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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


5-57  吸血鬼 【ボローニャ復元版】

  1. 2013/10/11(金) 23:00:00_
  2. カール・テオドール・ドライエル
  3. _ comment:0
VAMPYR  (吸血鬼 【ボローニャ 復元版】)  1931年・ドイツ/フランス



吸血鬼




 
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2013年10月11日(金)  イマジカ

監督 カール・テオドール・ドライエル
主演 ジュリアン・ウェスト (アラン・グレイ 役)

感想
“幻想譚”というのは、今までもアレコレ言われてはいたけど
この映画はハッキリとそうだと思った、初めてで唯一の作品だと思います☆



サイレントだと思い込んでいたので、元気な時に見ようと思ったら、
実際はトーキーで、でも台詞はごくわずかで、字幕の説明も出るので
半分くらいサイレント的でした。

音楽はすっごく怖かった・・・特にどうこうはなく単調な低音なのですが
それが全く怖いんだな~!!!

編集、は、凄かったです☆
簡単なことかもしれないけど、ラストの「あの死に方」と、
「あの二人♪」を交互に映すのは、こころに焼き付きます。

「あの死に方」ですが、ちょっと前に
「目撃者/刑事ジョン・ブック」を見たばかりで
パクったな~!と思う心の狭い私です☆


さてさて、一体全体どういうお話なの?と聞かれても
うまく説明はできません。

(今回のallcinemaさんは、かなりイイ線行っています → あらすじ


でも、当時の技術で、夜なのか?昼なのか?を
うまく撮影できないのだから、ろうそくの使用・不使用で判断しなくてはね
そのくらいは、こういう映画を見る側のエチケットのように思いますが???

「影」を、「陰」ではなく「影」なんですけど、
人間とは別の意思を持って動かしているのが、素晴らしかった♪

主人公の身体から魂が離れて、どちらも透けていて
移動しても透けることが出来るのが、やっぱ凄いと思いました☆

そして主人公の棺からの目線、あれも凄いですよね~(しかも未来形だし)
現代ならどうってことないのかもしれないけど
発想的にやっぱ昭和6年と思えば、自分の親の生まれる前ですし
ギョッとしますよね~☆

登場人物も正確に言いにくいけど、
それぞれのキャラがキチンと成立しているところが凄い。


主人公があの館に来て、その中のヒトが誰ひとり拒否らずに
受け入れる、っていうか、頼りきる、ところがなんともね~
幻想譚、らしくてね!!!

反対に宿屋に突然現れたあの館のご主人や
メガネ医者、義足の下男、
それらも「何で突然?」と思うんですけどね~スーッと受け入れられます(笑)。

あの「カマ」とか、
主人公の見た目、姉妹のそれぞれの衣装等、
そして分かりやすいどくろマーク付きの毒薬の瓶(笑)。


まぁとにかく、全体的に、映画とはこういうモノです、という
見本のような作品。
(ハリウッド白熱教室的にも、5方面すべてから見て
 満点に近いです)



画質の悪いのを嫌いなヒトにはお薦めできませんが、
そういう方以外には、映画好きならぜひ、と思える作品です☆
82分、集中できます!




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