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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


(2-357)  落下の王国   (殿堂入り)

  1. 2018/01/26(金) 23:00:00_
  2. タ―セム・シン
  3. _ comment:0
真冬のファンタジー企画:最終作


殿堂入り  The Fall  (落下の王国)  2006年・印/英/米

2021年以降の感想はカテゴリーからお願いします。



落下の王国






 
.


2018年1月26日(金)  セルDVD

監督  ターセム☆
主演  リー・ペイス  (ロイ役)
     カティンカ・アンタルー  (アレクサンドラ役)



感想の前に

毎年1回は見る好きな作品ですが、
昨年は見ずに、この企画のためにとっておきました(笑)。

私はどうも(普通一般に言われる)ファンタジーものは難しくて・・・
この映画はリアルの中に一部だけファンタジーのある映画ですが
大好きな作品なので是非この企画で見ようと思ったのです☆



感想

いつも通りに、世界のあちこちの美しさにため息ついたり、
映画の原理を見たり、落下の数を数えたり、
100年以上前の病院をじっと見たり、
アレクサンドラの素直な可愛さと、ロイのひねくれた感情の
どちらもに見入りました。



以下、内容に触れていますので、お気を付けください。



今回一番思ったのは、
ロイが生きると決めた理由、が、悲惨な話をし続けていた時に
アレクサンドラが「生きて」と言い続けたからだと分かり、じーんときました。

まだ、その時になってもロイは決められなかったんですよね、自分の始末を。
それを変えさせたのは、アレクサンドラの力だけではなく
彼自身の語る愛と復讐の叙情詩そのものに力があって、
瞼の裏に映る世界の美しい場所もそうですし・・・
「生かされる」とはそういうことだと、押しつけがましくなく、
ハッキリと分かったんです☆


誰もが一人で生きるのではなく、
そうして生かされるのだということが
私の胸を打ちました。


この作品のように普通の話の中にファンタジーを織り込むのが好きで
今回出会えた「ブンミおじさんの森」は、同じ系統だと思いました。
良い企画に参加させていただき、有難うございました☆




初見時等の感想はこちら

落下の王国(06・印/英/米) ・・・ 2-357   
落下の王国(06・印/英/米) ・・・ 2-357
落下の王国(06・印/英/米)(2回目) ・・・ 2-357 
落下の王国(06・印/英/米)(2回目・別感想文) ・・・ 2-357
落下の王国(06・印/英/米)(2回目・別感想文) ・・・ 2-357
落下の王国(06・印/英/米)(殿堂入り) ・・・ 2-357
落下の王国(06・印/英/米)(殿堂入り) ・・・ 2-357
落下の王国(06・印/英/米)(殿堂入り) ・・・ 2-357
落下の王国(06・印/英/米)(殿堂入り) ・・・ 2-357




今年から、映画の結末を書きます。
白文字反転で読めます。
(携帯・スマホでは、白文字にならず読めますので、お気を付けください)

「落下の王国」の結末

アレクサンドラはロイのために高い所から落ちる。
ロイは皆に責められ、最後に話す物語の結末は悲惨・・・
だが、最後に生きると決める時が来た。

ラスト前のシークエンスで、病院内で映画が上映されるが
その映画は、スタントマンが主役?
あの物語に出ていた人が、あちこちに。

そして果樹園へ、入れ歯を埋めて走り回るアレクサンドラ、
あの蝶が!

ラストシーンは、彼女が見たというロイの出た映画のシーン
いくつもいくつも・・・。





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2021年2月から新ブログ「スクリーンのこちら側から・・・」に記事をアップしています。 このブログは今後も月に一度のまとめ記事をアップし続けます。 

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Author:miri
古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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感想文の中で映画の内容について深く触れている場合は、必ず大きな色文字でお知らせしています。 また、感想文の途中の一部分のみのネタばれの場合は、白抜きの隠し文字(反転で読めます)にしてあります。 ただ、申し訳ありませんがその白隠し文字は携帯(スマホ)では見えてしまいます(ペコリ)。 最後に、2008年以前の文章については、配慮はしてありません(ペコリ)。

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