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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-922  学生たちの道

  1. 2015/11/06(金) 23:00:00_
  2. ミシェル・ポワロン
  3. _ comment:0
LE CHEMIN DES ECOLIERS  (学生たちの道)  1959年・フランス



学生たちの道




 
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2015年11月6日(金)  イマジカ

監督 ミシェル・ポワロン
主演 ブールヴィル (アントワーヌの父親 役)

感想
いや~参りました、最後の最後、ラストシーンの綺麗事には!!!
もう大笑いでした☆
ミシェル・ポワロンね・・・まぁ仕方ないか。



主演ですが、一応映画宣伝的にも、タイトルバック的にもフランソワーズ・アルヌール、
助演がアラン・ドロンなんですけど(ブリアリさんもね)
私的には絶対、誰が何と言おうと、この映画の主演は、ブールヴィルさんです!!!

だいたい、1943年、ドイツの敗色がうかがえる時期のパリで、
こんなふうに過ごしていた人々がいたんでしょうか???

きっと、いたんでしょうね?
だってこの映画の製作時に16年前の出来事、
誰もが、子供だったドロンでさえも、ハッキリシッカリそれなりに覚えていた筈ですものね。

フランソワーズ・アルヌールって今までもあんまり良い印象はありませんが
この映画で奈落の底に落ちましたな、ハハハ。
年増女のくせに高校生を誘惑して、自分が子持ちのくせに高校生の親の気持ちも考えない
それ以前に自分の子供を邪魔者扱いして・・・
それは役柄だと分かっているけど、この女優、きっとそういう人間なんだろうな?とか
思ってしまいました・・・演技力が高いのではないです、とにかく憎たらしい!

ドロンは、フランス式十戒の前の作品は初めてで、24歳で17歳の役柄・・・?
まぁちょっと苦しいけど、ブリアリさんよりはマシでしたね?笑 (ジャン=クロード・ブリアリ)

ヴァンチェラさんって、本当に本当に、嫌らしい人間役がお似合いで!!!
少し若いけど、私の知っているヴァンチェラさんでした☆

話の流れ的に、どうなるのかな?とか少しドキドキして
お父さんが悲惨な目に合わないか?と心配して
結局は・・・。

小さい妹が良い味を出していましたね、子役的にも、
そして役柄的にも。

お母さんはあまり目立たないけど、普通の愛情あふれるお母さんで、
この映画の成功は、成功か?まぁいいけど


そのお母さんと息子の組み合わせよりも強く、
お父さんと息子の組み合わせを描いていた事だと思います。


お父さんの会社の 悪い秘書と からかわれる男の子の エピソードが
伏線になっていたんですよね・・・
今まで何も知らなかった息子の正体、でもこれを機にお父さんも大人?にならないとね・・・

最終盤、防空壕の中での話、お父さんの素直な気持ちが
息子を動かし、オルガなる悪女の事伝えたし、この親子はうまくいくんだろうなと思わせ、
でも、曖昧にしたままのこの終わり方は、流石フランス映画でした♪

この後の成行きですが、パリ解放まではまだ1年近くあるのですし・・・
ただ、今の私から見たら、この時期のヨーロッパの映画で
ココまで嫌な気持ちに ならなかったのは 珍しいから、嬉しかったです。

お気楽とかかいてある、ネットのあらすじは間違っています。
この映画はDVDが発売されたので、いずれレンタルになり、
多くの人が鑑賞されると良いな~って思います・・・(特に良い作品ではありませんが・・・)


ホントに、1943年のパリで、ナチスの悪いエピソードがないのが
嬉しかったです☆





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一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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