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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-1416  偉大なるマルグリット

  1. 2018/03/16(金) 23:00:00_
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MARGUERITE (偉大なるマルグリット)  2015年・フランス



偉大なるマルグリット




 
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2018年3月16日(金)  シネフィルWOWOW

監督  グザヴィエ・ジャノリ
主演  カトリーヌ・フロ

感想
実話に構想を得た作品とのことでしたが、ほぼフィクションです。
フランス映画らしい作りと終わり方でした。

何となく笑えるような面白い作品を期待していたんですけど、
これは本当に怖いような悲しいような作品でした。

監督さんは「情痴 アヴァンチュール」というのしか見ていないけど
それは嫌いな作品でした。
見終わって調べるまで知らなくて良かった(笑)。

主演の女優さんはもうおなじみですね。
「地上5センチの恋心」とか「大統領の料理人」とかの主演の方で
お上手ですし、一つずつ全然違う役柄を、全部モノにしていらっしゃいました。

さて、この作品、隅から隅までフランス映画で
皮肉と言うか・・・
何といっても信じ切っていた自分が愚かだったんですが
あの執事さんの本当の姿に、もう言葉もありませんね。

お金があって善良な彼女を
周りの全員、愛してはいなかったんだなあと思うと
スーッと冷たいものが背中を走ります。

それでも、積極的に利用してやろうとか、
騙してやろうとかではなく、
「そうする方が良い」からそうしていたんだと、今でも思えます。

オペラ仕立てで、最終章の悲しさというか・・・悲哀?
ラストシーンはそこしかないという着地点でした。
何となく、成瀬巳喜男を見ているような感じもありますよね。。。
そう思うと主演女優さんがデコちゃんに見えてきたりして(笑)。

愛はお金では買えない、
夫さんは言わなくてはならなかったんだ、
そしてこの後もずっと演奏旅行は続くのでしょうか・・・。

思い返すごとに、辛い気持ちも湧きあがるけれども、
100年くらい前を舞台にしていて良かったと思います。
だって、蓄音機程度だったからね。

そして最後に思うのは、幸せは人それぞれ。
他の誰もが、夫も、私たち鑑賞者も、皆、
マルグリット・彼女の幸せを決める事は出来ないという事でした。
そう思うとホッとして、筆をおく事が出来ます。

邦題の「偉大なる」はちょっとね?




今年から、映画の結末を書きます。
白文字反転で読めます。
(携帯・スマホでは、白文字にならず読めますので、お気を付けください)

「偉大なるマルグリット」の結末

マルグリットは自分の歌声を吹き込んだ蓄音機を聴く。
食堂にいるのは、医者の他に、あの若者たちと音楽教師たち、執事。

夫は車の故障で遅れたが、何とか走って間に合った、
その時、彼女は倒れた。

夫が抱き寄せる。
その二人を写真におさめる執事の目のアップで終わり。

エンドロールは、その写真から始まって、今まで撮った各種の写真も
映しながら。。。




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