映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


(2-1617)  飢餓海峡  (2回目)    

  1. 2014/01/10(金) 22:30:00_
  2. 内田吐夢
  3. _ comment:10
再見  飢餓海峡  1965年・日本



飢餓海峡




 
.


2014年1月10日(金) 
数ヶ月前に、日本映画専門チャンネルのオンエアを録画保存したDVDを見ました

監督 内田吐夢
主演 伴淳三郎 / 左幸子 / 三國連太郎



感想の前に

この映画は1年半くらい前に見て、よく覚えています。
初見時のこと、その時に感じたこと、それらをよく覚えていて、
その先入観があるまま、見ました。
一応、2012年の邦画第5位の作品です。

なお、このお話そのものは、ショーケンと若村麻由美さん主演の
テレビドラマを(再放送で近年)見て、そちらの内容をより覚えています。
実はそのドラマも もうすぐ同チャンネルでオンエアがあるので
録画保存を検討中です(笑)。



感想

初見後にしばらく時間が経ってから思った以上に「穴」のある作品で、
そういう意味では、
今現在に作られる精巧なミステリーモノとは違うと思って見ないと
人によってはそこがネックになりそうですね(笑)。

あと、少しでも良いから「本物のド貧乏」とか「戦後の混乱期」とか
「国が認めて行っていた“売春”事業」とかについて
知っていないと、イミフで見られないかもしれませんね(笑)。

原作は大昔に読んでいるのですが(水上勉は好きでたくさん読みました)
もうまったく忘却の彼方なので、機会があれば読んでみたいと思います。
若狭の奥の村の描写なんかが多かったように覚えています。


さて、今回の鑑賞でも、杉戸八重の「想い」が、
一番でしたね・・・一応女ですから。


もちろん身を売って・・・とか分からないですけど、
多分、誰からも与えられなかった「目に見える有難さ(お金)」を、
自分の恋愛対象=信仰にしてしまったのでしょうけど、
女は「好きな人との印」のようなモノを大切にする生き物だと思うので・・・。

あと、伴淳さんが、どうしても懐かしく・あったかく・こんなところにいたんだ~!と
つかまえて離したくないような気持ちにさせられる・・・そんな役者さんですね、
やっぱ子供の頃から「テレビつけると出ていた おじいちゃん」だったからね~(笑)。

三國さんの役柄の事ですが、
初見時にも思った通り、自分がその犯罪をしていたら、
いくら優しくされて嬉しくても、そのお金は渡さなかったと思うから・・・
だから10年前の犯罪の答えは・・・。

あの東京での、一瞬先に八重が弓坂刑事を見つけたところが、
全員の運命を決めてしまいましたね☆
左さんの演技は、あのシーンを境に、まだ子供らしさの残る感じから
本当の大人そして自分で選ぶ娼妓の感じに変わりましたね、名女優♪


ところで~藤田進さんって異常に素敵だわ♪

初見時は、話の内容と、八重と、伴淳さん(役柄より役者)で 手いっぱいで、
あとは若い健さんと、らしい感じの三國さんで忙しくて そこまで目がいきにくかったけど、

今回はガン見しましたよ☆
あんな感じのボスって素敵だし、もちろん時代的にもそうなんでしょうけど
藤田さんってあんまり知らないけど、ちょいちょい見た事あると思います。
今年は森さんと同様に、藤田さんの作品も見てみたいわ~!!!


そんなわけで、金曜日の午前全部使って、再見しました。
やっぱり183分は長いけど、この作品はものすごい迫力で
鑑賞者をどんどん引っ張って行ってくれるから、大丈夫でした。



企画のお陰で思いがけず早くに再見出来て良かったです☆
有難うございました。



初見時感想はこちら  →  飢餓海峡(65・日) ・・・ 2-1617





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comment

承認待ちコメント

  1. 2014/01/11(土) 11:25:35 |
  2. |
  3. [ 編集 ]
このコメントは管理者の承認待ちです

  1. 2014/01/11(土) 13:53:17 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
>女は「好きな人との印」のようなモノを大切にする生き物だと思うので・・・。

なんかもう非常に申し訳ない感想になってしまいました…。
あれが”爪”以外のものだったらもう少しまともに捉えられたと思うんですが、それでもたぶんわたしにはmiriさんの書かれているこういう気持ちが足りないんだと思います。
たまに”棄てたい、消したい衝動”が抑えられなくなるからなぁ。

>自分がその犯罪をしていたら、いくら優しくされて嬉しくても、そのお金は渡さなかったと思うから・・・

八重さんのキャラが私的にインパクトありすぎて、他の事はさっぱり考えられませんでした。確かに、そう考えればお金を渡すのも自然ですね~。
でも、そうすると私の中の八重さんのイメージがますます悪化(こじらせる的な意味で)しそうです(笑)

今回もご参加ありがとうございました♪

すみません(汗)

  1. 2014/01/11(土) 15:12:30 |
  2. URL |
  3. ポール・ブリッツ
  4. [ 編集 ]
注意書きに気がついたときにはすでに送信した後だったんです。

以後注意いたします……。

スマホがうまく反応してくれないので手入力で引用します。引用個所が短くてごめんなさい。

>恋愛対象=信仰に

八重さんの信仰、というよりは、八重さんの心の「飢餓」を初めて埋めたのが犬飼だった、ということではないでしょうか。

八重さんの行動の中心に「飢餓」を置くと、その行動原理もよくわかってくるのではと思います。八重さんの飢餓を癒やしてくれるのは犬飼ただひとりであったのに対して、犬飼はそうではなかった、というのがこの悲劇の縦糸のひとつであり、そして人を殺すことになった犬飼もまた別な意味での「飢餓」を抱えて、あの結末に至ったのでは、と……。

>金曜日の午前全部使って

わたしも金曜日の午前を全部使いました。深夜2:00から5:00まで……木曜の夜は早寝して、6時間寝れば2時3時起きでも大丈夫だろう、と計算したのですが、見事なまでに金曜日の午後はハラホロヒレハレになりました(^_^;)

>藤田進さんって異常に素敵

スターの顔はよく知らないのですが、健さんの上司をやっていたかたですか? あの人めちゃくちゃカッコよかったですな。そのせいで健さんちと食われた?(^_^;)

コメントに二度も失敗してしまいましたが、これからもどうかよろしくお願いします。

宵乃さん、こんばんは☆

  1. 2014/01/11(土) 18:55:15 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> なんかもう非常に申し訳ない感想になってしまいました…。

いえいえ、そんな、人それぞれですのでね(笑)。

> あれが”爪”以外のものだったらもう少しまともに捉えられたと思うんですが、それでもたぶんわたしにはmiriさんの書かれているこういう気持ちが足りないんだと思います。
> たまに”棄てたい、消したい衝動”が抑えられなくなるからなぁ。

足りないというか、それが個性で、
私だって爪をそうするわけはないのですが、
遠い昔を思えば、そういう「心情」が分かるような気がするだけです☆

> 八重さんのキャラが私的にインパクトありすぎて、他の事はさっぱり考えられませんでした。確かに、そう考えればお金を渡すのも自然ですね~。
> でも、そうすると私の中の八重さんのイメージがますます悪化(こじらせる的な意味で)しそうです(笑)

ハハハ・・・

> 今回もご参加ありがとうございました♪

いえいえ、いつもお疲れ様です。
読んで頂き、ありがとう~!!!


.

Re: すみません(汗)

  1. 2014/01/11(土) 19:03:48 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
ポールさん(馴れ馴れしいでしょうか?)こんばんは☆
何度もお越しいただき、恐縮しています。
ふたたびのコメントを有難うございます☆

> 注意書きに気がついたときにはすでに送信した後だったんです。
> 以後注意いたします……。

勝手なことで、本当に申し訳ございません。
ご理解いただければ、幸いです。。。

> スマホがうまく反応してくれないので手入力で引用します。引用個所が短くてごめんなさい。

それはそれは申し訳ないです。
PCをお使いかと思っていて・・・(汗)。

> >恋愛対象=信仰に
> 八重さんの信仰、というよりは、八重さんの心の「飢餓」を初めて埋めたのが犬飼だった、ということではないでしょうか。
> 八重さんの行動の中心に「飢餓」を置くと、その行動原理もよくわかってくるのではと思います。八重さんの飢餓を癒やしてくれるのは犬飼ただひとりであったのに対して、犬飼はそうではなかった、というのがこの悲劇の縦糸のひとつであり、そして人を殺すことになった犬飼もまた別な意味での「飢餓」を抱えて、あの結末に至ったのでは、と……。

仰るとおりでしょうね~!
素晴らしい!

目に見える愛情=お金=飢餓を埋めてくれるもの・・・という事よろしいですね?
犬飼側の事は、実はその「飢餓」についての描写が少ないことも
この映画の穴の1つのように思っています。

> わたしも金曜日の午前を全部使いました。深夜2:00から5:00まで……木曜の夜は早寝して、6時間寝れば2時3時起きでも大丈夫だろう、と計算したのですが、見事なまでに金曜日の午後はハラホロヒレハレになりました(^_^;)

ほほほ・・・企画は数日間ありますし、
あ、他にご予定ありましたか?
そんなにお急ぎにならなくても・・・
どうか「ご健康」を「映画」よりも優先させて下さいネ~♪

> >藤田進さんって異常に素敵
> スターの顔はよく知らないのですが、健さんの上司をやっていたかたですか? あの人めちゃくちゃカッコよかったですな。そのせいで健さんちと食われた?(^_^;)

ハイ、その方です♪
健さんはチョイ役ですし、藤田さんが出演されていなければ、敦賀の警察側は
全くしまらない・ダラダラの体をなしていたのではないでしょうか?

初見時にネットで他の方の感想を読んでいて、
藤田さんの事しか書いていないヒトがいて、そういえばカッコ良かったな~と思い、
再見時はガン見しようと決めていたのです!
その期待を裏切らず、思った以上に感銘を受けました♪

> コメントに二度も失敗してしまいましたが、これからもどうかよろしくお願いします。

こちらこそ、本当にうるさい事を書いて申し訳ございません。
こんな人間ですが、どうか、今後も宜しくお願いいたします。


.

  1. 2014/01/12(日) 21:37:44 |
  2. URL |
  3. take51
  4. [ 編集 ]
こんばんは!!


正直、今回の映画はよく解らなくて自分の記事も
書きにくかったです、、、(^▽^;)

>ところで~藤田進さんって異常に素敵だわ♪

確かに!!署長でしよね?なかなか素敵な
存在でした!皆も慕ってる感じがありありでしたし、
上手く捜査をまとめてました!!

>あの東京での、一瞬先に八重が弓坂刑事を見つけたところが、
>全員の運命を決めてしまいましたね☆

そうか、、、僕は八重は犬飼が犯人じゃないと思ってましたが、
あの時点で容疑が掛かってることは知ってるはずですね!
もう全く頭に入ってなかったようです。。。(^▽^;)

何だかよく解らなくなってきました(笑)

藤田さんはカッコ良かった、ということで!!(^^♪

take51さん、おはようございます☆

  1. 2014/01/13(月) 09:04:01 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> 正直、今回の映画はよく解らなくて自分の記事も
> 書きにくかったです、、、(^▽^;)

読ませて頂きましたよ~コメント書かせて頂きますね♪

> 確かに!!署長でしよね?なかなか素敵な
> 存在でした!皆も慕ってる感じがありありでしたし、
> 上手く捜査をまとめてました!!

健さんの上司でした、ハイ☆
その役柄と、この俳優さんの個性が、監督の演出で
生き生きと輝いていたように思います!

> そうか、、、僕は八重は犬飼が犯人じゃないと思ってましたが、

これは私の記事でも、そういう意味で書かせて頂いています☆

> あの時点で容疑が掛かってることは知ってるはずですね!

まぁそういう意味だと思います。
(学がないので、詳細は判らなかったかもしれないけど
 好きなヒトの事には、異常に勘が働くのが、女というイキモノです)

> もう全く頭に入ってなかったようです。。。(^▽^;)

いえいえ、そんなことないですよ~☆☆☆

> 何だかよく解らなくなってきました(笑)
> 藤田さんはカッコ良かった、ということで!!(^^♪

ハイ、共感して頂いて嬉しいです♪


.

管理人のみ閲覧できます

  1. 2014/01/13(月) 22:12:45 |
  2. |
  3. [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます

  1. 2014/01/14(火) 02:54:39 |
  2. URL |
  3. きみやす
  4. [ 編集 ]
miriさん こんばんは

>あの東京での、一瞬先に八重が弓坂刑事を見つけたところが、
全員の運命を決めてしまいましたね

ああ!!。そうですね。
それによって、弓坂刑事の処遇も変わり
八重自身も大人へと変わっていく訳ですね。

>ところで~藤田進さんって異常に素敵だわ♪
(笑)・・・確かに。
あの辺の、眼光の鋭さとか。
確証が持てないまでは口にしない賢明さだとか。
良かったですよね。

ただ、自分は 「では、お茶でも~」と言った後の下り
茶筅?茶室?え??
自身で茶を点てる辺りがかなり、びっくりしました(笑)。

きみやすさん、こんにちは☆

  1. 2014/01/14(火) 10:29:58 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

・・・遅いお時間で、今日お疲れではないでしょうか?
とても寒いですし、お気を付け下さいませ~。

> ああ!!。そうですね。
> それによって、弓坂刑事の処遇も変わり
> 八重自身も大人へと変わっていく訳ですね。

今回はあのシーンの時に、気持ちが持っていかれたって感じでした。
もし、刑事さんがこっちを見ていたら、
八重が見つかってしまったら・・・と、考えてしまいました☆

> (笑)・・・確かに。
> あの辺の、眼光の鋭さとか。
> 確証が持てないまでは口にしない賢明さだとか。
> 良かったですよね。

ハイ、素晴らしかったです☆

> ただ、自分は 「では、お茶でも~」と言った後の下り
> 茶筅?茶室?え??
> 自身で茶を点てる辺りがかなり、びっくりしました(笑)。

ほほほ・・・本当に驚きでした♪
でもその部分を含めて、あのキャラが、可愛いというか?
自分的に、ヤラレてしまいました(笑)。

きみやすさんの、お気持ちのこもった記事、読ませて頂きました。
のちほどコメントを書かせて頂きますね~!!!


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古今東西、色々な映画が好きです♪
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