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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-252  限りなく愛に燃えて

  1. 2014/03/04(火) 22:30:00_
  2. ピエール・グラニエ・ドフェール
  3. _ comment:0
Une Femme A Sa Fenecatre  (限りなく愛に燃えて)  1976年・フランス



限りなく愛に燃えて




 
.


2014年3月4日(火)  レンタルVHS

監督 ピエール・グラニエ・ドフェール
主演 ロミー・シュナイダー (マルゴ 役)

感想
性懲りもなく、彼女の映画を見たいと思い、借りました。
しかし・・・。

・・・77年(高2)に 日本公開しているのですが、覚えていないし、
見なきゃ良かったのですが「どうしても見たい」と思ってしまって・・・。

まず、脚本なのですが、時系列が分かりにくくて、
せっかくの政治情勢も・・・


字幕で「年月日」の 出る時と、出ない時があって、
戒厳令下・1936年の8月の事は ( ほぼ全部よく ) 分かったのですが、

その後の、特にその直後~40年代の出来事が、いまひとつ整理できなくて
私の頭脳のせいだけではないと思うのですが?

ラスト1967年になって、娘が両親の軌跡を追うというのは
うなずけないこともないけど、30歳代になってね???
そういうのは、もっと若い、10代後半とかに追うモノのように思いました。

なので、単に、彼女を二役で出したい製作側の思惑で、残念です。
もう少し若い女優で、10代後半、つまり1950年代半ば、くらいで良かったのでは?

1936年8月時点での彼女の演技は いつもながらの迫力で、
その置かれた立場や心情を
これ以上は できないほどに 演じていたと思います。



何不自由ない外交官夫人でも、こころは全くの砂漠で、
親友面した夫が、「君の運命の人だと、ひと目で分かった」なんて
ていの良い縁切り?って思っちゃうよね~???

そのうえ、侯爵という身分ながら、お金がないから
「愛人と暮らすお金がほしい」だなんて
結構すごいよね~と思いつつ、本人たちが納得しているから、
現代の庶民にはイミフで宜しいのでは???(笑)
(あ、一応、彼女にもミシェルに出会う以前に愛人がいます、ノワレ演ずるラウルです)


共演者の中では、フィリップ・ノワレが良かった、とても。
っていうか、この映画は 彼で もっているような気がしました。
他の映画はズバリこれ!って言うのも少ないけど
(やっぱ「ニュー・シネマ・パラダイス」?)

どちらかというと喜劇系俳優さんのように思っていましたが、
この映画では、彼のあの静かな・シリアスな演技と、一度だけのキレた演技が
その後の日々も含めて、この映画を完全にシメました。

夫のリコ役の人は、ビジュアルも侯爵で外交官が信じられないほどではなく
まぁまぁで、演技も良かったけど、

肝心の運命の男性・ミシェル役に、私的には、ほぼ何の魅力もなくって・・・
納得しにくい作品でした。。。

夫の愛人さんや、他の上流階級の人々、
警察関係者、メイドや下働きの面々、ミシェルの仲間たち、
道で呼び止められ、身ぐるみはがされる、多分ロマの人達、

ギリシャが激動、ヨーロッパ全体が激動の、この時代、
それをバックに、男女の、他人には分からない想いを描いて、
そういう意味では秀作かもしれないけど、

その後の時代の変化等、全然分からない・・・し、
娘を預けた家のこと、娘の人生、それらをすっ飛ばすなら、
描かない方が、かえって良かったように思いました。
ノワレ演ずるラウルが言うことだけが事実のように思えました。

まぁ、多分、こういう目にあっても、私は今後も
彼女の作品を見てしまう気がしますが、
一般的には「シシー」~「恋ひとすじに」の頃の彼女が、
やっぱり良いのかもしれませんね~???

・・・自分的に今まで見た彼女の映画で良かったのは、
主演なら「すぎ去りし日の・・・」「離愁」
助演なら「ルードヴィッヒ」「枢機卿」などです。

ただまあ、あの二人の想いが成就するシーンですが、あのシーンだけは良かったです。
大人にしか分からない、そういうシーンでした☆






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