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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-1513  ヒッチコック  /  トリュフォー 

  1. 2018/08/16(木) 23:30:00_
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HITCHCOCK  / TRUFFAUT  (ヒッチコック / トリュフォー)
2015年・アメリカ/フランス



ヒッチコック トリュフォー




 
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2018年8月16日(木) ザ・シネマ

監督  ケント・ジョーンズ
出演  マーティン・スコセッシ  デヴィッド・フィンチャー  アルノー・デプレシャン
     黒沢清  ウェス・アンダーソン  ジェームズ・グレイ  オリヴィエ・アサイヤス
     リチャード・リンクレイター  ピーター・ボグダノヴィッチ  ポール・シュレイダー
     アルフレッド・ヒッチコック  (アーカイヴ映像)
     フランソワ・トリュフォー  (アーカイヴ映像)

感想
対談の行われたのが1962年、私が1歳の時!ですよね~
ヒッチさんは年齢的にアレだし、
トリュフォーさんはそんなはずではなかったけど早世なさって、
要するに、ずっと昔の話を、今の監督さんたちが、
もちろん素晴らしい作品群なのですが
それらとともに、今の映画について考えるような作品です。

それで、私はずっと前から
長い映画の歴史で、たった1つの事だけが、大きな変革だったと思っていました。
そのことが、この作品を見て、よりハッキリとしました。

サイレントがトーキーに変わったり
白黒がカラーに変わったり
映画がテレビで放映されるようになったり、
劇場の画面がワイドスコープになったりしたことではないのです。


それは、一部の業界人だけではなく、広く一般の家庭で
テレビで放送される映画も含めてすべての番組を
録画して、巻き戻したり、早送りしたりしながら
好きなように何回も見られるようになった事です。


そのことで
「一般人が、映画を一回でその場で見る以外の鑑賞方法」を
とれるようになったからです。


(偶然というかシンクロというか
 私が初めて録画して見た作品は、「ダイヤルMを廻せ」でした(笑)。)

分からないところを巻き戻したり、好きなところを何回も見直したり
おかしなところを重箱の隅をつつくようにチェックしたり
そう、そのやり方で見るヒッチ映画は、良くないところがあまりに多くて残念ですよね~。

今・現在もそれを出来ない国もあるかもしれませんが、
多くの先進国では1980年代にゆっくりと時間をかけてほぼすべての
家庭に広がっていったと思います、もちろん我が国でも。

映画は、昔は、映画館(等)でその場で一回でしか見られませんでした。
ヒッチさんは、その時代の映画しか作ったことがないのです。

本編内で言っていたように
「2000人くらいの観客に見てもらうことを念頭に置いていた」んです。

トリュフォーさんも普通に生きれば少し前まで映画を作っていたかもしれません。
その場合は「一般人が何度も巻き戻し再生をしても耐えられる作品」を作ったと思います。
でも、ヒッチさんとほぼ同時期に亡くなったのでね・・・。

そういうふたりのお話だし、10人くらいのご立派な監督さんたちが
(わが国では黒沢清監督さん)
ほめちぎって仰ることも分からないではないけど

きっとヒッチさんは今・現在に生きていたら、
2000人ではなく、個々人がPCやスマホで見る事を念頭に置いて
映画を作っていたと思います。

そんなわけで、見たかったこの作品は、勉強にはなったけど


あ、そうそう「めまい」が「性的変態男の話」だって、
作った監督ご本人のお口から聞いてスッとしました。


私が若い時に見ていればともかく、(意味が分からないまま見るという意味)
もうおばさんなので性的変態男の話は見たくないんですよ、
あの作品を嫌った意味はよくわかりました。

「サイコ」のことは、あちこちで聞いた通りでした。

今も昔も誰もかれも、本当に映画を作りたいと
心を込めて作る作家の気持ちや
原作や俳優(そうそう「俳優は家畜」ってすごいよね(笑)今なら大問題、me tooとか?)
そういうことも調べるのが今のやり方です。

だからもちろんヒッチさんとトリュフォーさんも良いけど
これからの人も応援し続けたいと思います。


不誠実な人を除いて
むかしの人もいまの人も
映画監督さんや映画製作に携わる方々の事は
ずっと応援したいです、

だって私は作家ではなく、いち鑑賞者だから。
それがこの映画を見た私の感想です。





ドキュメンタリー映画なので、結末は書きません。




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