FC2ブログ

映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


文庫本の金田一耕助(一部は由利麟太郎(と三津木俊助))シリーズを(表紙以外)捨てる事にしました。 

  1. 2018/08/17(金) 04:55:00_
  2. 読書関係
  3. _ comment:4
※この記事は今年の春ごろから少しずつ書き足していった記事です



もう40年も前になるんですが
私が高校生の頃に、社会現象のようになった、金田一耕助シリーズ!

映画はなかなかすぐには全部を見に行く事は出来なかったけど、
文庫本は私のおこずかいでも買えたので、1冊ずつ買って読んで
読み返して読み返して、次のを買って、また読み返して・・・
そんな時期を過ごしました。

(並行してテレビ放映もあって、それらは見ながら読んでいた感じです
 本か映画かテレビか、どれを先に?という事は
 映画を見た日付け以外はハッキリとは分かりません)

長い間とっておいたけど、断捨離?のひとつとして
もう読み返せないこれらの本を
でも古くても素敵だと思う表紙だけはとっておいて、
捨てる事にしました。



以下、画像などあります。




 
.


もう読み返せないというのは、目の件もありますが、
本の中の紙がとっても汚くなってて、「八つ墓村」なんか真っ赤に焼けちゃってて、
文字を追う事も無理っぽい(笑)からです。

それでも、ずっと長い間捨てようかどうしようかと思いつつ、
ここにある11冊はずっと持って歩いていました。
引っ越しが多かったのでね・・・ホントはもっと買ってたんですが、
少しずつ捨てて、どうしても捨てられない11冊だけを残していたようです。

捨てたと思われるタイトルは「真珠郎」「不死蝶」「仮面劇場」「迷路荘の惨劇」
「スペードの女王」「悪魔の降誕祭」「迷路の花嫁」・・・くらいかな?
もうあんまり覚えていないけど、とにかく沢山読みました。

11冊の内訳と少しだけその作品への想いを書かせていただきます。(50音順)


悪魔が来たりて笛を吹く
これは原作がすごく好きで、何回読んだか分かりません。
美禰子と伯母と従兄弟の新しい出発を感じるラストが一番好きです。

テレビは当時・映画は後日に見ましたが
まあ別物というか、謎解きの大きな所を変えてあったので残念でした。
でも原作のままは作れないですよね・・・
テレビ版の沖雅也さんが、懐かしく・哀しいです。



悪魔の手毬唄
これはどれかと問われれば、やっぱり原作が一番好きですが
(やはり歌名雄が千恵子たちと出発するラストが好きです)

テレビ版の夏目雅子がすっごく良かったですね!
私の中で大空ゆかりは、夏目雅子です。
他のキャストは、映画もテレビも悪くもないけど良くもないです。
なお、この本と「犬神家の一族」だけは弟が買ったものだと思います。
(「犬神家の一族」は好きではなくて、一回読んだだけです)



鬼火  
「鬼火」  「孔雀屏風」  「蔵の中」 の3編

3編とも全然覚えてなくてお恥ずかしい。
機会があれば、キレイな本で読み返したいです。
由利麟太郎の「真珠郎」とごっちゃになっているような気が・・・。
テレビ版があったとしても、見ていません、映画はないと思います。



仮面舞踏会
これは当時”村地弘美”という可愛い女優さんが好きだったので
テレビ版は食いついて見ました。
数年前にDVDをわざわざ買って再見したけど、いまいちでした・・・。

この長い長い、多分、一番長い、ある場所に行けないお話が
割と好きでいらいらしながら何回か読んで
悲惨な内容もあり得ると思ったのに、テレビ版の草笛光子さんは合わないなあ
(乙羽信子さんはうまいなあ)と思いました。



獄門島
これね、原作の評判がいいヤツですよね・・・
まあ俳句の見立てって斬新だと思いますが
一番は書き割りの鐘ですよね~?

映画もテレビ版も何となくイメージが違って
あまり好きではないです。
映画は試写会でそれも2回も見ました!
でもまあ、原作は何回も読みました。



女王蜂

♪唇は女神~♪って出てくるのが悲しい(化粧品のコマーシャル)(笑)。
原作は好きです。
島と東京の行ったり来たりも良かったし、
昔の事件も今の事件もそれらの謎解きはすごく良かったし、
バックに居た人の、昔の故人への思いが胸にきますよね。

テレビ版を近年見てびっくり仰天、島から一歩も出ない!
映画版も再見したばかりですが、どちらにしても
私の中の”金田一ヒロイン第3位の智子”は、具現化できませんね、誰も合わないです。



蝶々殺人事件
これは由利麟太郎と三津木俊助シリーズですが、すごく好きな作品です。
音符の暗号、しびれました!
そして犯人の底意地の悪さにシンパシーも感じました(笑)。

ずっと前に石坂浩二でテレビでやっていたけど
まあまあでしたね?
表紙のコントラバスの絵は、とにかく、怖かったです。



本陣殺人事件
「本陣殺人事件」  「車井戸はなぜ軋る」  「黒猫亭事件」 の3編

横溝正史さんのミステリーで私が一番好きなのはこの中に入っている
「車井戸はなぜ軋る」です。
多分、一番たくさん読みました。
賢明で病弱なヒロインが好きです。
そして映像化されていないことに、本当にホッとします。
※今回調べて、2002年に別タイトルでテレビドラマがあったと知りました、
  しかも鶴代が坂口良子だと??? 絶対に見ません、ぷんぷん!

「本陣殺人事件」は読みごたえも、見ごたえもありましたね、特にテレビ版の佐藤慶さん!
あの理由で殺されるなら、今はほぼ全員じゃないかっていう感じ?(笑)
時代的に、でも、こっちのほうが正しいような気もしたりします・・・。

もう一編の「黒猫亭事件」は、テレビ版の太地喜和子さんがピッタリで
すごく良かったですね!
原作は「ねとーっとした嫌らしい感じ」が好きではないです(笑)。



三つ首塔
八つ墓村
どちらも私の“金田一ヒロイン 同率第一位”の
彼女たち~音禰と典子~が大好きな作品です。

映像化作品は、どちらもまずい感じもありますが
何と言っても原作の「そうであるべき道のり」に至るすべてが
美しく感じるんですよね・・・。
それは、「女王蜂」の智子とは全く違う印象を持つものです。
(智子はマジに美しいので、中井貴恵や片平なぎさではダメなんです)

「八つ墓村」は、買った日に深夜まで読んで、読んで、とうとう最後近くまで行ったけど
徹夜のできないたちで、翌日に持ち越しました。
高校時代の夏休みだからできたことでした。

「三つ首塔」は、幼い頃の約束のシーンが素敵だと思います。
それを忘れたともなく覚えているともなく
とてもドキドキして読みました。



夜歩く
私はこういう書き方をする作品はこの小説が初めてだったので
クリスティとかより、すぐにこの作品を思い出します。

内容は多くの中編作品同様、暗くじめじめして
また、人間の悪意を感じるものなので今ひとつアレですが
それでも、いつまでも忘れられない「こういう書き方の作品」です。





携帯画像ですが、見にくくなく撮れた2冊をアップします。




文庫本 女王蜂



文庫本 本陣殺人事件




<<5-1514 この国の空 | BLOG TOP | 5-1513  ヒッチコック  /  トリュフォー >>

comment

  1. 2018/08/18(土) 19:02:36 |
  2. URL |
  3. ポール・ブリッツ
  4. [ 編集 ]
わたしが小学生のころ、父の押し入れから引っ張り出して読んだ「本陣殺人事件」は、こういうカバーの春陽文庫版でした。

https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC%E9%99%A3%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6-1951%E5%B9%B4-%E6%98%A5%E9%99%BD%E6%96%87%E5%BA%AB%E3%80%88%E7%AC%AC1053%E3%80%89-%E6%A8%AA%E6%BA%9D-%E6%AD%A3%E5%8F%B2/dp/B000JBDU52

後に角川版を見て「うーむ……」と思ったであります。角川表紙だったらビビってしまって小学生の私は読まなかったに違いない、と(笑)

また、現在流通している角川ホラー文庫版の愛想も何もない表紙はちょっと趣味に合わないですね。

あと、マニアックな話になりますが、探偵小僧と三津木俊助が銭形警部的役回りで大活躍する「怪盗X・Y・Z」という少年物が角川文庫から前に出ていて、それが面白いんですよ。怪盗X・Y・Zが実に義賊兼名探偵していて、誰が描いたかは忘れましたが表紙からは想像もつかんようなかわいい本文イラストとともあいまって、読んでいて実にスカッとします。角川文庫版には3篇しか収録されていません。のちに別の出版社から出たマニア向けの本で、最終回となる第4篇を読んだのですが、「うん、これなら3篇だけで終わりにしたほうがマシだ」と思えるようなできだったのがいい思い出(笑)

https://www.amazon.co.jp/dp/B009TPQTQ6/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

今は電子書籍になっていたのか。それじゃあ紙での復刊はまずないな……(ーー )

ポールさん、おはようございます☆

  1. 2018/08/19(日) 07:09:22 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
いろいろと情報を頂き、有難うございます☆

私の世代は、ほぼ全員が、この記事のカバーで知っていると思います。

> わたしが小学生のころ、父の押し入れから引っ張り出して読んだ「本陣殺人事件」は、こういうカバーの春陽文庫版でした。

何というか・・・こっちのほうが怖いような(笑)。

> 後に角川版を見て「うーむ……」と思ったであります。角川表紙だったらビビってしまって小学生の私は読まなかったに違いない、と(笑)

世代が違うのでね~(笑)。
高校生には魅力的な表紙でしたよ☆

> また、現在流通している角川ホラー文庫版の愛想も何もない表紙はちょっと趣味に合わないですね。

おっしゃる通りです。

> あと、マニアックな話になりますが、探偵小僧と三津木俊助が銭形警部的役回りで大活躍する「怪盗X・Y・Z」という少年物が角川文庫から前に出ていて、それが面白いんですよ。怪盗X・Y・Zが実に義賊兼名探偵していて、誰が描いたかは忘れましたが表紙からは想像もつかんようなかわいい本文イラストとともあいまって、読んでいて実にスカッとします。角川文庫版には3篇しか収録されていません。のちに別の出版社から出たマニア向けの本で、最終回となる第4篇を読んだのですが、「うん、これなら3篇だけで終わりにしたほうがマシだ」と思えるようなできだったのがいい思い出(笑)
>
> https://www.amazon.co.jp/dp/B009TPQTQ6/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
>
> 今は電子書籍になっていたのか。それじゃあ紙での復刊はまずないな……(ーー )

ホントにマニアックで(笑)。
電子書籍にはなさらないのですか?
息子は昨年からそれにしたようです。
私はもうなかなか読書は難しいので・・・(笑)。

ポールさんがゆっくりとお休みになれる日が、
一日も早く来ますように・・・。


.

  1. 2018/08/24(金) 12:56:58 |
  2. URL |
  3. ポール・ブリッツ
  4. [ 編集 ]
こんにちは。

いま「各種専門チャンネル」のリンクを見て思ったのですが、

「AXNミステリー」が入るのなら、10月7日からの「フロスト警部」は、ごらんになったほうがいいですよ。

テレビドラマですが、脚本が毎回重厚で、へたな日本の劇場版映画よりも見ごたえあって面白いです。

ただシリアスなだけじゃなくて、ワーカホリックで書類仕事が大嫌いなフロスト警部や、その周囲を囲む同僚たちとのコミカルなやりとりがあったりして、笑えるところではしっかり笑えます。

社会派刑事ドラマに食指が動くなら、毎週テレビの前に釘付けになるんじゃないかな。

オススメです。

ポールさん、こんばんは☆

  1. 2018/08/24(金) 19:13:03 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
再びのお出ましを有難うございます☆
情報を有難うございます。

・・・せっかく言って下さったけど
多分、私はそういう作品は見ないと思います。。。

ポワロさんとかERとか日本の連ドラとか、最近見る映画以外の番組は
昔見た思い出のある作品だけなんです・・・。
その中での新作なら見られない事もないけど
全然知らない作品は、見ようと思わず映画に気持ちが行ってしまいます。

本当に申し訳ございません。
これに懲りず、またよろしくお願いいたします。




> こんにちは。
>
> いま「各種専門チャンネル」のリンクを見て思ったのですが、
>
> 「AXNミステリー」が入るのなら、10月7日からの「フロスト警部」は、ごらんになったほうがいいですよ。
>
> テレビドラマですが、脚本が毎回重厚で、へたな日本の劇場版映画よりも見ごたえあって面白いです。
>
> ただシリアスなだけじゃなくて、ワーカホリックで書類仕事が大嫌いなフロスト警部や、その周囲を囲む同僚たちとのコミカルなやりとりがあったりして、笑えるところではしっかり笑えます。
>
> 社会派刑事ドラマに食指が動くなら、毎週テレビの前に釘付けになるんじゃないかな。
>
> オススメです。
 
 管理者にだけ表示を許可する
 


このブログ内の検索フォームです

私のプロフィールです 

miri

Author:miri
古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

カテゴリです❀

1975年からの記録(記事追加中です)

ネタばれについての、お知らせです。

感想文の中で映画の内容について深く触れている場合は、必ず大きな色文字でお知らせしています。 また、感想文の途中の一部分のみのネタばれの場合は、白抜きの隠し文字(反転で読めます)にしてあります。 ただ、申し訳ありませんがその白隠し文字は携帯(スマホ)では見えてしまいます(ペコリ)。 最後に、2008年以前の文章については、配慮はしてありません(ペコリ)。

« 2019 08  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31