映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


罪と罰  (2007年・ロシア版)

  1. 2014/02/08(土) 23:30:00_
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ПРЕСТУПЛЕНИЕ И НАКАЗАНИЕ  (罪と罰)  2007年・ロシア



罪と罰




 
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2014年2月1~8日(土~土)  セルDVD

監督 ディミトリー・スヴェトザロフ
主演 ウラジーミル・コシェヴォイ  (ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフ 役)



感想の前に

このDVDたちは、ロシアのテレビ番組ですが、
(4枚ひと組・1枚につき50分番組2本収録・全8話)

日本で言うところの「大河ドラマ」のようで、「カラマーゾフの兄弟」「悪霊」なども
作られているそうです。(「悪霊」は、いずれ、読みます・・・亀山先生だから(笑))

12月にEテレで見たテレビ講座で、このドラマの映像が使われていたので
気になっていたのですが、どうしても欲しくなって、買いました(笑)。
届いてから、1日1話以内で、ゆっくりと鑑賞しました☆



感想

第1話
テレビ講座で見た人ばかりで懐かしい♪
そこで見なかったマルメラードフ、カーチャ、大家、は、見た人も含めてだけど
私のイメージとはあんまり合わない人も多いけど、まぁこの作品なりに良い俳優と思えます。
あと、風俗・建物・街の感じ・人の感じ等が、こうして目で見ると、おおと納得しやすい。
当時のその場所を、きっと考証されているんだろうしね。
斧をかける工夫が、想像通りでスッとした。
酒場とか、カーチャの隣部屋の、ああいう男たちってキモいわ!
でもきっとそれほどに人心の乱れていた事でせう。
カーチャの子供たち、可愛かった☆
婆さんの部屋をノックするところで終わり、う~ん、ニクイ演出☆
ロージャの心情や、母と妹の心情はすっごく分かりやすかった。
特に母の手紙(私もこの手紙以降、喰いついた感あり)に載せて、
ロージャの街の散歩?ふらふら歩きと、母子の寝る前の感じが、良い対比だった。



第2話
テレビ講座で出て来た場面がすごく多かったので、見やすかった。
ラズは良い子だね~(笑)。
ナスターシャ、警察の面々、ロージャの大家さん、それぞれ納得☆
しかし一番は、テレビ講座では直接写していなかった殺人場面を、
それもリザヴェーダのもありありと見せられ、むごたらしく、
自分がやられたように痛く感じたこと・・・が怖かったです。
血の海、崩れ落ちる・・・
その後の来訪者とのドアごしのせめぎ合い以降の場面は、読んだ時もドキドキしずめだったけど、
こうして見やすく分かりやすい映像だと、マジ、怖いね~おっさん逃げて大正解!



第3話
ソーニャの登場場面は、どぎつくて、あっと思いました。あの商売はやっぱり・・・と。
でもカーチャさんちのあれこれは、本で読むよりずっと緩やかに描かれていて、
まぁ見やすいとは思うけど、せっかく必死で読んだのにって思わないでもないけど、
読まない人向けなので仕方ないか~と思いました。
ソーニャの胸で息絶えさせて欲しかったし、ポーリャとのシーンを
もう少し長くしみじみとさせて欲しかった。
ルージンって私の想像よりは良い男で、ビックリもっと太らせてほしかった(笑)
でも、あのお洒落のし方とか、喋り方とか、カーチャさんちに居たこととか、かなり良かった。
ラズは好感バッチリ☆
ロージャのこころの動き、本ほどではないけど、具現化していて見やすかったし、この俳優でおk。



第4話
ますますドラマが深みを増し、絶好調!
スヴィドリガイロフさん、ご登場~!! 
ルージンの嫌な奴加減が、もう凄い!
ソーニャの普通の恰好が本当に質素で、書いてある通りの感じの女性。
ラズとドウーニャは、何となくイイ感じ~♪が傍目からも分かる。
傍目と言えば、殺人事件とロージャ、丸見え、でも、質入れ人と知り、それで話もうまく行った。
ポリフィーリーさん、イイひとだね~感じ出ているし、
もう最初っからロージャだって見抜いているわ、そこがラズと違うとこ。
全体的に、本でくどくど書いている事をさっと演じているのは仕方ないけど、
ドラマだから仕方ないし、分かりやすいわ。



第5話
今回の話は、全体的に本に書いたったとおりっぽく、よく分かった。
ルージンのお洒落というか、アホというか、あの感じが凄く出ていて、
俳優さんがご立派、同居人の男性の色々は特に読んだよりも分かりやすかった。
ソーニャとの「ラザロの復活」の件は、あんな感じだったのかな~? 怖かったわ。
結構ロージャは最初から見下しているというか、信頼よりも突き抜けていたな~って思いました。
ラズはイイ男で、ドウーニャもどう見ても信頼していて、お互い好き同志とわかっちゃううよね。
お母さんも頑張っていて、若い3人の事はともかく、ルージンのことは頑張ったよね!
ラズに二人の事を頼むシーンは、本で見た通りで、胸を打ちました。
全体的に、キチガイ度の少ない回でした。



第6話
ポルさんとの対決は、本で読んだよりも分かりやすく、
やっぱいい奴じゃんって感じが凄くします。
ミコライが来るのは、小説的に、ものすごくグー☆
カーチャ宅の追善供養の場でのあれこれ、本でくどくど書いた事を、
目で見て分かりやすく、本を読んでいない人にもスーッと分かる、そういうドラマを作って大正解!
ルージンめ、ざまあみろ!と本と同じ感想、あの俳優さん、すっごく上手、
衣装や仕草がもうキモ!(二つの意味)
さてソフィアさん、どうする?と心でつぶやいて消えるラストはメッチャ良い。
ソーニャの感じがホント良いね~特に美人でもなく、十字を切って、自分が積み深いと言い、
でもロージャは責めるけど、それしかなかったんだもんね・・・
カーチャさんは本より具現化した時の方がらしくて良いわ。
あの大家さんも、きっとああいう風だったんだと思います。
さて、クライマックスへ。



第7話
第8話
両方の感想です。
ポルフィーリーの自分は終わった人間と言いながら
ロージャにあれだけの事を指摘し、最後には自殺前の心得まで伝えて・・・
やっぱ優しい人だけどそれだけではなく、過去に色々と考えさせられる・・・そんな人でした。

カーチャさんと子供たちの大道芸~死までは、まぁまぁ具現化としては上手だったように思います。
あの化粧が忘れられんし、小さい子二人が逃げたところも上手に表現していたし、
ソーニャ宅での死や、その後のスヴィドリガイロフさんのあぁいうところも良かったです。

ロージャがお母さんに別れを告げるところも良かったです。
ドゥーニャとの対決は、テレビ講座と同じだからすごく見やすかった。

スヴィの色々全部良かったです。あそこまで丁寧にやるとはね、ビックリ。
でもその部分をもうちょっと短くして欲しかったな~

本当の最後の部分がね・・・今一つで、
あれでは、原作が言いたい「やっと罪に向き合う事が出来たロージャ」の手前で終わっているしね・・・
ソーニャも同伴者イメージは良いけど、もう少しシベリアの描写を多く深くして欲しかった。

せっかく、最後前まで良かったのに、シベリア編(ラズのその後とか)をもうちょっとね~残念でした。




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