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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-1434  ルーム

  1. 2018/04/09(月) 23:00:00_
  2. その他の外国人監督作品
  3. _ comment:2
ROOM  (ルーム)  2015年・アイルランド/カナダ



ルーム




 
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2018年4月9日(月)

監督  レニー・アブラハムソン
主演  ブリー・ラーソン

感想
良い作品でした。
チクチク言おうと思えばあれこれ文句も出そうですが
それよりも、この強い訴えの前には、かすむんですよね~!

そう、それは「母親としての在り方」
お前はどうだったんだ?と、胸をえぐられました。



以下、内容に触れていますので、お気を付けください。



あの犬を連れた人が良い人で良かった。
あの婦人警察官が良い人で良かった。
レオさんがおおらかな人で本当に良かった。

ばあばが大好きと言えるジャックの成長が良かった。
縮んだの?と聞く、あの場所への決別・・・
彼を5歳にしたのは、正解だったように思います☆
友達もできて・・・。
大きくなってからいろいろと複雑に思うだろうけど
きっと自分を大切にすることを知り、
そうやって育てられてゆくと思うから、大丈夫だと信じます。

両親の離婚はジョイの不在が理由だと思うし、
娘がそういうことをされて産んだ子供など見られないあの父親の気持ちは
男ではないけど、なんとなく分かります。
母親と、おおらかな他人だから良いんだよね!

ジョイが17歳からの止ってしまった若い子どもである時代を、
なくしたままではいけないんだと、よく分かります。

前半が怖くて怖くて、息もできないような気持ちで見たのですが
それだけの作品ではなくて、素晴らしかったです。

今もわが国でも時々ありますよね、監禁・・・。
この作品のもと?のヨーロッパの話は酷すぎて、
ウイッキ読んでも途中からわけ分からなくなりました。

で、この作品のキモである、母親としての在り方、
でも結論としては、
その時、その場所で、その子供と、自分で、
それ以外に何が出来たんだろう?ってこと。。。
自分にもそう思わなくてはと思いました。

しかし、この女優さん滅茶苦茶うまいですね!
オスカーとったのは当たり前的です。
子役さんもうまかったです、イケメン!

映画の構成として、後半に犯人をほぼ出さなかった事は良かった。
後半の話の流れは全部納得出来ました。
誰もが傷を負っているから、でも、きっと今後の方が長いと思いたい。

ジョイには難しい人生が待っていると思うけど
ジャックはいずれ離れてゆくのだから・・・。

一部気になったのは、ジャックのモノローグが説明みたいで
観客の方向いているのが気持ち良くなかった事くらいです。





今年から、映画の結末を書きます。
白文字反転で読めます。
(携帯・スマホでは、白文字にならず読めますので、お気を付けください)

「ルーム」の結末

監禁の影響か?
ジョイは精神面に病的なものをかかえる。
ジャックは順調に成長している。
部屋を見たいというので二人で行くが、バイバイを言えるジャックと
小さくつぶやくジョイ。
二人手をつないで帰る。
あの家の敷地内その後ろ姿でエンドロールへ。









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comment

コメントありがとうございました

  1. 2019/06/09(日) 10:38:15 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
私が言いたかったこと、ほとんどmiriさんの感想に書かれてるじゃないですか~。映画を見た人が読んで「うんうん、そうだよね」と共感できる良い記事だと思います!

>大きくなってからいろいろと複雑に思うだろうけど
>きっと自分を大切にすることを知り、そうやって育てられてゆくと思うから、大丈夫だと信じます。

どんな過去があっても、あの愛溢れる家庭で育てばきっと乗り越えられますよね。ジョイも、新しい家族も、みんなできる限りのことをして幸せをつかみ取っていくんだろうなぁと思えました。

>娘がそういうことをされて産んだ子供など見られないあの父親の気持ちは男ではないけど、なんとなく分かります。
>母親と、おおらかな他人だから良いんだよね!

実際のあの事件だとまたここがこんがらがってくるので、犯人を赤の他人にしたのはいい判断でしたよね。
以前見た、誘拐・薬漬けにされて、娼婦として働かされていた女性たちの救出を描いたドラマでは、女性捜査官が「夫には、犯人に殴られたけど暴れて拒否したと言いなさい」と助言してました。頭では理解できても感情が許容できないことがあるのが人間なんだろうなぁ…。

>その時、その場所で、その子供と、自分で、それ以外に何が出来たんだろう?ってこと。。。

これに尽きると思います。部外者がどうこう言っても、結局は言うだけなら誰でもできるということですよね。

>一部気になったのは、ジャックのモノローグが説明みたいで観客の方向いているのが気持ち良くなかった事くらいです。

とくには気にしてませんでしたが、見終わって心のケアの一環として部屋でのことを思い出させ、日記のようなものを書いたのかなぁと脳内補完してました。

宵乃さん、こんばんは☆

  1. 2019/06/09(日) 20:14:45 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> 私が言いたかったこと、ほとんどmiriさんの感想に書かれてるじゃないですか~。映画を見た人が読んで「うんうん、そうだよね」と共感できる良い記事だと思います!

いや~お優しい言葉で・・・!
私はただ感想を書くだけなので、宵乃さんが書いてくれたように
同じ思いを持つ人には良いかもしれませんが、

もしそうではない人(この映画の場合は考えにくいですが、一般的な映画の場合)
からみると、物語の筋を書きつつ、自分の感想や
調べたことや、あと広げて「もしも・・・」ということ
そして極め付きの!その記事にふさわしい☆イラスト☆

それらを網羅して、難産で大変だったと思いますが
冷静な目と、熱い想いを、両方書かれた宵乃さんの記事は、
やっぱ凄いと思います♪

今回、本当に身に染みて分かったんです・・・
宵乃さんの記事はみんなの為、私の記事は自分の為(笑)。

でも、それしか出来ないので
それならそれで、自分なりに精進してゆこうと、改めて思いました!
宵乃さんも、どんどん精進なさってくださいませ~!

> どんな過去があっても、あの愛溢れる家庭で育てばきっと乗り越えられますよね。ジョイも、新しい家族も、みんなできる限りのことをして幸せをつかみ取っていくんだろうなぁと思えました。

はい、ジャックは心配ないと思います。
一時期少し自分の存在そのものをイヤに思うかもしれないけど
必ず乗り越えてゆける・・・そう信じます。

ジョイには難しい人生が続くと思いますが
彼女の癒されるべき17歳からの若い子供時代を
何らかの方法で取り戻せれば大丈夫だし、
時間がかかっても、実母他の応援もあるし、乗り越えられると思います☆

> 実際のあの事件だとまたここがこんがらがってくるので、犯人を赤の他人にしたのはいい判断でしたよね。

あの事件のネットの情報は、読んでいて訳が分からなくなりましたが
事実は小説より奇なりというのは、本当にあるんだなあと思いました。
世界中で1件だったと思いたいけど・・・でも・・・
そうではないんでしょうね・・・辛いです・・・

私の父親は全く良い親ではなかったけど
私と弟を「我が子」としてあの人間なりに大切にしてくれました。
全く、私はそういう事がわからず、普通のことなのかもしれないけど
幸せだったのだと思います☆

> 以前見た、誘拐・薬漬けにされて、娼婦として働かされていた女性たちの救出を描いたドラマでは、女性捜査官が「夫には、犯人に殴られたけど暴れて拒否したと言いなさい」と助言してました。頭では理解できても感情が許容できないことがあるのが人間なんだろうなぁ…。

うわあああ・・・何ですか、そのドラマは!!!

そうですね、自分の妻や娘に非がないと頭では分かっても、
夫や父親は感情は無理なところがあるんでしょうね・・・

男女反対はあまりないですし、母親は息子にそんなことがあったら
相手をあやめる事でしょう。

> これに尽きると思います。部外者がどうこう言っても、結局は言うだけなら誰でもできるということですよね。

有難うございます、この記事で一番言いたかったことです。
共感して頂いて、こころから嬉しいです!

> とくには気にしてませんでしたが、見終わって心のケアの一環として部屋でのことを思い出させ、日記のようなものを書いたのかなぁと脳内補完してました。

最初にちょっと気になって、終わった後で「うーん?」となってしまいました。

でも、時間が経った今では、あれ以外に方法はなかったように思います。
思えるようになったのも、宵乃さんの記事のお陰です!

これからも、映画のお話、よろしくお願いいたします。
こちらこそ長い記事を呼んで下さり、有難うございました☆


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Author:miri
古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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