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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-1265  山の音

  1. 2017/04/18(火) 23:00:00_
  2. 成瀬巳喜男
  3. _ comment:1
山の音  1954年・日本



山の音




 
.


2017年4月18日(火)  BS3

監督 成瀬巳喜男
主演 原節子か?

感想
私も常々、目や鼻を取り出してキレイに洗いたいと思っているので
最初の部分は面白かったです☆

山村さんと長岡さんでは年齢が釣り合わない?と思ったら、釣り合っていてビックリ仰天!
やはり女性は老けて見られやすいのね・・・しみじみ残念・・・
その上にイビキの演技はあんまりのような気が・・・。

上原さんと原さんも変な感じ・・・と思ったら、4人の中で上原氏が一番年上だった!
いったいぜんたい、どういう配役???
流石加山父、見た目が良いからかなあ???

・・・で、最後まで見て思うのは、
この「菊子」なる女性の事が私にはよくわからなかったし、
それ以上に舅の気持ちは全く理解できず、
まあそういう人々がこの時代にいてもおかしくはないなあとは思ったけど
どう受け止めれば良いのか全く分からないって感じです。

菊子には立派な実家がある様子なので、離婚してもかまわないでしょう。
このご時勢、男性が少ないから再婚はせずに自立して生きられるかもしれないですよね・・・。

杉葉子さんという女優さん知らなかったのですが、すごく良かった。
彼女ならそうなるだろうと。
なかなか原節子に対決できる人物はいないしね(笑)。


それにしてものんびりとした会社だこと・・・
まずは仕事、だと思うんだけど・・・。


あと姑のあのにぶちんは一体全体何?
いくらなんでもわかるでしょう?
自分の夫に何の興味もないのか???


私は舅にあんなふうに頼ったことはないけど、
訪問者退治で感謝したことはあります。
また、私の夫がもし、息子の嫁とあんな目配せしていたら、
その場でハッキリと二人をとっちめますよ(笑)。

あと、出戻り?にならないと思うけど
勝手な娘の事も、あれこれ思いましたが、
まあ必要なエピソードであったとは思います。

つまりは現代では考えられない物語って感じかな?
悪くはなかったけど、二人に何の後ろ暗い事がないという事そのものが
この映画を・そしてそういう人間関係を・薄っぺらくしているような気がします。

でもそれは今現在のご時世に生きる私だからかもしれませんね?
この時代ならもう少しは???

まあ、この監督の未見作品は
今後も見てゆきたいと思います☆




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  1. 2017/05/06(土) 14:56:04 |
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