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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


2-356  傷だらけの栄光

  1. 2009/08/14(金) 23:00:00_
  2. ロバート・ワイズ
  3. _ comment:2
SOMEBODY UP THERE LIKES ME  (傷だらけの栄光)  1956年・USA



傷だらけの栄光





 
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2009年8月14日(金)  BS2

監督 ロバート・ワイズ
主演 ポール・ニューマン / ピア・アンジェリ

感想 
原題の意味は、神様に好かれている、らしい?

傷だらけの栄光、と聞き、なぜか「あーボクシングの映画かぁ」ていどの認識だったが、
今日は他に見るものがなく、仕方なしに見たが、
まず、ロバート・ワイズ、というのに びっくり仰天して、真摯な態度で見た。
見終わった感想は、まあ最後は尻切れトンボっぽいが、素晴らしい映画だった。

本当に親に愛されず、殴られ続ける子は、ああしてコソ泥、少年院、刑務所、独房、10年、
軍隊を除名、と、どんどん落ちてゆくしかないんだね・・・。
その過去を受け止め、妻子に話す勇気がないから、ああやって付け込まれるんだね。

最後の世界チャンピオンは、やればできるというより、
あそこで終わらせないと映画が終わらないという感じがした。

ポール・ニューマンは先日の「熱いトタン屋根の猫」でも見たが、結構演技派で驚く!
相手役の人は知らないが、清純派でステキ、お母さんになっても役的によく似合っていた。

白黒で、映像的には美しかった。
ラストのパレードはカラーが満ちていた。

仲間が死刑になったり、終身刑なったり、碌なことがないから、
ひとつああやって得意な事があるっていうのは、身を助けるんだね!

父親も本心は愛していたんだと思うよ・・・母親の愛は我慢強くて・・・私ならダメだわ!

長い物語で、結論はないが、邦題の「傷だらけの栄光」は、表面的な解釈だと思う。
きっと原題の意味はもっと深いのだと思うけど、私もそのタイトルにグッときたよ。

試合や練習や殴る場面はすごく嫌だったけど、最後の最後以外は、まあまあちゃんと見たよ。
女性は多くの人が「人を殴る」って嫌いよね? すごく意味がある場合を除いて。

きっと私もサムバディに愛され、好かれ、アップしていけると、そう信じられる映画でした。
ありがとう、ワイズ監督、スタッフ、キャストの皆さん。

追伸:そういえばあの映画のロッキーって、この映画の主人公の名前を取ったのかな?
この件、ロッカリアさんに問合わせ中。

返信
ポールのロッキーは、ロッキー・グラジアノと言う、
元々ストリートボクサーから世界チャンプになっ実在の人物をモデルにしたのは有名な話。
スタローンの『ロッキー』は、アリ対チャック・ウェップナーの試合を見た時に
映画のヒントを得たと本人が言っている事から、関係ないようだが、
誰が見てもポールの『傷だらけの~』から拝借したのは明白。
ただ、テーマが少し違って、当時、リッチマン、プアマンと分かれていたアメリカ社会にあって、
貧乏な白人層をテーマに掲げています。
だから相手は裕福な黒人ボクサー。
二つの映画は似ているようで全く違う映画と言えます。



再見時感想はこちら  →  傷だらけの栄光(56・米)(2回目) ・・・ 2-356 






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comment

コメントありがとうございました

  1. 2018/12/07(金) 09:16:56 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
>原題の意味は、神様に好かれている、らしい?

そういえば原題の意味は調べてませんでした!
そんなに深いタイトルだったんですね。邦題にしてしまうと、なかなかそういう意味まで汲み取れないのが…。勉強になりました。

>まず、ロバート・ワイズ、というのに びっくり仰天して、真摯な態度で見た。

安心と信頼のロバート・ワイズ監督でした♪

>ポール・ニューマンは先日の「熱いトタン屋根の猫」でも見たが、結構演技派で驚く!
>相手役の人は知らないが、清純派でステキ、お母さんになっても役的によく似合っていた。

やはり俳優さんの力も大きいですよね。時々映画だということを忘れてしまうくらい引き込まれました。

>仲間が死刑になったり、終身刑なったり、碌なことがないから、
ひとつああやって得意な事があるっていうのは、身を助けるんだね!

仲間のその後を知ると…。一歩間違えればロッキーも悪友たちと同じ道を歩んでいたんでしょうね。ロッキーがイタリア系なので「ブロンクス物語」を連想しました。

>試合や練習や殴る場面はすごく嫌だったけど、最後の最後以外は、まあまあちゃんと見たよ。

彼女が見学に来た時?の練習シーンだけは微笑ましかったです(笑)

>スタローンの『ロッキー』は、アリ対チャック・ウェップナーの試合を見た時に映画のヒントを得たと本人が言っている事から、関係ないようだが~

ほうほう、実際の試合を見て着想を得たと。その後に色々過去のボクサーやボクシング映画を参考にしつつ、自分の描きたいものを描いたんでしょうね。

宵乃さん、こんばんは☆

  1. 2018/12/07(金) 20:06:12 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> そういえば原題の意味は調べてませんでした!
> そんなに深いタイトルだったんですね。邦題にしてしまうと、なかなかそういう意味まで汲み取れないのが…。勉強になりました。

いえいえ、最後のパレードで主人公が妻にそういって
その時の字幕がそうなっていたのです。
なので意訳なのかもしれないけど、それで良いような気がしたのです☆

> 安心と信頼のロバート・ワイズ監督でした♪

まあ「アンドロメダ・・・」もあったけど(笑)。

> やはり俳優さんの力も大きいですよね。時々映画だということを忘れてしまうくらい引き込まれました。

大きいと思います。
もともとはジミー(ジェームス・デイーン)が演ずる予定で他界してしまったらしいのですが
もしジミーだと、きっと後半の幸せになろうとする部分がいまいちになったかもしれず
これはポール・ニューマンの作品で良かったですね♪

ピア・アンジェリさんも今は他の作品も知っていて
とても良い印象です☆

> 仲間のその後を知ると…。一歩間違えればロッキーも悪友たちと同じ道を歩んでいたんでしょうね。ロッキーがイタリア系なので「ブロンクス物語」を連想しました。

そうですね、その映画もイタリア系でした。
よくイタリア映画で「アメリカに行く」というのが多いから
本当にたくさんいるんだと思います。。。

> 彼女が見学に来た時?の練習シーンだけは微笑ましかったです(笑)

あ、あの「ちょこん・ちょこん」ですね?(笑)
とっても微笑ましかったです!

> ほうほう、実際の試合を見て着想を得たと。その後に色々過去のボクサーやボクシング映画を参考にしつつ、自分の描きたいものを描いたんでしょうね。

当時はロッカリアさんや多くの方と少しずつ知り合って
分からない事はいろいろと聞いていました。

翌月、宵乃さんに出会うのですよね、それこそが
SOMEBODY UP THERE LIKES ME
につながったような気がします。

本当に友達になってくれて、有難う!
これからもよろしくお願いしますね~♪


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miri

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古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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