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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


2-645  マンデラの名もなき看守

  1. 2010/06/08(火) 23:00:00_
  2. ピレ・アウグスト
  3. _ comment:0
GOODーBYE  BAFANA  (マンデラの名もなき看守)  (バファナとは、少年の事)
2007年・フランス/ドイツ/ベルギー/南アフリカ



マンデラの名もなき看守




 
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2010年6月8日(火)  ムービープラス

監督   ビレ・アウグスト
主演  ジョセフ・ファインズ  (白人看守・グレゴリー役)
     デニス・ヘイスバート  (黒人・ネルソン・マンデラ役)

感想抜粋
私はマンデラという人を、あの釈放される映像を、見ていたはずなのに、
ベルリンの壁のようなインパクトがなく、忘れていました。
ワールド・カップがなかったら、わざわざこういう暗そうな映画は、見なかったような気がするけど・・・。

’63年に投獄と言うことで、私が2歳の時からずっと刑務所で、看守が来たのが’68年、
一度離れて、二度目に同じ刑務所に来たのが、たしか70年代か80年くらい?’82年かな?
そして最後の刑務所は、刑務所とも思えない豪華な家で、看守はお手伝いさんになっていた!!!

看守の息子が死ぬのは、何となく分かった・・・辛い予感。でも当然気が狂わん母親よりも、
父親の方が痛手を受けて(今までの密告で何人も殺されていたかもしれないから、その罰だと・・・)

そのあたりの演出がすごかった。 そしてその事を、マンデラに言った時に、マンデラが
「もう公安はとっくに知っていたし、人にはそれぞれの仕事がある」という言葉をくれたの、
その時、あぁそうなんだと思って、本当にすごい人だと思う。

日本はほぼ単一に近い民族で、それでも、関東風のやり方とか関西風とかあって、争うのに、
同じ国に、アパルトヘイトが終わっても、白人と黒人と、やっぱり難しいんだろうなって思うし、

もしかして今回のサッカー・ワールドカップで、何かがあったら、この国は、
この映画の、まだまだ途中なのかもしれない、と悲しい。
’90年釈放、’94年大統領に。その後の事は興味もなくあまり知らない自分が恥ずかしい。

(マンデラ氏は存命中でこの映画を作ることを許可したそうです)




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