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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-474  華麗なる激情

  1. 2014/08/25(月) 23:00:00_
  2. キャロル・リード
  3. _ comment:2
THE AGONY AND THE ECSTASY  (華麗なる激情)  1964年・アメリカ/イタリア



華麗なる激情




 
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2014年8月25日(月)  レンタルDVD

監督 キャロル・リード
主演 チャールトン・ヘストン (ミケランジェロ 役) / 
    レックス・ハリソン (ローマ教皇ユリウス2世 役)

感想
いや~全く凄い映画でした☆

好きな監督ですが、そこまで期待せずに借りて、長そうだな~見辛いのでは?と
思いながら見始めたのですが、全然杞憂に終わりました☆
っていうか、お釣りがきました!

やっぱ、演出が良いのよね~見やすい☆
60年代の映画の良い点だけが目立っていて、
見辛いとか疲れるとか全然なかったです。

135分ほどの作品なのに、インターミッション(!)が1時間くらいのところであって、
終曲もちゃんとありました!

序曲の代わりに? 現代(1964年)のイタリアを映して、
(この美術品の数々の説明も聞き惚れました~)
石切り場の風景でのタイトルバックには、見終わってからもう一度見て、恐れ入りました♪

序曲とか終曲とか、今の若い人はご存知かな~?
まぁ映キチならご存知でしょうけど、一般の方には「真っ暗け~イミフ」でしょうね~(笑)

インターミッションの直前の、雲の描写は凄いです~!
神の作ったものは、人間の彫刻などのヒントにはなるけど、
そのものには手が届かない・・・でもだからこそ、人間も素晴らしいのだと・・・。


それで、俳優も良いんですよ!!!

まぁこの二人なら当たり前って言えば当たり前なのですが、
もう、ホントに、マジけんか?と一瞬思うほどの熱の入れよう・・・

あと、あのメディチ家の女性役の女優さんも素晴らしかった~!
全然知らない人だったけど、ショーン・コネリーの元妻さんだった!
キレイだし、この役柄の持つ重い意味と温かい意味と
そして一番大事なことをミケランジェロに伝える「神の使命」を、素晴らしく演じていらっしゃいました。


そう、神の使命。

この映画はそれを最初から最後まで、一貫して、鑑賞者に伝えてくれましたね~!

システィーナ礼拝堂の天井画、いろんな番組で見たことあったけど、
解説聞いていたけど、いまいちピンとこなかった・・・
それをこの映画で、肉付けして、具現化して、500年の時を経て、
こうだったんだよ、って、まるでドキュメンタリー見ているようでした。

知らなかったよ、二人の性格の悪さとか、
戦争に明け暮れる生活とか、
描きたくなくて描きたくなくて、仕方なしに引き受けたとか、
途中2回の解雇宣言や、倒れた事や、年月やお金の問題、
最初の足場と、最後の足場の問題とか、
そんなもろもろを、こうして目にして、

そのうえで、二人がそれぞれの立場で、
本当にキリスト教なるものを、神という存在を、
信じ、伝え、広め、
人間のする事ではない事を、
そして人間のする事を、
「映画」として「目」で見られて、私は幸せいっぱいになりました☆


ついでにラファエロ君も、それなりの美系が演じていて、
こんな感じかも?と思いつつ、

芸術家とはどうやって生きるモノかと、あのリアルなシビアなお説をつなえるところが
あのビジュアルとは相いれず、きっとこういう人だったのだと、
この人の事も納得できました☆

システィーナ礼拝堂、いつか行けるのかな~?
多分行けないでしょうけど、この映画は即買って、いつまでも何回でも見直したい
そんな感じでした♪
感謝です☆



追伸:「炎のランナー」などと同じで、
西洋の宗教にご興味・ご関心のない方には
面白くない作品だと思います☆





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comment

やっと観ました!

  1. 2015/06/26(金) 14:23:28 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
ホント、主演ふたりとも演技が素晴らしかったですね~。
時間なんて感じなかったですよ。
私は友情メインで観てしまったけど、法皇が自分のやってきた事と、ミケランジェロが成し遂げたものを比べて、しみじみ「生まれ変わったら」と話すくだりが素晴らしかった。
彼と出会わなければ、本音で話せる相手とならなければ、あの瞬間は訪れなかったんだと思うと感慨深いです。

あと、冒頭の解説もよかったです。「何の映画だったっけ?」と思ってしまったけど(汗)、石がなめらかな肌とやわらかい布になってしまうのが驚きです。大理石の彫刻ってあんなにキレイなものなんですね~。あんまり近くで観たことないから感動してしまった。
素晴らしい作品をご紹介下さってありがとうございました♪

Re: やっと観ました!

  1. 2015/06/26(金) 18:54:40 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
宵乃さん、こんばんは☆
コメントを有難うございます☆

> ホント、主演ふたりとも演技が素晴らしかったですね~。
> 時間なんて感じなかったですよ。

この作品を鑑賞されたのですネ~♪
大感激です!
良い作品ですよね~☆

> 私は友情メインで観てしまったけど、法皇が自分のやってきた事と、ミケランジェロが成し遂げたものを比べて、しみじみ「生まれ変わったら」と話すくだりが素晴らしかった。
> 彼と出会わなければ、本音で話せる相手とならなければ、あの瞬間は訪れなかったんだと思うと感慨深いです。

友情をメインで鑑賞されたという事ですが、素晴らしいと思います!
書かれている通りですね~!!!

私は宗教もからめて見ましたが、
宵乃さんと同じ気持ちも、もちろんありますよ~☆

> あと、冒頭の解説もよかったです。「何の映画だったっけ?」と思ってしまったけど(汗)、石がなめらかな肌とやわらかい布になってしまうのが驚きです。大理石の彫刻ってあんなにキレイなものなんですね~。あんまり近くで観たことないから感動してしまった。

あれは序曲の代わりかと思いました。
今現在のイタリアはきっと少しは変わっているだろうから
製作当時にこの部分をこの映画に入れて下さって、凄い事だと思いました。

美術関係の番組もよく見ますが、この作品ほど上手には撮っていないような気がしました。
ホント、感動してしまいますよね~!!!

> 素晴らしい作品をご紹介下さってありがとうございました♪

いえいえ・・・オンエアがあって良かったです♪
後ほど記事にお邪魔させて頂きますね~!

・・・記事に書いたように、即DVD買ったので、いずれ再見するつもりですが、
宵乃さんの魔力にあらがえるか???(笑)

最後に、鑑賞した日によんだうたです。 お恥ずかしい・・・。

「仰ぎ見る 神の栄光 天井画 
 二人の想い 遥けき現代(いま)も m(_ _)m」


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