映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-1305  しとやかな獣

  1. 2017/07/21(金) 23:00:00_
  2. 川島雄三
  3. _ comment:0
しとやかな獣  1962年・日本



しとやかな獣




 
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2017年7月21日(金)  BS12

監督 川島雄三
主演 私的には、山岡久乃

感想
面白い作りの映画でした、秀作とも思えます。
ただ、内容が悪いので、すごくイイとも言えませんが。。。



以下、内容に触れていますので、お気を付けください。



まず、舞台がほぼ一ヶ所で、当時としては洒落た作りらしき
団地の5階の2K+αって感じでしょうか?
それを非常にうまく使い切っています。

リビングというか、お茶の間
寝室というか、部屋
Kというか、お勝手
お風呂等、
横に長いベランダ、

それぞれの場所を舞台に、一芝居も・ふた芝居も、
ブラックな笑いで包んで・・・

高価なものを隠す
変な踊りをする
たくらみに次ぐたくらみ

そして演技者の良い事良い事!
若尾文子の特集だけど、主演はそうではない感じで、
まぁ全員悪い人間だから仕方ないんだけど、
ちらほら見え隠れするのは

「戦争のせいだ、仕方ないんだ」という

ある種の反戦映画の反面教師的な(笑)感じで、
戦争があって、あれこれ苦労して、
あばら家で食うや食わずの生活は絶対に嫌だと、

だから、人をだます・殺すまではいかなくても死んでも仕方ない的な感じで、
娘を他人の愛人に売る、
息子に横領させる・・・

そしてまた、もうすぐ小学生になる可愛い我が子のために、
親子二人で生きるために、
旅館経営するんだ、そのためには
何人の男を手玉にとっても大丈夫、法律違反はしていません(笑)?

若尾文子の役柄はでも、前に見た映画で似たようなのがあったから
驚かなかったというか、同じような感じでちょっと白けました。

お父さん役の俳優さん、静かな恐怖があって良かったです、
娘息子、作家、社長、税務署員、
それぞれピタリとはまっていました、知らない人も、懐かしい人も。

とにかく、いろいろと見応えがありまして、
最後の最後に山岡久乃演ずる母親が
下を見て、騒がず「あら」と、ひとこと・・・

そしてカメラを引いて団地の全体像を写し、終わりのマーク、
ふーんという感じで、迫力がありましたね!

途中で数回出てくる、長い長い階段をモノローグで行く人たち、
それでいいんだね、そう、生きるってそういうことだもんね、
そんな感じを受けました☆




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