驚いたし
彼に戻ってきてほしかったけど
最終的には、男女の愛がいつの間にか人間愛に昇華してしまって
・・・
辛かっただろうし、でもすごい人だなあって思います。


最終シークエンスの美しい事、
飛んで行ったあのスカーフ、
そして私はもう一度、タイトルバックを見直したのです。


するとリリーのこころが少しわかったような
透けて見えたような気がして・・・監督の思うつぼですね?(笑)





今年から、映画の結末を書きます。
白文字反転で読めます。
(携帯・スマホでは、白文字にならず読めますので、お気を付けください)

「リリーのすべて」の結末

膣形成手術後の容体が思わしくなく、
リリーはハンスが居て、ゲルダの胸の中で息を引き取る。

後日、あの絵の場所に行く二人。
飛んで行くスカーフ。
それはリリーがこの世界を見ているかのようで、
ゲルダは泣き笑いをするのであった。

エンドロールへ。








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comment

管理人のみ閲覧できます

  1. 2018/09/02(日) 14:32:36 |
  2. |
  3. [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます

9月2日に非公開コメントをくださった方へ☆

  1. 2018/09/02(日) 19:15:18 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
再びのお出ましを有難うございます☆

・・・すみません、イラストは描けないのです。
私のブログにあるイラストはすべて、
リンク先のブログ様から許可を得てお借りしているものです。

おたくさまのブログ、読ませていただきました。
またお邪魔させていただきますね☆

どうぞ、こちらにもまたお立ち寄りくださいませ~。


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一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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