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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-1406  奇跡のひと マリーとマルグリット

  1. 2018/02/25(日) 23:00:00_
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MARIE HEUMARIERTIN (奇跡のひと マリーとマルグリット) 2014年・フランス



奇跡のひと マリーとマルグリット




 
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2018年2月25日(日)  ムービープラス

監督  ジャン=ピエール・アメリス
主演  イザベル・カレ / アリアナ・リヴォワール

感想
「はじめに 言葉ありき」 それは真実なんだなあ・・・


涙を乾かすエンドロールの中に、小鳥のささやきを聞いて
こころの底から思った事です。



以下、内容に触れていますので、お気を付けください。



ヘレン・ケラーは素晴らしい人で、サリバン先生はミラクルワーカーそのものでしたね、
でもこの映画は原題と邦題を変えてあって、
お金持ちで長生き出来たヘレンとは違うけれども、
マルグリット先生は本当に素晴らしかったけれども、
この映画は、マリーの人生を描いている作品です、なので邦題は良くありません。

お父さんが、どれほど娘を想い、
お母さんが、どれほど娘を愛しているのか、
よく分かって、胸を打ちますよね・・・
ヘレンの実家とは全然違う、貧しい、極貧のような暮らし・・・

せめて目が見えていれば・・・手元に置けたのかもしれない・・・
再会の時の、喜びと、後悔と、すべてが入り混じった、両親の短いけれども
その演技はたいへんに良かったと思います。

マルグリット先生は、サリバン先生とは違い、気の遠くなるような時間がかかって
本当に命をかけて、人を遺したのですよね・・・
人は死んでも生きるとは、このことで、
マリーの後半生が、字幕で語られたものが事実なら、
陳腐な言い方しかできないけど、凄いことだと思います。

それにしても、昔から先天性の障害は多かったんですね、
どこの国にもいたのでしょう。
フランスはカトリックだから、ああいうかたちになるんだよね・・・
障害児ではないけど、昨年見たカナダの音楽の学校と通じるところがありましたね。


でもこの映画では、院長先生の、
最後の最後に良い出番があって、
本当に皆が神の名の下に集まっているんだなあと
分かって良かったです。



きっと毎日、花束や何やら持って、通うのでしょう。
一日あなたを思います、
朝起きてあなたを思います、
夜寝る時にあなたを思います、と。
そこが号泣ポイントでした。


大人たちよりも、マリーの覚悟の出来方は、
人間とは成長するものだと教えられますね。。。

ヘレンの物語に、「ウオー(ター)」の後の長い人生の映画がないのは、
あの映画がサリバン先生の奇跡だったから。

この映画は、同時期の、違う国の、貧しい両親と娘、
身体が弱く、いつ死んでもおかしくないからこそ、
マリー(を導くこと)を生きがいに出来たマルグリット先生の、
そしてそのこころざしを受け継いでゆくマリーとその後の娘たちの
きっと今もフランスでつながっている、そんなお話でした。

とても良い映画でした。
農家の荷車はちゃんと返しましたか?(笑)
医者の先生が正直で好感でした。
美しい自然のフランスの田舎、空も大地も、長く守られてほしかったと
願っています(1921年以降の事が分からないのでWWⅡで不安・・・)。





今年から、ロッカリアさんのお知恵を拝借して、映画の結末を書きます。
白文字反転で読めます。
(携帯・スマホでは、白文字にならず読めますので、お気を付けください)

「奇跡のひと マリーとマルグリット」の結末

最終シークエンスは、自分で作った花束をもって先生のお墓に参るマリーの姿。

そこで彼女の心の声が聞こえる。
先生への想いを語り、
新しく自分と同じように目も見えない子が入ってきたから友達になりたいという。
その子が求めているものは「言葉」だと。
空から私を見て誇りに思ってと。 そしてエンドロールへ。





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一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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