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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-932  崖

  1. 2015/11/19(木) 22:30:00_
  2. フェデリコ・フェリーニ
  3. _ comment:0
IL BIDONE  (崖)  1955年・イタリア/フランス



崖



未見の方はご注意ください!




 
.


2015年11月19日(木)  ザ・シネマ

監督 フェデリコ・フェリーニ
主演 ブロデリック・クロフォード (アウグスト 役)

感想
名作です☆

最初のうちはピエロ(夫妻)が主人公のように思うのですが、
抜けられた・・・と考えたいと思います。

そうそう、ピエロが消えるときの詐欺の寸前にアウグストは娘と再会するので
あの場面から入れ換わったのかもしれませんね?

詐欺師にも色々といて、この映画の詐欺師は下の下。
貧しい人の虎の子を上手に上手に騙し取るから・・・
取られた方も、後ろ暗いかもしれないから?

金髪のロベルトは上手なんでしょうね?
でもいつかきっと報いを受けると思うし、
表面上受けなくても、夢見の良い筈がなく、
それは、ラスト間際にアウグストを見捨てた彼ら全員そうでしょう。
「死んだ」という新聞記事や人のうわさを見聞きして、夢見が良いものでしょうか?


しかし、「崖」とはね~
その通りです。

人生は崖に落ち、登り、また落とされ、
それでも這い上がろうとする・・・の繰り返し・・・。


俳優さんは皆さん良かったです。
いかにもそんなヒトたちいそうです(笑)。

主人公の俳優さんは何回か見ているようですが、
特に印象に残っていないので・・・初見同様?
いかにもな役柄が良かったです。
そう今思えば、ピエロが主人公と見ていた時にも
特別な描写が多かったです☆

この映画のキモと思われる部分ですが、
私は多くの皆さんのように感動はしませんでした。

ああいうものです。
不自由な身体をもって、人間は魂が磨かれ、
その人にしかできない事をさせていただけるし、
お互いそうして支え合って生きてゆくのだから・・・
ただ、カトリックではないので信仰の点は分かりませんが。。。


私がキモだと思うのはその部分ではなく、
あのお金をどうしてああしたか?です。



私は甘いかもしれないけど、見つからずに済んで
返しに行きたかった・・・のが本音のような気がしました。

あの少女の中にではなく、あの少女と重なって見えた我が子に
お金をやりたかったのかもしれないし、
更生したと思われたかったのかもしれない。。。

でも、結局、背中を打ったから、自分の身体が一番になり、
過ぎてゆくトラックに、夜空に、明け方の星に、太陽に、そして
やっと登れた時に見えた普通の親子連れに、
助けてほしかった・・・のだと思います。
つまり、自分が大事なのです、結局。。。

返しに行くつもりだったなんて、笑われる感想だと思うけど
今の私はそれを一番に採用したいと思っています。

そして、それをするなら
本当にするのなら、あの場ですぐにそうしただろうし、


せずにズボンやらどこかに隠すことしかできず
迷って迷っているうちに
ボスと会う時間になり・・・というところが
フェリーニの人間を見る目だと思います。



そう、更生できるのなら今までもチャンスはあったでしょう。
妻子を捨ててまで・・・
(ピエロはそうならなかったと、貧しくともと、思いたいです)

長くなりましたが、結構な作品でした☆


是非、多くの人に見て頂きたいと思います。
「道」と同様に、素晴らしい作品でした。





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一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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