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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


2-1577  かくも長き不在 

  1. 2012/04/09(月) 22:30:00_
  2. その他の外国人監督作品
  3. _ comment:0
Une aussi longue absence  (かくも長き不在)  1960年・フランス



かくも長き不在





 
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2012年4月9日(月)  頂いたDVD

監督 アンリ・コルピ
主演 アリダ・ヴァリ (テレーズ 役)
    ジョルジュ・ウィルソン (浮浪者 役)

感想 (DVDを下さった人へのお礼の文章)

アリダ・ヴァリさんは、一般的に知られている数作品で
見た事ありますが、この映画が一番良かった☆ 
ど迫力で、他のどの役柄とも違ってね。

ジョルジュ・ウィルソンさんは、先日見たばかりの
「愛されるために、ここにいる 05年・フランス製作」の、
主人公のお父さん役の人だった!!!
わ・わ・わ・わか~い!!!
44年も前の映画ですものね~。
あの主人公よりも若い!!! 
若くて、ほっそーい!!!

やっぱ最初から、これは失踪するか死ぬのではないか?と
思いながら見ていたんですけど、
ラスト前のあのトラックは、本当にぶつからなかったのかなぁ???

それより本名呼ばれると、自動的に両手が挙がるのは、
ドイツ軍のしたことがよく分かるし、
思い出したくない・・・思い出すと、またドイツに連れていかれるから
怖い、怖い、怖い、、、もうそれだけだと思います。

自分で戦争を経験した事がないから
何とも言えないけど、きっとそうなのだと思います。

彼の心の奥深いところでは、何もかもわかっているけど、
表面に出したら、怖いから、多分、一生思い出さないように生きると思います。

彼女は、今大切にしてくれている人の元には戻れないと思うけど、
今年の冬が来ても、次の冬が来ても、帰ってこない人を
待っているうちに、だんだん年もとってくるし、
待っているよりもやっぱり目の前の・・・と思ったら、
その人は別の人と温かい家庭を・・・と思ってしまう。

どちらにしても、今後、この女性が、
夫が捕まる前のように生きられることはなく、
ある種の反戦映画だと思うけど、辛いです。

私が好きなシーンは、
彼の寝泊まりしている掘立小屋へ朝早くに行き、影からそっと、
彼のすること全部(洗顔とか色々)盗み見ているシーンです。
その後お話もするけど、
声を掛けないこの瞬間が、ある意味一番幸せだったと思うから。

ダンスのシーンは、終わらなければ幸いだったけど、終わってしまうから、見ていられないです・・・。
あんなに沢山の人がこの人を、二人を、応援しようと集まっていて、
日本でも戦後こういう事があったのかも?と思いました。

鏡に映る彼と話す・・・ワイルダーがよく使う手ですけど、
この映画ではその後のダンスシーンの中で、まず手で触れて、
次に鏡に映して、頭の割れた傷が映るから、
とっても胸が痛んで、監督さん上手だなぁ~って思いました。

ラストシーンが秀逸。
暗転を繰り返す中で、最後には冬を待つわの文字の前に「fin」が見えるから、
終わってしまうんだなぁ・・・と思いました。


追伸:
今はどこにもソフトが売っていない様子で、
レンタルも当然ないですから、
リバイバル上映でもない限り見られない作品でした。
画質もとても良かったです。本当に有難うございました。





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