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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


(2-115)  深い河  (2回目) 

  1. 2013/08/29(木) 22:03:00_
  2. 熊井啓
  3. _ comment:0
深い河  1995年・日本  (2回目)



深い河




 
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2013年8月29日(木)  レンタルVHS

監督 熊井啓
主演 秋吉久美子 (成瀬美津子 役) / 奥田瑛二 (大津 役)

感想
やっと再見出来ました。
家の中にあると思っていた「オンエアを録画したVHS」が見つからないので・・・
借りてでもと思い、見ました☆


・・・多分、初見時は、原作本を(まだ)読み返していたころだと思うので、
今はもう本は読まなくなってしまったので、
そういう意味で、全然違う感想になりました。(初見時感想は → こちらです



今回は「映画として」だけ見たので、いたく感激してしまいました・・・。



覚えていたシーンはとても少なかったけど
原作本の中の、深い部分ではなく、文章に書かれていた通りの描写などがあり
そのあたりはスーッと思い出せました。


自分は、なくしたモノばかり文句を言って生きている事が
本当にこころの底から分かりました。

だからと言って、分かったからと言って、今後の生活態度が変わるはずはないのだけど


この映画は、私が今あるのが、映画を見ているから、
熊井監督が好きだから、遠藤をずっと読んでいたから、
キリスト教もユダヤ教もヒンズー教も仏教もなく、
何もかも呑み込んでゆくあのガンジスの流れのように、
良いとか悪いとかではなく、ここにこうしてあるという事は
そういう流れがあってのことだと、理解させてくれたのです。。。


遠藤にどれだけ助けられてきたのか、
全然本を読まなくなった今でも、私の中に根をおろしている・・・
特にこの作品は遺作で力は強くなかったけど、
それでも「日本人に受け入れられるキリスト教の神」について
遺作としての結論までは行かなくても“想い”は、
他の作品以上に、分かりやすく伝えてくれました。


映画の内容としては、
大津は成瀬によって人生が変わったのかもしれないけど
成瀬も大津によって人生を変えられたのですよね・・・
ベナレスで1つの終点(通過点)を迎えた二人の成り行き・・・
ラストシーンからエンドロールの部分が
押しつけがましくもなく、良い映画だなぁ~と。


俳優陣、本当に頑張っていました。
多分、秋吉久美子は、成瀬としてではなく、自分本人として
あの河に入ったときに、何かが変わったのではないでしょうか???


美しい映像・・・撮影や編集も良かったと思います。
そして・・・リヨン/エルサレム/ベナレス(他・インド)
それらのロケを見て、サンダカンの町の感じを思い出してしまったけど
お元気なころにこうして、海外で沢山ロケして
良い作品を作って下さり、熊井監督、本当に有難うございました☆


いずれBDが発売になることを、こころから願っています♪
もし、目の状況が許せば、「深い河」再読したいと思いました。


(再読したら、映画の評価は自分的に再び低くなるかもしれないけど、
 多分、どちらも「同タイトルの違うモノ」として、矛盾なく自分の中で存在出来る気がします)




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