映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-945  じゃじゃ馬ならし   (1967年版)

  1. 2015/12/08(火) 23:00:00_
  2. フランコ・ゼフレッリ
  3. _ comment:6
The Taming of the Shrew  (じゃじゃ馬ならし)  1967年・アメリカ / イタリア



じゃじゃ馬ならし




 
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2015年12月8日(火)  ムービープラス

監督 フランコ・ゼフレッリ
主演 リズ & バートン らぶらぶ 時代 ♪

感想
原作は(もちろんタイトルは知っていたけど)内容は今もほとんど知らないので
今回はこの映画についてだけ感想を書きます。
(なお、この映画の allcinema の あらすじ、間違っています)

オンエアがあって、監督名を見たら、おっこれは見なくては!となり
他の作品すっ飛ばして、見ました(笑)。

やっぱりこの監督の映画は、美しいですよね~!
1年後に「ロミオとジュリエット」その4年後に「ブラザー・サン シスター・ムーン」ですものね~!
凄いラインナップ♪


もちろん時代的に古いので、そういう意味ではいまの映画のようなスッキリ感はないし、
リマスターでもなかったのでフィルム感バリバリで、それがまたとっても良かった☆

「オセロ」は名作と言えるとは思うけど、舞台なのでどうしても背景がね~
それが戯曲の通りだとは言え、「映画」である以上あの暗赤色系の色合いは・・・で、

「フォルスタッフ」は白黒で、
それも美しい感じではなかったし、ちょっと見にくかったので、

最後に見たこの作品が色合いと言いカラーフィルムのあの感じと言い、
いつもながらの美しい作りと言い、一番お気に入りになったかも???


いえいえ、そこはほれ、この二人でしょう?
見ているのがだんだんバカらしくもなってくるわけで・笑。



でも、やっぱ二人ともただイチャついているわけではなく、
演技がシッカリとしているから見ごたえはあったのですけど・・・。

次女役の女優さん、可愛らしかったですネ~。
でもリズにはかないませんわ~おーほほほほ。
野獣のような序盤も、反抗の花嫁も、こんなはずではのおかみさんも、
そして最終シークエンスの豪華ないでたちも、本物のスターです!


内容も古典とは言え、笑えたし、
まぁ私はそんなに怒れなかったです。



女性の中では目をむく方もいらっしゃるかもしれないけど、
夫が妻を守り、妻は夫に従う(奴隷ではないですよ)、というのは
自分の実感としてあるから、頷けました。

その他、勉学に来て恋を知った彼や、そのライバルたち、
娘たちの父親、最後に現われた彼の父親、等々、
おのおのの家来や召使、街角の娼婦まで、皆、それぞれにお上手で
背景に埋もれる演技も手を抜いていませんでした。

あ、もちろんバートンさんも良かったですよ。
2人が戦うところや、
家に連れてった後のあの役柄のやることなすこと
リズに太刀打ちで来たのはこのヒトだけでしょうし、お似合いでした☆

しかしこの監督は素晴らしいわ~!!!
シャイクスピアさんのことはよく知りませんが、3作品見て
今現在の映画監督達を「撮りたい!」とうならせる素晴らしさは、感じました。
あ、現在と言っても、1965~67年・・・約50年前ですけど・笑。


私が小さかった頃にこんな映画があったんですネ~。
ゼフレッリ監督、もうすぐ100歳、頑張ってもう1本お願いしま~す♪




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comment

おはようございます

  1. 2015/12/14(月) 07:33:49 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
私はこれ無理でした~。もう腕を折るところで「なんだこいつ!」と思ってしまって。内容は忘れかけてるけど、お金のために結婚したんじゃなかったっけ?
笑えた覚えがないです…。

宵乃さん、こんにちは☆

  1. 2015/12/14(月) 09:02:24 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> 私はこれ無理でした~。もう腕を折るところで「なんだこいつ!」と思ってしまって。内容は忘れかけてるけど、お金のために結婚したんじゃなかったっけ?
> 笑えた覚えがないです…。

誰がいつ腕を折るのか分からなくて、今サーッと再見したのですが
誰も腕を折っていませんでした。。。

これは古典なので何百年も前の価値観で、
可愛くておとなしやかな次女には山のように求婚者が現われるのに
凶暴な長女には誰もいなくて、
大金持ちの父親は、妹を先に嫁がせる事を良しとしないので、
(現代なら妹が先に嫁ぐなんて普通の事ですよネ)

次女と結婚したい人が策略をして、長女に求婚者を連れてきて
その男が長女を上回る凶暴な男なのですが、
それは一見であって、色々と深い意味があり、

最後には長女夫妻も次女の結婚も父親の気持ちも
その他の人々も、全てまるく収まる、というお話でした。

笑えない方には面白くない作品だと思います。
私はシェイクスピアの中では、面白かったです♪
監督の作風が好きで美しいので(製作年代らしい美しさ)
お気に入りの作品かもしれません?

万一いつかオンエアがあったら、腕を折らない事だけサーッと確認して頂けると嬉しいけど
ご無理なさらないでくださいね☆


.

えぇ~!

  1. 2015/12/14(月) 11:41:02 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
藁がある馬屋か何かで、追いかけっこしてるシーンとかありませんでしたか?
私が観たのはこの1967年版だけだったと思うんですが…。
男が「腕を折ってでも捕まえる」と脅したか、強引に捕まえられてヒロインが「腕が折れた!」と騒いでるか、そんなシーンが記憶にあります。
でも、私が観たのは例の93分番組で吹き替えだったんですよね…。まさかアドリブでしょうか?

>凶暴な長女

あんなに結婚を嫌がるってことは、よっぽど男に酷いことをされたか、想い人が結婚できない相手(既婚者とか身分違いとか女性とか)なんだろうなぁと思って観た覚えがあります。あの時代じゃ、そういう場合は出家するしかないのかな?

Re: えぇ~!

  1. 2015/12/14(月) 12:45:16 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
宵乃さん、再びのお出ましを有難うございます☆

> 藁がある馬屋か何かで、追いかけっこしてるシーンとかありませんでしたか?

よくよく再見しましたよ~♪

> 私が観たのはこの1967年版だけだったと思うんですが…。
> 男が「腕を折ってでも捕まえる」と脅したか、強引に捕まえられてヒロインが「腕が折れた!」と騒いでるか、そんなシーンが記憶にあります。
> でも、私が観たのは例の93分番組で吹き替えだったんですよね…。まさかアドリブでしょうか?

残念ながら、悪質な吹き替えだったのですネ・・・
腕が折れたら、その数日後の結婚式や結婚生活、次女の結婚式のクライマックス、
全部腕を吊っていますよね~???

腕を折ってでも捕まえる、なんてひと言も言っていませんよ~☆
彼の言葉は荒々しいけど、よく聞くと、いまでいうお笑いをとる感じで
彼女に笑ってほしかったのだと思うし、気を引きたかったのですよね。

彼女がちょっと腰かどこかを打っていますが、
それは彼女自身がやった事で、彼は彼女の身体を一切傷付けいていないし、
それはラストシーンまでずっと同じです。

心については、当時の価値観というか、
今でもそういう人はあるかもしれませんが、
自分の良き妻で居てほしい一心で、一見意地悪な事をしますが
その本当の意味は違うのですよね~かなり深かったです☆

> >凶暴な長女
> あんなに結婚を嫌がるってことは、よっぽど男に酷いことをされたか、想い人が結婚できない相手(既婚者とか身分違いとか女性とか)なんだろうなぁと思って観た覚えがあります。あの時代じゃ、そういう場合は出家するしかないのかな?

当時は、父親にそむくことは、つまり「死」を意味していたのではないでしょうか?
もしくは教会に駆け込み尼さんになるしかなく
尼になったら親は手を出せなかったと思います。

原作を知らないのでアレですが、この映画だけですと、
お母さんが早くに亡くなっていて、姉妹は同じように育ったので、
凶暴で男嫌いと、普通におとなしやかで誰か愛する男性と早く結ばれたいと願う、
この違いは、個性、なのではないでしょうか?

宵乃さんの仰るような相手がいたような描写はないし、
もしそうでも、このお話は、あの男性と、この女性と、そして周りも全部
うまくおさまるところが、一番のキモだと、私は思いました♪

万一BS3でオンエアがあったら、是非再見して頂きたいと思いますが
ご無理なさらないでくださいね☆

また、私が見た方が正しい訳し方かどうかは、英語に疎いので分かりませんが、
全体的なあのシークエンス等で考えると、
腕を折ってでも、という台詞は、あり得ないと私は思います♪


.

これは、スイマセン

  1. 2015/12/14(月) 19:59:13 |
  2. URL |
  3. 鉦鼓亭
  4. [ 編集 ]
mifiさん、こんばんは!

リズ&バートンは4,5本観てますが、もう勘弁という感じで。
(「バージニア・ウルフなんてこわくない」1本だけなら良かったんだけど)
僕の中でリズのイメージが悪いのはリズ&バートンから観始めて遡っていったのが原因。
「ジャイアンツ」のように良いのも有るのですが、付いたイメージが悪すぎました。
ゼフレッリと言えども・・・。(汗)

「じゃじゃ馬ならし」
結構、酷い話で「何でそうなる?」というのも解ります。
けど、料理の仕方が上手ければ、それなりに面白くなるんじゃないでしょうか。
僕は30年くらい前にBBC(多分)が作った、TV版シェイクスピア・シリーズの中の1本を観ましたが、面白かった記憶があります。

横入りになりますが。
親の決めた結婚を娘が拒否した場合。
それを訴え出れば娘は死罪もしくは尼寺行き(生涯、外界と接触出来ない)。
ハムレットに「尼寺へ行け」と言われ、オフェーリアが自殺してしまうのは、
尼寺行きが死と同様の意味を持つから、だったと思います。

Re: これは、スイマセン

  1. 2015/12/14(月) 21:29:16 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
鉦鼓亭さん、こんばんは☆
コメントを有難うございます☆

> リズ&バートンは4,5本観てますが、もう勘弁という感じで。
> (「バージニア・ウルフなんてこわくない」1本だけなら良かったんだけど)
> 僕の中でリズのイメージが悪いのはリズ&バートンから観始めて遡っていったのが原因。
> 「ジャイアンツ」のように良いのも有るのですが、付いたイメージが悪すぎました。
> ゼフレッリと言えども・・・。(汗)

スイマセン、だなんて・・・見ろ!というつもりで書いてないですから(笑)。
あまり良くないイメージでしたのね~
私もこのお二人は見ていてゾゾーッとする瞬間もありますが、

私は早期に「ジャイアンツ」や「クレオパトラ(映画館)」を見ているので
リズさんはそんなに好きではないけど、けっこうな女優さんだとは思っています☆
バートンさんは特に何も思いませんが、お上手だとは思います。

この映画は監督名で見たので、主演がこの方々と知り、一瞬見るのをやめようか?と
想わない事はなかったけど、まぁそれなりに良かったです♪

> 「じゃじゃ馬ならし」
> 結構、酷い話で「何でそうなる?」というのも解ります。
> けど、料理の仕方が上手ければ、それなりに面白くなるんじゃないでしょうか。
> 僕は30年くらい前にBBC(多分)が作った、TV版シェイクスピア・シリーズの中の1本を観ましたが、面白かった記憶があります。

私は酷いとは思っていませんよ~記事に書いたとおりです☆
とっても面白かったし、良い作品だと思いますし、あの男性の事も悪く思っていません。
女性でこのお話をお嫌いな方は多いと思いますが、私は好きです☆

> 横入りになりますが。
> 親の決めた結婚を娘が拒否した場合。
> それを訴え出れば娘は死罪もしくは尼寺行き(生涯、外界と接触出来ない)。
> ハムレットに「尼寺へ行け」と言われ、オフェーリアが自殺してしまうのは、
> 尼寺行きが死と同様の意味を持つから、だったと思います。

やはり私の思った通りでしたね~嬉しいです。
教養ないので、自信なかったのですが、女性の地位を言えるなんて
まだほんの最近の事ですものね~笑。

「ハムレット」もゼフレッリ監督のを見ていますが、特に良くも悪くもない作品でした。
印象が薄かったし、主演があの方ではね~笑。

映画館、行かれましたか?
記事をアップされるなら、楽しみにしています☆


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Author:miri
古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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