映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


(2-1360)  海の牙  (2回目)

  1. 2017/09/11(月) 23:00:00_
  2. ルネ・クレマン
  3. _ comment:4
再見  LES MAUDITS  (海の牙)  1946年・フランス



海の牙




 
.


2017年9月中旬  セルDVD

監督 ルネ・クレマン
主演 アンリ・ヴィダル (フランス人医師役)



感想の前に

この映画は6年前にBS3のオンエアで見て、嫌いな作品で
2度と見るつもりはなかったのですが
2年くらい前に買ったフランス映画の激安10枚組に入っていて、捨てるのもアレだし、
どうしようかな?と、それ以降持っていたDVDの中の1枚でした。

今回再見したのは、何となく見るものがないというか
初見は計画的にしか見られないので、再見で何かないかな?と探したらあったので
そういえば、監督さんへの気持ちが初見時と今とではガラッと変わったので
軽い気持ちで・・・手に取りました。





感想

我ながら現金だとは思いますが(笑)。
イイ映画ではありませんか~!!!
びっくり!


監督は、「ヨーロッパ特急」という映画でコロッと好きになってしまったんですが(笑)
この作品も「嫌いな奴が作った」と思い込んで見た時とは違い、冷静に見られたと思います☆

また、以前のオンエアの画質はいまいちだったと記憶していますが
このDVDは、とってもスッキリとした良い画質でした。(リマスター版ではありません)

イイ映画だと思った理由はいくつかあって
1:1946年製作で、連合国側にもっと有利に描けたのにけっこうシビアというか目線が公平だったこと
2:フランス映画なのにけっこうな終わり方だったこと
3:よく見たら、ミシェル・オークレールが出ていたではありませんか!
4:人間の心を持ったドイツ人がいたこと
5:お話の段階が上手に踏まれていて、一人ずつのゆくえに納得感あったこと
6:やはりナチス親衛隊はああいう風だということ
7:普通のフランスの庶民もちょっと描かれていたこと
8:最近よく見るバカ女がいたこと
・・・
ナレーションがフランス人医師なので、繋がりにくい点もあったけど
この映画の場合は仕方なかったように思いました。


まぁあんまり詳しくはありませんが、
潜水艦の映画の中でもピカイチではないでしょうか?
製昨年度を考えると、すごいと思います☆


初見時の息苦しさは、今回はそんなに感じず・・・
お話の進み方が面白かったからだと思いました☆

戦争最終末期というか終わった後ですけど?
自国人も殺す」というのが、やっぱりそういうのいたんだろうなって
冷徹な目線のしっかりとした素晴らしい作品でした!





初見時感想はこちら  →  海の牙(46・仏) ・・・ 2-1360  

関連記事  →  ヨーロッパ特急(84・日) ・・・ 5-61




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comment

良い再見になってよかったですね

  1. 2017/09/15(金) 08:50:07 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
この作品は初見時で人間関係をうまく把握できなかったので、狭い密室での緊張感だけが印象に残っています。
公平な目で描かれた作品で、ドイツ人も一般の人とナチス親衛隊でしっかり描かれていたんですね。見分けがつけば、そこらへんも理解できたかも(汗)
海のシーンも美しかったですよね。

Re: 良い再見になってよかったですね

  1. 2017/09/15(金) 10:55:25 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
宵乃さん、こんにちは☆
いつもコメントを有難うございます☆

> この作品は初見時で人間関係をうまく把握できなかったので、狭い密室での緊張感だけが印象に残っています。

いえいえ、宵乃さんの記事を再び読ませて頂いたのですが、
実にキチンと鑑賞していらして、
私など今回やっと追いついたかも?という程度で本当にお恥ずかしい(笑)。

もちろんもう6年も経ったので今はあまり覚えていらっしゃらないと思いますが
きっと再見時にはスラスラと出てくるのではないでしょうか?

> 公平な目で描かれた作品で、ドイツ人も一般の人とナチス親衛隊でしっかり描かれていたんですね。見分けがつけば、そこらへんも理解できたかも(汗)

顔の見分けは付きにくいかもしれませんが、
きっと内容は分かりやすいのではないでしょうか???
BS3で再オンエアあると良いですね♪

宵乃さんの記事にあった娘を捨てて逃げた父親は
結局自分の事だけが大事な、今現在でも時々見かける
バカな人間なんだと思いました(笑)。

> 海のシーンも美しかったですよね。

ハイ、白黒ですが海は美しく、潜水艦の中を思うと・・・
何回見せてもらっても、宵乃さんの記事のイラストは素晴らしいです!!!

あ、追伸です。
先日、記事のアップ日には全然気づかなかったのですが
「理想の彼氏」という映画を5年前に見ていたようです。
数日後に気付きました。
しかし、ほぼ全く覚えていなくて・・・コメントは書かせてもらわなかったです、ハイ☆


.

  1. 2017/09/16(土) 17:51:52 |
  2. URL |
  3. ポール・ブリッツ
  4. [ 編集 ]
あ、これ、わたしも初見ではなんだかんだ言ってましたが、けっこう好きです(^^)

密室劇で進むのがいいですよね~。息詰まるような悪夢。

でもちょっといわせてもらえば、タイトルは原題のまま「呪われたる人々」でよかったんじゃないかと思いますです。

ラストで手記を書くといっていた医師に、連合軍兵士が、

「それで、なんというタイトルなんです?」

「呪われたる人々」

でびしっと決まるところを、「海の牙」なんていっちゃったから、結末が腰砕けに……(^^;) クレマン監督、日本語字幕を見たら怒るぞ(^^;)

こんばんは☆

  1. 2017/09/16(土) 19:53:16 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
ポールさん、コメントを有難うございます☆

> あ、これ、わたしも初見ではなんだかんだ言ってましたが、けっこう好きです(^^)

宵乃さんの記事へのコメントを読ませていただきましたよ~!

> 密室劇で進むのがいいですよね~。息詰まるような悪夢。

ハイ、私は初見時には本当に息が詰まったような感覚を覚えて
苦しかったんですが(笑)今回は大丈夫でした☆

> でもちょっといわせてもらえば、タイトルは原題のまま「呪われたる人々」でよかったんじゃないかと思いますです。
> ラストで手記を書くといっていた医師に、連合軍兵士が、
> 「それで、なんというタイトルなんです?」
> 「呪われたる人々」
> でびしっと決まるところを、「海の牙」なんていっちゃったから、結末が腰砕けに……(^^;) クレマン監督、日本語字幕を見たら怒るぞ(^^;)

他の方もそういうことを仰っていますが、
私は「海の牙」っていうタイトル好きですよ、良いと思います☆

終戦後3年でこの映画が日本に来た時に、潜水艦映画で「呪われたる人々」では
あまり人も入らなかったのではないでしょうか?

負けているんですから、日本は・・・なのでそういう言葉よりも
ちょっと「どういう意味?」とか思わせる「海の牙」ってイイと思います☆

今目線ではアレですけど、やっぱり封切り公開時の事情が一番で
監督も納得されたと思います☆


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一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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