映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-825  いちごブロンド

  1. 2015/07/15(水) 23:00:00_
  2. ラオール・ウォルシュ
  3. _ comment:1
STRAWBERRY BLONDE  (いちごブロンド)  1941年・アメリカ



いちごブロンド




 
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2015年7月15日(水)  レンタルVHS

監督 ラオール・ウォルシュ
主演 ジェームズ・キャグニー  (ビフ 役)



感想の前に

この作品名はずっと前から知っていて、何となく見たかったのですが
DVDにならないので(TSUTAYA復刻シネマにはあります)
とうとう待ち切れず、借りて見ることにしました。

借りてでも見ようと思った大きなきっかけの1つが、
少し前に「リタ・ヘイワ―ス」さんが出演した「コルドラへの道」を再見したからなのですが、
どちらも主演ではないけど、それぞれ意味ある役柄で、目を引きました。
「ショーシャンクの空に」を、どうしても思い出しますよね~!



感想

想像していたような話ではなく、リタ・ヘイワ―スの役柄が酷過ぎたり、
今では笑えない「当時の笑い」で煮つまったり、
成行きの分かりそうな悪意や、
以前に騙されたにもかかわらず、再びその他人を信用してサインする愚行等、
途中見るのがだんだん嫌になりましたが、

最後の最後に、「神は言われた、復讐するは 我にあり」その言葉と、主人公の行動、
今までで一番すんなりと入ってきました!
っていうか、理解出来たんですよね~☆


「原爆」や「地域紛争」や「虐待の家庭」など思うと
「神の不在」を感じない事もないけど
やっぱりそうなんだと、
復讐するのは、神に任せればよいのだと、
私はその部分にしみじみとしてしまいました。



主演のヒト、今まで怖い役しか知りません(笑)が、(民衆の敵・1931年)
やっぱりギャング映画のたいへん有名な俳優さんらしいです。

奥さん役のメラニー、いえ「オリヴィア・デ・ハビラント」は素晴らしかったです!
リタ・ヘイワ―スは若いだけで下手ですし、役柄が酷過ぎるのでね~
彼女目当てで見たひとには悲しい感想になった事でしょう。



**********************************



この映画のあらすじです。

映画の舞台は1900年のNY。
主人公、ビフ・グライムス(ジェームズ・キャグニー)は、通信教育で免状をとった歯科医。

ある日曜日の午後、ビフは親友のギリシア人の床屋ニコラスと馬てい投げをしたり、
妻のエイミー(オリヴィア・デ・ハビラント)と3人で話をしていたが、、
隣家の大学生(と友人数人)が音楽隊(今も西欧ではあると思う合唱隊のようなもの)に金をやって
聞きたくもない昔知っていた音楽を、何回も聞かせるから、いざこざになる。

そこへ「歯を抜いてほしい」という電話がかかる。休みと断ったが
患者の名が「ヒューゴー・バーンステッド」と聞くと引き受ける。
彼こそビフの宿敵である。 抜歯の麻酔に使うガスを多量与えて殺すつもりなのだ。

ヒューゴーを待つ間にビフはこの10年間を回想する。
10年前、彼は下町に居た。(父親と二人暮らしで、この父親が色々な騒動を起こす人物)
そして彼は町の美人娘、いちごブロンドのヴァージニア(リタ・ヘイワ―ス)に、
多くの男同様惚れていた。

もちろん友達のヒューゴーも惚れていた。
お人好しのビフはヒューゴーに散々だしに使われて、
ヴァージニアはビフを散々翻弄した揚句、二人はスッと結婚してしまった。

ビフはヴァージニアの友達の看護婦のエイミーと結婚した。
ヴァージニアに憧れていた気持ちが全然なくなったというわけではないが、
エイミーと話をし、愛しあっての結婚である。

平穏に1年半が経ち、通信制の歯科の勉強も随分進んできたが、
ある日町でまた父親が騒動を起こしているというので止めに行った。
その帰りに、偶然、あのヴァージニアに会う。 それはそれは良い暮らしの模様。
ヴァージニアは、夫婦で遊びに来いと誘う。 
父親はちゃっかりと馬車に乗って送ってもらうが、ビフは歩いて帰った。

翌日、誘われるままに夫婦でヒューゴーとヴァージニアの家を訪ねる。
凄い屋敷で、コックや使用人が大勢いる。

最先端の「電気」を引いていて、シャンデリアがまたご立派。
ヨーロッパの料理で「スパゲティ」という超珍しいものが出てくるが、全員、食べ方がよくわからない。
そのうち、停電してしまう・・・真っ暗闇、昔ビフを翻弄したヴァージニアは、
悪い癖が出て、熱いキスをするが、帰りにエイミーに「自分ではない」と言われるまで気付かないビフ。
その一件でヴァージニアへの憧れていた気持ちは完全になくなった。

定職に就いていないビフを助けるという名目で、ヒューゴーは自分の建築会社で雇う。
副社長と言う名前だが、たまに書類にサインするだけで仕事はない。
現場で親方として父親を使ってもらって有難かったが、建築中の建物の崩壊という事故で父親が死ぬ。

時を同じくして、ヒューゴーの会社が議員への贈賄をしているという事で、
ビフのサインした書類が証拠となり、逮捕される。
エイミーはそれを知り、倒れる。
ヒューゴーは、うまくビフを騙して知らぬ存ぜぬ、昔と同じ。

結果、ビフは懲役5~7年、刑務所で歯科の通信教育を再開する。
エイミーは看護婦に戻って働く毎日。
やっと出所の日(5年で出られた)を迎え、夫婦で引っ越すことを決め、
この町にやってきたのだ。

その回想が終わる頃、ヴァージニアのキンキン声が聞こえ、夫婦喧嘩をしながら二人が入って来た。
二人はビフを見てビックリ、歯科医とは君だったのか、もう歯は痛くないと逃げようとするヒューゴー、
おとなしく治療してもらえと命令するヴァージニア。
歯だけではなく、腎臓も、肝臓も、あちこち悪いと言う。

ヒューゴーとニコラスがビフが何かするのではないか?と思ったが、結局
殺人などせず、麻酔をかけずにその歯を抜き、その苦しみにもだえる姿を笑って終わりにした。

夫婦は喧嘩しながら出て行った。
治療費は一銭も取らなかった。
「どうして麻酔で殺さなかったのか?」とニコラスが聞き、
ビフは「もういいんだ、復讐するは我にありと、神が仰るだろう」と答えた。

(市会議員となったヒューゴーには金も地位も美しい妻もあるが、
 健康はなく、夫婦仲も悪く、子供もいない様子
 自分たちは健康で夫婦仲が良いので、勝ち負けではないが、
 ビフは何かを納得出来たのだ)

そこに買い物から帰宅したエイミーが現われ、ニコラスは帰宅し、
二人で出掛けることになり、隣家の大学生たちと また ひと悶着があり、
全員をなぎ倒したビフは、玄関で待っていたエイミーと歩きだす。

エイミーが「良い報告があるの」という。
何も言わなくても「赤ちゃんが出来たの」と分かり、ビフは路上のその場で妻に熱いキスをする。
驚くエイミーに、「自分の妻にどこでキスをしようと勝手だ」と言いエンドマーク。

その後、ストロベリーブロンドの楽しい歌が数分、歌詞付きでかかる。 終わり。

この映画はタイトルこそストロベリーブロンドですが、
内容は全然違って、そのいちごブロンド女はサイテ―女でした(笑)。
メラニーは役得でした(大笑)。




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  1. 2015/07/17(金) 08:46:41 |
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映画館で驚いたこと☆

今日行った映画館で、普通にわらわら売っているDVDたちではなく、カウンターの前のガラスケースに入ってしずしずと鎮座ましましていたのは、売れ筋?の「君の名は。」の隣に・・・「エル・スール」!!! ビックリ仰天して2度見しましたよ、それもDVDとBDの両方!!! 誰が買うのか?と非常に疑問・・・私は手持ちのそれを再見しようかな?という気持ちになりました(笑)。

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一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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