映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-1339  ラスト・ショー

  1. 2017/10/10(火) 23:00:00_
  2. ピーター・ボクダノビッチ
  3. _ comment:2
THE LAST PICTURE SHOW  (ラスト・ショー)  1971年・アメリカ



ラスト・ショー




 
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2017年10月10日(火)  BS3

監督  ピーター・ボグダノヴィッチ
主演  ティモシー・ボトムズ / ジェフ・ブリッジス

感想
ジェフ・ブリッジスのお顔が、もう全然変わっていなくて
今のまんま、髭剃って・子どもにしただけで(笑)。

ティモシー・ボトムズに俳優をしている弟がいたなんて
全然知らなくて、それも早世していたなんて!
この物語の最後前に起こったあの出来事が、
その暗示でもあったかのように・・・。

大筋のこの町の崩れてゆくことは ともかく、
青年たちのあれこれ・・・は、あんまり良い感じを受けず見辛かったです。
そういう場面は、早く終わってほしかったですね・・・。

良いと思う「草原の輝き」とか「ビッグ・ウエンズデー」とかは
このあたり上手に表現していた気がします。。。
(それぞれに時代は違うけど、大きな歴史の中の若者たちって感じでしたし)

シビル・シェパードってたしかに見た目は良いけど
あんまりうまくないような気がしましたよ。。。
私が知っている彼女は、もっと年とった後の作品で、それでも綺麗だったけど
この役柄では、可愛くも美しくも見えず、醜悪な毒の花のようでした。

私が注目したのは、その青年たちよりはずっと年とっている
ジェシーの母ルイス(エレン・バーステイン)と
こころ寂しいルースと
あとは食堂の女の人の3人ですが、


今の私よりはずっと若いであろう彼女たちの
この物語の中では中年な感じの、でも
それぞれに頑張って生きている、
その姿を応援したかった、って感じかな?






以下、内容に触れていますので、お気を付けください。





サムさんが亡くなる前に昔の恋人の話をして
その人が目の前にいたこと・手を伸ばせばきっと届いたことを知った時の驚き!

サムさんの奥さんとお子さんのこと、すごく辛いです。。。
でもそういう人がいる事も知ってはいます。。。

サムさんが亡くなって、食堂や映画館がバラバラに相続され、うまくいかず・・・
ラストあたりのあの町の荒廃した感じと
ビリーが命を落とさなければならなかった事、
全てラストシーンにつながって、切ろうとしたのに切れない、男と女。。。
深い余韻を残す作品でした。


でもそれは、途中からジェシーを出さなくなったからで
そのままでは収拾のつかない作品になっていましたね。


   でもビリーは死ななくてはならなかったんだろうか?と疑問にも思います。 
   死なせなくても良かったんじゃないの?
   サムさん死んでいるんだし・・・ヒドイよね!と、私は思いましたが
   きっと演出上は必要だったんでしょうね・・・でも納得しにくい。


誰もが傷を負って、それでも、
そのままあの町で生きていかなくてはならない事。
そんな町がきっと多かった、アメリカの50年代前半だったんだろうな、
この町だけではなく。。。
そんな映画だったように思います。




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comment

名前がいっぱいで

  1. 2017/10/16(月) 08:12:06 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
ところどころわかりませんが(汗)、寂しいルースさんはこの作品の中でもお気に入りですね。なので、あんなに可愛い人を適当に利用した主人公にムカつきました。
で、主人公を振り回すジェシーは何考えてるのかわからなくて、母親のせいで壊れてしまったんだなぁと。ホント、ある男女が結ばれなかっただけでこんなことになるなんてと思わずにはいられないです。(なんで結ばれなかったんでしたっけ?)

>でもビリーは死ななくてはならなかったんだろうか?と疑問にも思います。 

同感です。主人公が守れなかったと思い知るためなら、事故に遭うだけで、その後に別の誰かに引取られて遠くへ行くというラストでもよかったかなぁと。…これじゃ都合よすぎですかね。

Re: 名前がいっぱいで

  1. 2017/10/16(月) 11:06:39 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
宵乃さん、こんにちは☆
いつもコメントを有難うございます☆

同じ頃に見れば良いのに、私が遅いせいで宵乃さんの記憶が・・・で
本当に申し訳ないです(ペコリ)。

> ところどころわかりませんが(汗)、

主人公二人のうち
ティモシー・ボトムズは町に残る方です。

>寂しいルースさんはこの作品の中でもお気に入りですね。なので、あんなに可愛い人を適当に利用した主人公にムカつきました。

まぁそうとも言えるのですけど、ルースさんの夫さんが一番悪いわけで、
最初はルースさんから誘った形ですしね・・・
結局切れないので、どうにもこうにも、この町と同じですね。。。

> で、主人公を振り回すジェシーは何考えてるのかわからなくて、母親のせいで壊れてしまったんだなぁと。

ジェシーも、一人だけ本当に好きな男性がいて、遊ばれて、他の女性と結婚したので
そのせいだとも言えると思います。。。

まぁ大きな町の大学に行くんだから、
続編がなくてもジェシーがどんなふうになるかは分かるようなものですね~(笑)。

> ホント、ある男女が結ばれなかっただけでこんなことになるなんてと思わずにはいられないです。(なんで結ばれなかったんでしたっけ?)

もともと両方が既婚者でしたので、結婚は出来なかったと思います。
サムさんのお子さんが事故か病気かで亡くなり、
母親である妻は気が狂ったような状態になり、
家事しないどころか、まったく廃人のようになり、やがて亡くなるのですが
その生存中の不倫の恋で、

彼女の方もお金のある夫とは
いくら浮気ばかりされても別れられなかった・・・
それは子どもがいたからではないと思うし、
なのであまりジェシーの性格作りには関係なかったようにも思います。。。
 
> 同感です。主人公が守れなかったと思い知るためなら、事故に遭うだけで、

そうだ!
それが正解だ!!!
さっすが宵乃さん♪

> その後に別の誰かに引取られて遠くへ行くというラストでもよかったかなぁと。…これじゃ都合よすぎですかね。

まぁそこまでは・・・(笑)。
でも知的に劣っていたから、普通には生きられなかったんでしょうけどね・・・

主人公もまだまだ自分の事さえ面倒見られない若造ですから・・・
結局、死なせるしか映画としてはなかったのかもしれませんね。。。

でも、やっぱり納得は出来ない。。。
宵乃さんの「ストーリー」が、ホントに良いと思います!!!


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