映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-1261  赤ひげ

  1. 2017/04/09(日) 23:00:00_
  2. 黒澤明
  3. _ comment:6
【 ブログ DE ロードショー 】 第2回 春の感涙祭 第3作品です~♪



赤ひげ  1965年・日本



赤ひげ




 
.


2017年4月9日(日)  今回のBS3のオンエアを見ました。
初見作品を探していたら、この作品があの投票フォームに
燦然と輝いて上の方に載っていてビックリ仰天!

ホントは もう少し後で見ようと思っていたのですが、良い機会なので見ました☆
まぁ医者の話で人は死ぬだろうけど初見ですしね、割り切りました(笑)。


原作 山本周五郎
監督 黒澤明
主演 三船敏郎

感想
「隠し砦の三悪人」同様、美しい映像で、スッキリと見やすかったです。
いかにも「名作でございますよ」って顔をした作品でした(笑)。


泣けたまではいかないけど、おとよが初めて大泣きした時につられ、
やっぱり泣けるってことは幸せなんだな、と再確認しました。


この映画は大人編と子供編に分けてあって、
縦糸にやすもとというか、加山の成長物語があって、
私が一番おかしかったのが、加山の顔で、下手というか、あれで良いのだから
狙いなのかもしれないけど、赤ひげの一挙手一投足に目を丸くしたり
口をあんぐりしたり、斜め後ろからのあのお顔、ホントに楽しませていただきました☆

で、大人編に、私がこの世で一番忌み嫌う人種
「幼い我が子 (しかも今回は乳飲み児) が いるのに自殺するバカ女」がいたので
その部分が非常に嫌でしたが、他はまあ普通以上の水準だったと思います。

ただまあ、最終盤にあの子供を生かしたのは、やっぱ気に入らない。
お兄ちゃん二人板に乗せたのに、キレイにまとめたかったんでしょう。


そう、全体にキレイすぎますね・・・
何もかも赤ひげの思い通りになるし、
そう「ちぐささん」のこともね、バカらしくなってしまいました(笑)。


それでも希望が見えるようなラストは嫌いではありません。
お好きな方が多い作品だとも思います。
私は見られて良かった、という感じです☆

あと、香川京子がぬ~っと入ってくる直前から
赤ひげが戸を開けて部屋に入ってくるまでの全てのシーンが既視感ありありで
こうなるこうなると口に出して自分に説明した通りになりました(笑)。
ちょっとダメじゃん? 脚本。
香川さんのあのお顔の変化凄かったですね!

そう、目が、すごいですね。
序盤の赤ひげの目も、後編のおとよの目も、あのスポットライトの当て方は
凄い技術なんでしょうね~!

山本周五郎さんの作品は、他にもいくつか見ているけど
やっぱり「キレイすぎるわ」とか感想に書いてあるのが多いから
仕方ないのかも?です。



これで今回の企画「感涙祭」の参加作品はすべてアップしました。
楽しい企画に参加させていただき、本当に有難うございました☆




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comment

黒澤理想主義の到達点ではあります

  1. 2017/04/18(火) 10:13:14 |
  2. URL |
  3. 鉦鼓亭
  4. [ 編集 ]
 miriさん、おはようございます

口に出して自分で説明
〉僕は最初のエピソード、おくに(根岸明美)の方が苦手です。
上手いと思うけど演技が濃すぎるというか・・・。(笑)
香川さんのシーンは好きです。(汗)
あのシーン、カメラとライトのセッティングが大変で(複数カメラの長回しで照明もそれに合わせて動く訳で)、位置決めの長いリハは役者じゃなく助監督(サードとフォースだったか、勿論、男同士)、ブチュとキスシーンがあるから「餃子禁止」の申し合わせをしたとか。(笑)
おとよの雑巾掛けシーン、ライトの難しさは伝説ですけどカメラも殆ど奇跡。
狭い所で床下にカメラを入れたのはいいけど人は一人しか入れない。(笑)
セカンドでピントマンだった木村大作(「剱岳 点の記」)は、天井から釣糸を使い勘だけで操作したそうです。(両手と口と足指でピントを合わせた)
お陰で(「用心棒」でも凄い仕事振りだった)、後々までピント合わせで苦労すると「木村、呼んで来い!」と怒鳴ったとか。勿論、来ないけど。(笑)

「キレイすぎるわ」
〉原作では長坊は助かりませんし、おとよは監督お気に入りのドストエフスキーから引っ張って来てますから二人の絡みはない。
でも、その後、NHKが小林桂樹で作った「赤ひげ」(脚本 倉本聰)でも助かって、おとよと一緒に療養所に居着いて重要な脇役をやってましたね、確か。(笑)

この作品、黒澤監督の最後のモノクロ作品ですが、僕は黒澤さんのモノクロ最高傑作(絵として)と思っています。

※小石川療養所(現・小石川植物園〜元々は幕府の御薬園)はウチから2kちょっと。
ウチの辺りでは谷端川(今は暗渠となって川が有るって知らない人が殆ど)って名称で、どの辺りから小石川になるのかは解らない。(多分、不忍通りの向こう)
因みに瓦礫の礫(小石)から、礫川とも書くようです。(江戸時代はこっちだったのかも〜後楽園駅の隣にある公園は礫川(れきせん)公園といいます、駅反対側の水戸家下屋敷の庭園は小石川後楽園ですが(笑)

Re: 黒澤理想主義の到達点ではあります

  1. 2017/04/18(火) 11:26:38 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
鉦鼓亭さん、こんにちは☆
コメントを有難うございます☆

> この作品、黒澤監督の最後のモノクロ作品ですが、僕は黒澤さんのモノクロ最高傑作(絵として)と思っています。

鉦鼓亭さんのお考えでは、結局この映画はそういう映画なのでしょうね~!
細かいこと色々と教えていただいて、有難うございました。

私はまだそんなに本数を見ていないので、何とも言えませんが
このオンエアはとにかく綺麗でした。
ここまで出会うことなく、たいへんに良いオンエアを見られたと嬉しく思っています☆

・・・鉦鼓亭さんの記事は何回も読ませていただきましたが、
私的にコメントの書きようがないので、今回は大変申し訳ございませんが
この場だけで失礼させていただきます。

桑野みゆきさんは好きでも嫌いでもない良い女優さんだと思っています♪


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未見でしたか

  1. 2017/04/18(火) 12:48:16 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
お医者さんが主役ですもんね~。
二度も観ているのに、患者のエピソードがおとよしか思い出せません(汗)
精神病を患う女性がいたことは覚えているけど…。自殺した女性は…もしかして一家心中のエピソードかな?
加山さんの演技については、絵にかいたようなorzのポーズがツボにはまったことを覚えてます。周りが濃いから、こういう演技でかえってよかったかも(笑)

>山本周五郎さんの作品は、他にもいくつか見ているけどやっぱり「キレイすぎるわ」とか感想に書いてあるのが多いから仕方ないのかも?

自分のブログを検索したら「かあちゃん」と「雨あがる」「椿三十郎」がヒットしました。こういう心温まる系のメッセージを込めた作品が多いんですね~。たまに無性に見たくなるタイプです。

Re: 未見でしたか

  1. 2017/04/18(火) 19:25:38 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
宵乃さん、こんばんは☆
コメントを有難うございます☆

> お医者さんが主役ですもんね~。

栄養系飲料のコマーシャルで「赤ひげ先生」って見ていたので、
親しみやすかったです(笑)。

> 二度も観ているのに、患者のエピソードがおとよしか思い出せません(汗)

でしょうね~宵乃さんらしいです♪

> 精神病を患う女性がいたことは覚えているけど…。自殺した女性は…もしかして一家心中のエピソードかな?

精神疾患の方はお嫌いな「近松物語」のヒロインです。

自殺の女性は患者ではなく、長屋の人々多くに看取られて死にゆく時に
長々とその女性との話をした男性患者(仲代達矢さん演じる)の元妻で、
自殺の時は別の男と結婚して乳児がいたのに、
元夫と再会して「オンナ」になってしまったバカの事です。

あの時代に母親が死んで(それも行方不明という最悪の形)
あの子は誰にお乳をもらったんだろう?と考えると、もうダメです、
泣けるのではなく怒り心頭、キレました。

このあたりの詳しいことは鉦鼓亭さんが書かれています。
同じ出来事でも、人によって全然違う受け止め方をするという良い例です(笑)。

> 加山さんの演技については、絵にかいたようなorzのポーズがツボにはまったことを覚えてます。周りが濃いから、こういう演技でかえってよかったかも(笑)

ハハハ、そのポーズも仰る通りですし、
序盤から中盤の顔の変化も、そのポーズと同じで、ツボにはまる演技でした(笑)。

> 自分のブログを検索したら「かあちゃん」と「雨あがる」「椿三十郎」がヒットしました。こういう心温まる系のメッセージを込めた作品が多いんですね~。たまに無性に見たくなるタイプです。

私は最初に「SABU さぶ」でやられてしまい(笑)。
そんなバカな系の感想を持つことも多く、
自分の性格の悪さが本当にお恥ずかしいです。


.

管理人のみ閲覧できます

  1. 2017/04/18(火) 21:36:53 |
  2. |
  3. [ 編集 ]
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  1. 2017/05/16(火) 09:18:49 |
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映画館で驚いたこと☆

今日行った映画館で、普通にわらわら売っているDVDたちではなく、カウンターの前のガラスケースに入ってしずしずと鎮座ましましていたのは、売れ筋?の「君の名は。」の隣に・・・「エル・スール」!!! ビックリ仰天して2度見しましたよ、それもDVDとBDの両方!!! 誰が買うのか?と非常に疑問・・・私は手持ちのそれを再見しようかな?という気持ちになりました(笑)。

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miri

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古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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