☆ 読了 飢餓海峡 ☆ ☆ 再見 テレビドラマ 飢餓海峡 ☆
再読 「飢餓海峡」 新潮文庫 上・下巻 水上勉:著
2014年1月下旬までに読了


再見 テレビドラマ 「飢餓海峡」
1988年・フジテレビ製作 演出:富永卓二
(初見は、多分、1997~2008年の間に再放送にて、だと思います)

2014年1月下旬までに読了


再見 テレビドラマ 「飢餓海峡」
1988年・フジテレビ製作 演出:富永卓二
(初見は、多分、1997~2008年の間に再放送にて、だと思います)

.
本の感想。
もちろん原作なのだから当たり前かもしれないけど
八重という女性の描き方は、この原作がとても自然だと思いました。
内田監督の映画の・・・まぁちょっと常軌を逸している(爪の件 等)感じは全くなく、
私から見ると「お金が神様」な女性で、考え抜いてその「お金」を守る・・・
表面の愛想の良さからは考えられない、深い飢餓感覚を持っています。
犬飼については「殺人の哲学」を持ってなした事ではなく、
後付けで「あの二人を死なせてしまった代わりに、何百人もの人を助ける」という
意味深く持って生き抜き、例の寄付にまでたどり着いたのはよく分かりました。
(これはロージャとは裏返しの哲学で、終盤にハッキリと書いてあり、
この作者の「罪と罰」への思い入れは、その段階で、よく分かりました)
ただ、八重さんと書生の殺しについては、書いてある事も少なく
想像しかない部分も多かったけれども、
私は最終的に、犬飼は、女性というモノを
あんまり知らなかったのではないかな?と思いました。
・・・人生に無駄はない、弓坂さんの生き方や
まぁいろんな意味で、そのメッセージを強く感じました☆
もちろん「人間」「時代」「捜査」についての描写がすごくて、
まるで自分がこの本の中の、昭和22年や32年を生きているかのような
錯覚さえ、おこさせてくれました。(東舞鶴の旅館の女中役・他・笑)
後半で驚いたのが、
(執筆された時期が、私が赤ちゃんの頃だから仕方ないのかもしれないけど)
50歳を過ぎた人を老人呼ばわりしている事です。
60歳の人は「もう完全なる老人」でした。総入れ歯とか?
今・現代では考えられないから、当時の日本は、衛生面が不良で、
戦後を大人として生き抜いた人々は身体も弱っていたのかもしれないけど、
水上先生も最近まで生きていらしたのだから、ご自身なりこの描写は
どうだったんだろう?と思いました(他の多くの作品も同じでしょうけどね(笑))。
****************************
著者ご自身の「あとがき」でひっくり返りました。(昭和51年8月に ご執筆)
「八重はソーニャのように、男主人公にとっては無償の愛を
かわしあう相手でなければならぬ」 と 書かれてあったからです。
私の感覚では、
ソーニャという女性は「神への信仰」を自分の命の元にしていて
八重さんは「現実のお金」を自分のささえにしているから、全然違うのです。
多分、水上先生は、キリスト教についてはあまりご存じなかったのでしょうね~???
著者ご本人が書いているのだから、ただの読者が文句を書いてはいけないけど、
2巻読み終えて胸がいっぱいのところに その一行は、無残でした(笑)。
昔は太い1冊で小さい文字で読みにくかったこの本が、
値段は高いけど、スッキリとした2冊になって、大きな文字で美しい本になって、
これから先、ずっと大切にしたい本になるな~って思いました♪
テレビドラマの感想。
いやいやいや、この作品は~
とっても 「right」 な作品です~(笑)。
映画版が怖かった方、好感でなかった方には、お薦めです~!!!
でもでもでもですね、このテレビ番組は~
とっても 「light」 ではない作品なので(笑)、
映画をお好きな方は、見ないでくださいネ~!!!
私的には記憶にあった通りで、懐かしい作品でした。
しかし映画と原作を再見・再読した今となっては
「五十円です~♪」と声を弾ませたあとで、
「札束を持って走る」八重さんは、
美人で、どこからどう見ても娼妓役には見えない 若村麻由美さんは、
このドラマ特有の八重さんです☆
仲代達矢さん(このドラマの主演)の 特集でのオンエアでした。
弓坂さんは(もちろんお上手だったけど)こちらも全体的に生き方が
スッキリとしていて、ちょっとね~(笑)
(その代わりに、日本を代表する女優、藤村志保さんが妻役で、シメていました♪)
ショーケンは、その俳優さんの個性を生かしたような「犬飼」で
まぁそれはそれで、仕方ないというか・・・
どうして八重さんを殺したのか?についての答えはナシ(視聴者まかせ?)
更に、ラストは異常に簡潔に描かれているので、彼の心情は全く分かりませんが、
その前触れとして、逮捕以降、ほとんどご飯を食べずに、栄養注射だけで生きて、
実況見分のための北海道行き(仏ヶ浦を目にした直後)だったので、
私的には自殺だと思える描き方でした。
きっと演出の方等スタッフの方は映画版を尊敬なさっていたように思うのですが
茶室の使い方が・・・ちょっと残念でした(笑)。
全体的にテレビ用だな~って感じで、何もかも説明不足で
すっ飛ばしで、でもまぁ、一応表面は全部なぞっていましたが、
このテレビ作品には
「原作の持つ、深い、人間と時代と捜査の描写」
「映画の持つ、深い、情念」
の、どちらもが全くなく、スッカスカ~でした(笑)。
でも、スッカスカなりに、この作品を一応知りたいと思うヒトには
(戦後の描写も含めて)とても良い出来になっていたように思います☆
「飢餓海峡」と 私。
うん十年前に 原作を読みました。
ここ15年くらいの いつかに ドラマを見ました。
2012年5月 映画初見
2014年1月のほぼ半月で 映画再見 → 原作再読 → ドラマ再見
まぁ、ご縁のある順番に、見たり読んだりしていると思うのですが
私の記憶にあった
「ドラマに描かれた質屋の件・犬飼の成りあがり描写・ラストは逃亡系」は、
勘違いでした、お恥ずかしい!
多分、別のドラマとの混同だと思います。
本当にお恥ずかしいのですが、仕方ないですね(笑)。
今月、それまでは思ってもみなかった映画の再見の機会に恵まれ、
その2週間後にドラマのオンエアがあり、
なんと自分も(先月から)読書を再開したばかりだった・・・
(それも「罪と罰」から読み始めたのです・笑)
これは全くただの偶然ではないと、こころから思います。
映画(読書)の神さま、有難うございました☆
本の感想。
もちろん原作なのだから当たり前かもしれないけど
八重という女性の描き方は、この原作がとても自然だと思いました。
内田監督の映画の・・・まぁちょっと常軌を逸している(爪の件 等)感じは全くなく、
私から見ると「お金が神様」な女性で、考え抜いてその「お金」を守る・・・
表面の愛想の良さからは考えられない、深い飢餓感覚を持っています。
犬飼については「殺人の哲学」を持ってなした事ではなく、
後付けで「あの二人を死なせてしまった代わりに、何百人もの人を助ける」という
意味深く持って生き抜き、例の寄付にまでたどり着いたのはよく分かりました。
(これはロージャとは裏返しの哲学で、終盤にハッキリと書いてあり、
この作者の「罪と罰」への思い入れは、その段階で、よく分かりました)
ただ、八重さんと書生の殺しについては、書いてある事も少なく
想像しかない部分も多かったけれども、
私は最終的に、犬飼は、女性というモノを
あんまり知らなかったのではないかな?と思いました。
・・・人生に無駄はない、弓坂さんの生き方や
まぁいろんな意味で、そのメッセージを強く感じました☆
もちろん「人間」「時代」「捜査」についての描写がすごくて、
まるで自分がこの本の中の、昭和22年や32年を生きているかのような
錯覚さえ、おこさせてくれました。(東舞鶴の旅館の女中役・他・笑)
後半で驚いたのが、
(執筆された時期が、私が赤ちゃんの頃だから仕方ないのかもしれないけど)
50歳を過ぎた人を老人呼ばわりしている事です。
60歳の人は「もう完全なる老人」でした。総入れ歯とか?
今・現代では考えられないから、当時の日本は、衛生面が不良で、
戦後を大人として生き抜いた人々は身体も弱っていたのかもしれないけど、
水上先生も最近まで生きていらしたのだから、ご自身なりこの描写は
どうだったんだろう?と思いました(他の多くの作品も同じでしょうけどね(笑))。
****************************
著者ご自身の「あとがき」でひっくり返りました。(昭和51年8月に ご執筆)
「八重はソーニャのように、男主人公にとっては無償の愛を
かわしあう相手でなければならぬ」 と 書かれてあったからです。
私の感覚では、
ソーニャという女性は「神への信仰」を自分の命の元にしていて
八重さんは「現実のお金」を自分のささえにしているから、全然違うのです。
多分、水上先生は、キリスト教についてはあまりご存じなかったのでしょうね~???
著者ご本人が書いているのだから、ただの読者が文句を書いてはいけないけど、
2巻読み終えて胸がいっぱいのところに その一行は、無残でした(笑)。
昔は太い1冊で小さい文字で読みにくかったこの本が、
値段は高いけど、スッキリとした2冊になって、大きな文字で美しい本になって、
これから先、ずっと大切にしたい本になるな~って思いました♪
テレビドラマの感想。
いやいやいや、この作品は~
とっても 「right」 な作品です~(笑)。
映画版が怖かった方、好感でなかった方には、お薦めです~!!!
でもでもでもですね、このテレビ番組は~
とっても 「light」 ではない作品なので(笑)、
映画をお好きな方は、見ないでくださいネ~!!!
私的には記憶にあった通りで、懐かしい作品でした。
しかし映画と原作を再見・再読した今となっては
「五十円です~♪」と声を弾ませたあとで、
「札束を持って走る」八重さんは、
美人で、どこからどう見ても娼妓役には見えない 若村麻由美さんは、
このドラマ特有の八重さんです☆
仲代達矢さん(このドラマの主演)の 特集でのオンエアでした。
弓坂さんは(もちろんお上手だったけど)こちらも全体的に生き方が
スッキリとしていて、ちょっとね~(笑)
(その代わりに、日本を代表する女優、藤村志保さんが妻役で、シメていました♪)
ショーケンは、その俳優さんの個性を生かしたような「犬飼」で
まぁそれはそれで、仕方ないというか・・・
どうして八重さんを殺したのか?についての答えはナシ(視聴者まかせ?)
更に、ラストは異常に簡潔に描かれているので、彼の心情は全く分かりませんが、
その前触れとして、逮捕以降、ほとんどご飯を食べずに、栄養注射だけで生きて、
実況見分のための北海道行き(仏ヶ浦を目にした直後)だったので、
私的には自殺だと思える描き方でした。
きっと演出の方等スタッフの方は映画版を尊敬なさっていたように思うのですが
茶室の使い方が・・・ちょっと残念でした(笑)。
全体的にテレビ用だな~って感じで、何もかも説明不足で
すっ飛ばしで、でもまぁ、一応表面は全部なぞっていましたが、
このテレビ作品には
「原作の持つ、深い、人間と時代と捜査の描写」
「映画の持つ、深い、情念」
の、どちらもが全くなく、スッカスカ~でした(笑)。
でも、スッカスカなりに、この作品を一応知りたいと思うヒトには
(戦後の描写も含めて)とても良い出来になっていたように思います☆
「飢餓海峡」と 私。
うん十年前に 原作を読みました。
ここ15年くらいの いつかに ドラマを見ました。
2012年5月 映画初見
2014年1月のほぼ半月で 映画再見 → 原作再読 → ドラマ再見
まぁ、ご縁のある順番に、見たり読んだりしていると思うのですが
私の記憶にあった
「ドラマに描かれた質屋の件・犬飼の成りあがり描写・ラストは逃亡系」は、
勘違いでした、お恥ずかしい!
多分、別のドラマとの混同だと思います。
本当にお恥ずかしいのですが、仕方ないですね(笑)。
今月、それまでは思ってもみなかった映画の再見の機会に恵まれ、
その2週間後にドラマのオンエアがあり、
なんと自分も(先月から)読書を再開したばかりだった・・・
(それも「罪と罰」から読み始めたのです・笑)
これは全くただの偶然ではないと、こころから思います。
映画(読書)の神さま、有難うございました☆
- 2014/01/26(日) 10:20:42 |
- URL |
- 宵乃
- [ 編集 ]
それにしても本当にmiriさんのために用意されていたかと思えるようなタイミング。それを逃さず、この大作を短期間で消化してしまうのがさすがです!
色んな角度から見ることで、わかってくる事もありますよね。
>2巻読み終えて胸がいっぱいのところに その一行は、無残でした(笑)。
あはは…原作者の言葉だからこその破壊力。
自分の生み出したものを完全に理解できるとは限らないということでしょうか。
これからも読書の記事が増えるといいですね~。
宵乃さん、こんにちは☆
- 2014/01/26(日) 13:47:45 |
- URL |
- miri
- [ 編集 ]
> 映画、原作、ドラマとそれぞれ楽しめたようで良かったです♪
> それにしても本当にmiriさんのために用意されていたかと思えるようなタイミング。それを逃さず、この大作を短期間で消化してしまうのがさすがです!
ハイ、ありがとう~!
そうなんですよ~とっても普通ではないタイミングで、
自分はそれについて行くのが必死でした(笑)。
> 色んな角度から見ることで、わかってくる事もありますよね。
本当にそうですよね~。
原作が一番とは分かっているのですが、
やっぱりそれぞれの製作者の想いが、伝わってきますよね~♪
> >2巻読み終えて胸がいっぱいのところに その一行は、無残でした(笑)。
> あはは…原作者の言葉だからこその破壊力。
まさかここでソーニャが出てくるとは思わなかったので!
水上先生は本当に「罪と罰」を愛しているんだろうな~とは思いました。
> 自分の生み出したものを完全に理解できるとは限らないということでしょうか。
・・・まぁモデルという感じの話でしたので、
八重さん= ということではないと思いますが、
なかなか「キリスト教の神」は日本人には なじみませんのでね・・・。
> これからも読書の記事が増えるといいですね~。
有難うございます!
次はまたドストエフスキーさんを読むので、映画関係の本はいつになるか・・・
でも、もしまた読んだら、アップしますので、その時はお願いいたします(ペコリ)。
*******************************
「まとめ記事」読ませて頂きました。
ボリューム的にちょうど良いですね!
上書きしていらしたんですか・・・(自分は全部ワードに写しています(笑))
私は宵乃さんのひと言感想に、遅れてお返事する時、
なるべくコピーしていたのですけど、
「尼僧物語」とかは、していないです。
これからは、まとめ記事にお返事できるんで嬉しいです☆
ついったーは、あんまり良いアレではないように思います(笑)。
お好きな方には申し訳ないけど・・・。
.
前回来たとき、山口百恵主演映画作品の感想記事で、懐かしくコメントしようと思ったのですが、あまりにも自分の記憶が曖昧で、コメント消してしまいました。(^_^;)
miriさんの様にノートのしたためておけば、こんなことはなかったのでしょうけど・・・・
miriさんは本も、映画もドラマもご覧になっていらしたのですね!
ドラマは知りませんでした。
しかも、映画をかりて見て、その後急いで本を買って読んだので、かけあしの感想になってしまいました。
きっともっと深く考え、ドラマも見て、年齢も重ねることで、この作品の感想もお味噌の様に熟成していくのだろうな・・・そんな風に思ってました。
>犬飼については「殺人の哲学」を持ってなした事ではなく、
>後付けで「あの二人を死なせてしまった代わりに、何百人もの人を助ける」という
>意味深く持って生き抜き、例の寄付にまでたどり着いたのはよく分かりました。
(・-・)(。_。)
納得です。
その意味で「レ・ミゼラブル」を思い出しました。
テレビドラマで放送されていた事に、まったく気がつきもしなかった。
ブログdeロードショーがなければ、一生知らずにすごしていた作品だったと思うと、
ブログdeロードショーってすごいな~と思いました。
見る機会を与えてくださってありがとうございました。
miriさんのこの記事、内容濃いです。
みなさん、函館なまりや東北なまり、わかるのかしら・・・?と心配になりました。
忠実ななまりで、懐かしく見てました。(函館の親戚を思い出し)
長くなってごめんなさいね。m(__)m
miriさんの様にノートのしたためておけば、こんなことはなかったのでしょうけど・・・・
miriさんは本も、映画もドラマもご覧になっていらしたのですね!
ドラマは知りませんでした。
しかも、映画をかりて見て、その後急いで本を買って読んだので、かけあしの感想になってしまいました。
きっともっと深く考え、ドラマも見て、年齢も重ねることで、この作品の感想もお味噌の様に熟成していくのだろうな・・・そんな風に思ってました。
>犬飼については「殺人の哲学」を持ってなした事ではなく、
>後付けで「あの二人を死なせてしまった代わりに、何百人もの人を助ける」という
>意味深く持って生き抜き、例の寄付にまでたどり着いたのはよく分かりました。
(・-・)(。_。)
納得です。
その意味で「レ・ミゼラブル」を思い出しました。
テレビドラマで放送されていた事に、まったく気がつきもしなかった。
ブログdeロードショーがなければ、一生知らずにすごしていた作品だったと思うと、
ブログdeロードショーってすごいな~と思いました。
見る機会を与えてくださってありがとうございました。
miriさんのこの記事、内容濃いです。
みなさん、函館なまりや東北なまり、わかるのかしら・・・?と心配になりました。
忠実ななまりで、懐かしく見てました。(函館の親戚を思い出し)
長くなってごめんなさいね。m(__)m
かえるママ21さん、こんばんは☆
- 2014/02/14(金) 19:33:32 |
- URL |
- miri
- [ 編集 ]
記事もシッカリ読ませて頂きました。
後ほどお邪魔させて頂きますね~!
> 前回来たとき、山口百恵主演映画作品の感想記事で、懐かしくコメントしようと思ったのですが、あまりにも自分の記憶が曖昧で、コメント消してしまいました。(^_^;)
> miriさんの様にノートのしたためておけば、こんなことはなかったのでしょうけど・・・・
いえいえそんな・・・あの記事は最近見た分なので・・・
大昔のは、私も自分のノートを読んでも思い出せないこともありますので(笑)。
お気楽にコメント書いて頂けると嬉しいです!
> miriさんは本も、映画もドラマもご覧になっていらしたのですね!
> ドラマは知りませんでした。
まぁ、たまたま・・・です(笑)。
若いころに水上努が好きだったので、読んでいたので・・・
ドラマは映画をあまり見ない時期に、たまたま見ました(笑)。
> しかも、映画をかりて見て、その後急いで本を買って読んだので、かけあしの感想になってしまいました。
> きっともっと深く考え、ドラマも見て、年齢も重ねることで、この作品の感想もお味噌の様に熟成していくのだろうな・・・そんな風に思ってました。
お好きな方が多い作品のようで・・・
私が一昨年映画を見たのは、かえるママさんと同じ札幌に住んでいらっしゃる方が
薦めてくださったからなのです。
本を読んだ事は、ホトンド忘れていました(笑)。
私的には、今回の再見・再読で、当分の間、振り返るつもりはありません。。。
> (・-・)(。_。)
> 納得です。
> その意味で「レ・ミゼラブル」を思い出しました。
共感して頂いて嬉しいです!
「レ・ミゼラブル」に通じると、書いてある書評もありますよね~。
私的には、やっぱキリスト教の考え方のあるなしで、全然違うように思うのですが。。。
> テレビドラマで放送されていた事に、まったく気がつきもしなかった。
いやいや、そんな事は気付かないのが普通です(笑)。
> ブログdeロードショーがなければ、一生知らずにすごしていた作品だったと思うと、
> ブログdeロードショーってすごいな~と思いました。
> 見る機会を与えてくださってありがとうございました。
リクエストなさったポールさんのお陰ですよね~。
有難いです!
> miriさんのこの記事、内容濃いです。
どうも、恐縮です。
> みなさん、函館なまりや東北なまり、わかるのかしら・・・?と心配になりました。
> 忠実ななまりで、懐かしく見てました。(函館の親戚を思い出し)
方言ですか?
特にすごい方言のようには思わなかったけど・・・
でも、かえるママさんのように本当の言葉をご存じな方が
そう思われるなら、結構良い作品なのでしょうね~!!!
> 長くなってごめんなさいね。m(__)m
いえいえ、本当に有難うございます!
お疲れではないですか?
皆さんのところ、回られたのでは???
私など一番後回しにして下さいネ、どうぞお疲れの出ませんように~☆
.
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古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。
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