映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-671  近松物語

  1. 2015/01/21(水) 23:00:00_
  2. 溝口健二
  3. _ comment:7
近松物語  1954年・日本



近松物語

↑ 映画はモノクロです




 
.


2015年1月21日(水)  レンタルDVD

監督 溝口健二
主演 長谷川一夫 (茂兵衛 役)



感想の前に

最初に、内容とは関係ありませんが、
リマスターしてあるようで とっても美しいフィルムで嬉しかったですが、
昨年 私は どうしても見たくなって 同じ監督の 「西鶴一代女」 のDVDを買って
鑑賞したのですが、そちらはとっても悪いフィルムだったので、

「買う方がフィルムが悪く」て、「借りる方がフィルムが良い」のなら、
買わずに借りて見れば良かったのに・・・と、すごく残念になりました。

内容的に両方見終わって思うのは、「西鶴一代女」は、やっぱり
女性の一代記で親しみがあるというか、狭い意味で最高でしたが、
「近松物語」は、真ん中のお話以外に、沢山のドラマを仕込んであって
広い意味で最高でした。
「雨月物語」を含めて、素晴らしい監督だと思います!
(「新・平家物語」は良くなかったですが・笑)

・・・どれが一番か?と聞かれても、それぞれの良い点があって・・・
まぁなるべく冷静に考えれば、今まで見た中だけでですが、
「雨月物語」が、私的に、この監督作品では一番のような気がします☆



感想

すごい映画でした☆
原作は知らないけど、きっとそちらが素晴らしいからなのでしょうね~と思います。
今年の邦画初の「☆」です。 (「カオス・シチリア物語」の翌々日に見ました)

・・・平成の世の目で、この映画は見てはなりませぬ。
私は時代劇に詳しくはないですけど、こういう作品を見てしまうと、
最近の学芸会的な時代劇風の邦画は見られませんね~(笑)。

映画として、というか、一枚の絵として素晴らしいシーンが多かったですネ。
ルノワール監督作品をチラッと思い出したりしました。

音楽、ですね、太鼓・笛・三味線・・・トントントントントン・・・と
ラストはそのまま拍手に変わりますよね~
舞台作品を見ているような感じで、臨場感と言うか・・・
日本人で良かったな~的な作品です。
この作品は、この音楽がなければ、随分軽い感想になってしまいそう?です。

親子の愛情ですネ・・・
1:茂兵衛さんのお父さんの想い、あれは胸を鷲掴みにされます・・・
(お母さんは小さい時に死んだのだと一目で分かりますよね~)
2:岐阜屋のお母さんの想い、
身勝手だけれども、母親の、出来の悪い息子と可愛いだけの娘への想い・・・
3:もしも、もしも、以春と おさんに 子供が いたのなら!!!

結構なやつら
1:何と言っても以三という男!(演じている俳優が長塚京三に似ている) あれはもう!!!
2:手代・助右衛門、こいつさえ、こいつさえ、と(笑)。
3:栗売りさんも、お家さんの美しさをチラ見していたのね~(笑)
4:公家系の役人?たち お金がないのよね~(笑)

人間万事・・・と、以春の運命を思うと、
うまくいっていた時に、何故「誰かを信じられる人間」でいられなかったのか?
(描かれていない成育歴のせいでしょう、自分とお金だけ・笑)
でも、おさんを、好きではあったのよね~かわいそうに・・・。
進藤さんの真骨頂的な演技でした!!!

さてさて・・・大石内蔵助・・・ではなく、茂兵衛さんですが、
悪くはなかったけど、ちょっと色付きな感じで・・・
もうちょっと美男子でない方が良かったような気が・・・悪くはなかったんですが・・・。

「いまわのきわだから、言っても罪にはならないと思う、この世に心を遺さないために」
というけれども、私の目から見たら、それ以前にお家様に対しての
片思いチックな感じは受けなかったので、仰天しました。

もちろん、元々のお金の事で相談されて、その時点で実は
内心響き合っていたのかもしれないけれども、

お家さんは、結構な商家の出で、世間知らず、何と言うか奥さんだけどお飾りで
実家のために (バカ兄のために) 嫁いで、
何となく毎日を生きているだけの女性だったのだから、
単純に言いやすいヒト (助右衛門には言えないと、誰もが分かるしね) と
そう思ったように思うし???

お玉ちゃんが いじらしくって・可愛くって、多分女性陣は(南田洋子でビックリ!)
こちらの役柄の方を、より好くような気がします。
茂兵衛が平凡な男だったら、そちらに行ったのだろうけど・・・

そういうわけで、あの言葉で、人生の目が開かれ、女性としての想いに火をつけられ、
人間としての生への渇望を知ってしまった、おさん・・・
実際不義密通の罪がなかったのかもしれないこの二人に、
もしも罪があるとしたなら、
それまでの毎日を懸命に生きなかった自分を
初めて知ってしまった事なのかもしれませんね~



刑場にひかれるときって、どうしてあぁいうふうに一緒にお馬に乗せられるの?
あれでは、手をしっかりと握って、かえって嬉しい時間になるのでは?
まぁお役人には分からない事か・・・

あの時の香川さん、一瞬でしたが、恐ろしい美しさでしたね、微笑んで・・・。
怖かった・・・
香川さんってどちらかというと無色透明なイメージのある方でしたが、
あの演技だけで、やっぱ「女優」なんだと、しみじみつくづく・・・
少し前にある作品でガックリ来ていたのですが、
この作品の彼女はそれを払しょくしてあまりあって、つまり今まで見た中で、一番でした♪

もしも私がこの作品に登場するなら、あの店の女性陣、
勝手なこと言っていたけど、皆、的を得ていたよね~(笑)。

そんなわけで、
序盤の刑場にひかれる人達を見ていた お家様の おさん、と
ラストシーンの馬上の おさん、と
普通の女性が長い時間かけて(一生とか?)通る道のりを
ほぼ数日間で駆け足でいった彼女は、溝口映画の大ヒロインとなりました~♪

・・・この映画を鑑賞するには、
やっぱり江戸時代の常識を知らなくては楽しめないかもです?
妻の立場、従業員の立場、不義密通と言う罪、働く場のない田舎、
まぁいろいろです・・・。

堅田の山の美しかった事!
あのロケーションは実際その場所だったのではないでしょうか?
滋賀県って、数回しか行ったことないけど、今も本当に美しい県です☆

最後に一言、当分の間、時代劇・・・邦画を見られそうもなく、困った、困った~(笑)。
まぁアニメは別なので良いですけど、こっちを先に見ましたのです、ハイ☆




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comment

管理人のみ閲覧できます

  1. 2015/01/27(火) 21:44:45 |
  2. |
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このコメントは管理人のみ閲覧できます

傑作だと思います

  1. 2015/01/27(火) 23:51:54 |
  2. URL |
  3. 鉦鼓亭
  4. [ 編集 ]
 miriさん、こんばんは

すごい映画でした☆>本当に、そう思います。
オープニング、カメラが大経師の店の中へ入り、進んでいくにつれ、こちらも自然と映画の世界に入ってしまう。
あのセットの素晴らしさも相俟って、最初からすぅ~と引き込まれてしまいました。

原作>(文芸坐に張ってあったパンフレット(コピー)を立ち読みしました)
元ネタは近松の「大経師昔暦」(おさん茂平)で、それを大映の重役兼劇作家、川口松太郎が第一稿にしました。
ところが溝口さんは気に入らない。
脚本家の依田義賢が何度も書き直したのですが、どうしても「うん」と言わない。
ホトホト困り果て、「これ以上は出来ない」と言ったら、
「僕はね、近松の世話物(心中モノ)なんてやりたくないんだよ!」の一言。
そして苦心惨憺書き上げたのが本作で、湖上のシーンまでが近松、それより後は(溝口さんの大好きな)西鶴から話を持ってきたそうです。

ちょっと色付きな感じで・・・
>僕も、そう思いました。(笑)
只、格式ある大店の職人とお家さんとの身分差を弁えた、所作、言葉遣いが本当に自然で、「あぁ、きっとこうなんだろうな」と教えられる感じがするほど自然で上手かったと思います。
(あの方は自分の顔、姿、所作をどうすれば一番美しく見せられるかに命を掛けた人ですから、やっぱり、その点は凄まじいです)
長谷川一夫の起用はワンマン永田が押し付けた、と言われています。
監督自身、長谷川さんでは(序盤で)「(お家さんが)惚れちゃ困るんだよね、(茂平の言葉や、それまでのあれこれに)ほだされるんです」と言ってるし、風説通りだと思ってたのですが、
これも、その時のパンフレットを読んでたら依田さんの言葉として、
「長谷川一夫のキャスティングは、僕も違うと思ったし、重役の川口さんも違うと言って反対してたけど、当の溝口さんが「会社は長谷川でやって欲しいんでしょ、営業も有るし、僕は構わないですよ」って書いてありました。
以来、この事に関しては解りません。(笑)
(相当、現場で衝突したみたいで、流石の溝口さんも御しきれなかった様子(特にラストの茂平の表情))

何と言っても以三という男!>
この傑作の傷の一つが、この人の表情。
二回、「(しめた!)ふふふ!」って感じで笑いますよね、何か、あからさまで、よく溝口さんOK出したなと僕は思いました。
ラスト、おさんが見せた「ふっと、微笑んだような」僅かな表情の変化と較べると下手というか野暮な感じがするんです。

お玉ちゃんが いじらしくって・可愛くって>
他の方のレビューを拝見すると、男も「お玉ちゃん」派、多いですよ。
(僕は、おさん派ですが(笑)。尚、映画を観終わってパンフレット読むまで南田洋子と気付きませんでした(大汗))

単純に言いやすいヒト>あっ、そうか!!(汗)
そうですよね、もう一人がアレですもんね。
そして、それを茂平が一種の「勘違い」というか「頼られてる」気になってしまい、蔭で慕情を募らせていった。
何か身に覚えのある話で、ちょっと「痛い」かも。(爆)

長くなってしまい申し訳ありません。
もし、もう一回お付き合い下されば嬉しいのですが、この辺で充分なら、ここでENDにします。

承認待ちコメント

  1. 2015/01/27(火) 23:56:20 |
  2. |
  3. [ 編集 ]
このコメントは管理者の承認待ちです

Re: 傑作だと思います

  1. 2015/01/28(水) 10:57:13 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
鉦鼓亭さん、こんにちは☆
コメントを有難うございます☆

> 本当に、そう思います。
> オープニング、カメラが大経師の店の中へ入り、進んでいくにつれ、こちらも自然と映画の世界に入ってしまう。
> あのセットの素晴らしさも相俟って、最初からすぅ~と引き込まれてしまいました。

この監督はこういう感じ(すぅ~と引き込まれる感じ)が、とってもうまいですね♪

> 文芸坐に張ってあったパンフレット(コピー)を立ち読みしました)
> 元ネタは近松の「大経師昔暦」(おさん茂平)で、・・・以下・・・

ネットで同じいきさつを読んだような気がします。

> 僕も、そう思いました。(笑)
・・・
> (あの方は自分の顔、姿、所作をどうすれば一番美しく見せられるかに命を掛けた人ですから、やっぱり、その点は凄まじいです)

俳優というご職業に命をかけていらしたのですネ!

> 長谷川一夫の起用はワンマン永田が押し付けた、と言われています。

そうらしいですネ~。

> ・・・当の溝口さんが「会社は長谷川でやって欲しいんでしょ、営業も有るし、僕は構わないですよ」って書いてありました。
> 以来、この事に関しては解りません。(笑)
> (相当、現場で衝突したみたいで、流石の溝口さんも御しきれなかった様子(特にラストの茂平の表情))

監督は(辛酸もなめていらっしゃるので)上映して(会社の)お金になる事を
大切に思っていらっしゃったように、私は思います。
でもいざ撮影となったらムカつく事だらけだったのでしょうね~(笑)。

> 何と言っても以三という男!>
> この傑作の傷の一つが、この人の表情。
> 二回、「(しめた!)ふふふ!」って感じで笑いますよね、何か、あからさまで、よく溝口さんOK出したなと僕は思いました。

傷・・・?
あからさまで良かったのではないでしょうか?
私はあの人があぁいう顔をする事で、(描かれない色々な状況が)
目で見て分かりやすくなっているように思いました☆

> ラスト、おさんが見せた「ふっと、微笑んだような」僅かな表情の変化と較べると下手というか野暮な感じがするんです。

おさんは、やっと「女」になったので、あれは一世一代の表情ですので
それと比べるのはちょっと?と思います・・・。

> 他の方のレビューを拝見すると、男も「お玉ちゃん」派、多いですよ。
> (僕は、おさん派ですが(笑)。尚、映画を観終わってパンフレット読むまで南田洋子と気付きませんでした(大汗))

あ、男性もですか・・・いじらしいですものね♪
おさん、ってあの言葉までは魅力全然ないと思うんですけどね~(笑)
・・・もちろん、その後のギャップが凄くて、魅力全開になるのでね~☆

> あっ、そうか!!(汗)
> そうですよね、もう一人がアレですもんね。

長谷川一夫と思うと「×××」ですが、
お家さんとか、(お玉ちゃん以外の)女性陣から見たら、
彼はいわゆる「良い人」という以上の何物でもないと思います。

> そして、それを茂平が一種の「勘違い」というか
「頼られてる」気になってしまい、蔭で慕情を募らせていった。
> 何か身に覚えのある話で、ちょっと「痛い」かも。(爆)

う~ん、鉦鼓亭さんの優しいお気持ちを感じなかった女性については「・・・」ですが、

茂兵衛さんの場合は、たしかに仰るような気持ちではあったと思うのですが、
一緒に死ぬとかそういうレベルだと、
もっと以前から思慕を募らせていったのでなければ ヘンというか・・・?

まぁ仕事もなくし、今後どうにもこうにも生きてゆけないから
このお方と共にと思ったのかもしれませんが、
あの言葉が出る前にそれ相応の内面は、
伝わりにくかったと思います、特に女性目線だと・・・。

> 長くなってしまい申し訳ありません。
> もし、もう一回お付き合い下されば嬉しいのですが、この辺で充分なら、ここでENDにします。

いえいえ、申し訳なくないですよ~
私はコメント欄でお話しさせて頂いて本当に嬉しいし、もっとお話したいのですが
記事になさらないのですか???
中途半端というか、ご自身が完全に納得されない記事はお嫌なのでしょうか???
とっても惜しくて、こちらこそもったいないく、申し訳ないです☆

いつでもお待ちしています♪
宜しくお願いします☆


追伸:休憩の件、明日の記事の一部でアップします。大した事ではないのですが・・・。


.

傑作だと思います 2

  1. 2015/01/29(木) 01:15:16 |
  2. URL |
  3. 鉦鼓亭
  4. [ 編集 ]
 miriさん、お言葉に甘えさせて頂きます。

この作品は、この音楽がなければ、随分軽い感想になってしまいそう?
>何と言えばいいのか解らないけど、凄かった!
音の入れ所が的を得ていて実に効果的でした。
話を進めるシーンでは浄瑠璃調で二人の心の道中に色付けし、ここぞと言う時は破調で畳みかける。
早坂さんは黒澤さんと色々実験し、いくつも成功させてるけど、この作品ほど音楽の効果が生かされた作品は無いかもしれません。

進藤さんの真骨頂的な演技でした!!!
>世の中、金で何とでも出来ると信じ切ってる因業オヤジを出て来た瞬間、観客に理解させてました。(笑)
本当に以春という人間が居るようでした。
以春というキャラクターをくっきりと主張しながら、決して主役二人を喰うようなヤリ過ぎはせず、アンサンブルに徹してる所も良かったです。
これは岐阜屋の浪花千栄子さんも同じで、彼女も良かった。
進藤さんはTVドラマ「おやじ太鼓」で悪役・三枚目専門から善人キャラへ変わった時、初めて知ったのですが、後年、遡って東映の時代劇を何作か見ました。
不勉強で、こんなに上手い人だとは知りませんでした。(汗)

小沢栄(太郎)>歳を召されてからも、いけ好かない役が多かったけど、この頃は、まだ若いから脂ぎった感じがあり、いけ好かない度120%。(笑)
こういう役やらせたらピカイチですね、「夜の河」でも「やっぱり!」でした。

茂兵衛が一種の「勘違い」というか「頼られてる」気になってしまい、蔭で慕情を募らせていった。
>ちょっと言葉足らずでした。
岐阜屋の事でおさんが茂兵衛にお金の相談をした事で「頼られてる」と感じた。では無くて、
多分、嫁いできてからあの時まで、miriさんの仰るように「言いやすい」から何度も別の事で相談していたんじゃないでしょうか。
(輿入れの時の手伝いをした、なんて台詞もあったような)
で、ああいう美しくて頼りなげな人だから、(勘違いで)道義と身分差で夢と知りつつ、「想い」だけなら構わないだろうと・・・。
確かに一緒に死ぬほどの恋情があったとは伺えなかったけど、
お金の相談をされた時の茂兵衛の態度から「気が有る」とは思いました。
大経師の家を出て再会してからは、茂兵衛の何処かに微かな「嬉しさ」も感じたし、例え火の中水の中でも、って奉公人が主人に対する以上のものが有った気がします。
勿論、何とか丸く収めてお家さんを無事、大経師なり岐阜屋に送り届ける気持ちが大半だったと思いますが、船宿で夫婦者と誤解された辺りでは、隠した本心を理性で抑えつけてる感じがして、ちょっと不憫に思ってしまいました。
(これが男目線というヤツでしょうか(笑))

普通の女性が長い時間かけて(一生とか?)通る道のりを
ほぼ数日間で駆け足でいった
>流石の解説です!
本当にそうですね。

最後に。
堅田の山の美しかった事!
あのロケーションは実際その場所だったのではないでしょうか?
>鷹ヶ峰だそうです。
残念ながら関西の地理は詳しくないので、どの辺かは解りません。

二日に渡り長文コメント、心苦しくもありますが、この作品についてお話が出来た事、とても嬉しく思っています。

Re: 傑作だと思います 2

  1. 2015/01/29(木) 14:31:16 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
鉦鼓亭さん、こんにちは☆
再びのお出ましを有難うございます☆

> 何と言えばいいのか解らないけど、凄かった!
> 音の入れ所が的を得ていて実に効果的でした。
> ・・・以下・・・

本当に、仰る通りで、凄い音楽でした♪
あれはちょっと・・・聴かないと分からないですよね~。
それと、やっぱ日本人でないと「解り辛いモノ」があるようにも思います♪
黒澤監督も凄かったのですネ☆

私は10月に見た「忍ぶ川」がホントに良かったと思っています。
(そう言えば、その作品、必死で借りてやっと見たのに、
 今週からバンバンオンエアしているんですよ~
 もちろん保存したけど、何と言うか「チェッ(せっかく必死で借りたのに)」
 みたいな・・・心が狭いので・・・笑)

でも、やっぱ邦画の音楽で、この「近松物語」ほど素晴らしいのは、なかなかないと、
公平な目で見て聴いて、思いますね~♪

> 本当に以春という人間が居るようでした。・・・以下・・・

あ、もう、その通りでした!!!
私の方がよほど不勉強ですが、進藤さんって、
ちょっとお軽い岡っ引きのイメージが強くて(笑)
この作品の演技では、仰天しました☆

浪花千栄子さんは、まぁ良かったのは良かったのですが、
他の女優でも・もしかしたらイケたかも?と思えるのですが、
進藤さんはこのヒト以外いないって思えました。

小沢さんはホント、吉良そのまんまで(笑) 
素晴らしい俳優さんですよね~!

>ちょっと言葉足らずでした。・・・以下・・・

2回目に来て頂き、本当に良かったな~って思ったのがこの件で、
鉦鼓亭さんの書かれたような意味合いなら、本当によく理解できます。
やはり自分ひとりの見方でなく、
特に男性とお話しさせて頂いて一番良い点が、今回分かりました☆

言いやすい人だから、単純に、小さな事をちょっと聞く、
みたない事が重なったのでしょうね。
もちろん最初は手代にも聞いたんでしょうけど、
すぐに「このヒトでは親切には教えてもらえない」と分かったから、
それ以降はずっとそうだったのでしょう。

もちろん女性の店員が居るのだから、ほとんどは女性同士で話したと思うけど、
お家さまとして下の立場の女の人には聞きにくい事もあった事でしょう・・・
そういう事が何回かあって、今回初めて大きな相談事で、
茂兵衛さんは舞い上がっちゃったところが、心の奥できっとあったのでしょう。

「道義と身分差で夢と知りつつ」「想い」だけ持っていて、
あの道中・坂を転げ落ちるように悪い方へ悪い方へ行くようになってから、
「隠した本心を理性で抑えつけて」そしてあの言葉にいたったのですネ!
やっと分かった! ホントに心から、理解できました!!! 有難う、ホント嬉しいです☆

>ちょっと不憫に思ってしまいました。
>(これが男目線というヤツでしょうか(笑)

お優しいですネ、でもきっとその通り、男性目線なのですよ!!!
男性だから、彼の心情に入っていけるのですよね~☆

> 流石の解説です!
> 本当にそうですね。

恐れ入ります。
こちらは、女目線で、多くの女性が言葉は別々の表現でも、感想として感じるところだと思います☆

>鷹ヶ峰だそうです。

私も詳しくないのですが、そちらは、どうも京都府のようですね~
結構近いけど、堅田ではないです。
監督が(スタッフが)探して、皆でイメージを決めたのでしょうね~
撮影のしやすい場所だったのかもしれない・・・
昭和29年、まだまだ自然の多く残っていた日本ですネ♪

>  miriさん、お言葉に甘えさせて頂きます。
> 二日に渡り長文コメント、心苦しくもありますが、この作品についてお話が出来た事、とても嬉しく思っています。

いえいえ、こちらこそ、いつかずっと先では見たかもしれないけど、
鉦鼓亭さんのあの記事のお陰で出逢えた作品で、感謝・感謝です☆
素晴らしい作品で、お互い良いと思えて、たくさんお話できて本当に嬉しかったです。

映画館で例の2本見られると良いですネ♪
いつかそれらのお話も出来たら、嬉しいと思います☆


.

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  1. 2015/01/30(金) 10:46:25 |
  2. |
  3. [ 編集 ]
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miri

Author:miri
古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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