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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


戦争と平和 1965~67年 ソ連製作4作品 ☆

  1. 2013/04/23(火) 23:00:00_
  2. セルゲイ・ボンダルチュク
  3. _ comment:3
2-2114  ВОЙНА И МИР Ⅰ (戦争と平和 第一部 アンドレイ・ボルコンスキー) 1965年・ソ連

2-2116  ВОЙНА И МИР Ⅱ (戦争と平和 第二部 ナターシャ・ロストワ) 1966年・ソ連

2-2118  ВОЙНА И МИР Ⅲ (戦争と平和 第三部 1812年) 1967年・ソ連

2-2119  ВОЙНА И МИР Ⅳ (戦争と平和 第四部 ピエール・ベズーホフ) 1967年・ソ連



戦争と平和(ソ連)




 
.


2013年4月21~23日 (日)から(火)  BS3  (2012年5月オンエアを録画したBD)

監督 セルゲイ・ボンダルチュク
主演 セルゲイ・ボンダルチュク (ピエール 役)
    ヴェチェスラフ・チーホノフ (アンドレイ 役)
    リュドミラ・サベーリエワ (ナターシャ 役)



感想の前に

「ラルジャン」と 同じ原作者の作品です。

アメリカ映画の「戦争と平和」は、
2010年にも再見して少し覚えています。

ソ連製作の今回鑑賞した4作品は、
そのハリウッド映画に頭に来たソ連が国を挙げて作ったとかで
原作にかなり忠実のようです。
昨年のオンエアを保存していたBDを数日間かけて鑑賞しました。

第一部のはじめの方で、見ていて人物も出来事もよく分からないので、
色々と探してこちらのサイト様が詳しくて(それ以降、全部が)
とてもよく分かりましたのでご参考までに・・・。
http://www.t3.rim.or.jp/~miukun/eiga3.htm



感想

全体的に 「原作にあるロシア的なもの」 が
何なのかハッキリとではないけど、こんな私にもうっすらと
分かったような気にさせてくれました。

製作当時の映像の技術としては、多分、最高の作品だと思いますし、
共産主義の、興行成績を気にしなくて良いから
あれこれ贅沢に作ってあるな~と思いました。

これを見てしまうと、やっぱハリウッド映画の方は
人間関係(特に恋愛関係)が主になっていて、
陳腐なメロドラマのように見えてしまいます。

独白の多い作品でしたが、その独白がものすごく大事なんだろうな~と分かります。
ただ、普通に台詞を言っている中にも挟むので、
字幕にカッコを付けるとか・・・もう少し分かりやすく工夫してほしかったです。

バラライカ・・・色々な作品で見たり聞いたりしたけど、
この作品のそのシーンが一番良かったです(第二部中盤)

そのナターシャですけど、13歳から同じ女優さんで、凄い!
マジ、凄い! ヘップバーンの負け~!!!

・・・この映画の一番良い点は、
全部が本当にあったように思えるように作ってあることと
見ていて、後になるほど面白く感激するように出来ていることだと思います。

ロシアの人の方が結局は賢かったのでしょうね。
戦闘そのものも、200年前のリアル感にあふれ
(きっとタイムマシンに乗って 見たら、こうだったと思う)

モスクワの焼けた街と、汚い人々の感じが、
セットに本当に火を入れたとしか思えない「災害みたいな感じ」が
すっごく出ていて・・・

フランス軍が乞食集団のようになって散りじりになってしまったことなど
ハリウッド映画での雪だけの感じと違って、これまたすっごくリアル。

そのハリウッド映画では、末っ子の戦死がキモだと思っていたけど
こちらではそれも含めて(というかそれはちょっとのこと)、

全てのシークエンスに何かしら大きな意味を持たせ、
主な登場人物に、独白に、ロシア的なモノと人間的なモノを一緒に・・・

日本の田舎の村の助役みたいな容貌のピエールさんが監督さんで、
自分の出番がカッコよくなっていたけどそれは人情として・・・
まぁ公平な撮り方だったと思います。

これが人生さ・・・

この映画を見たら、
どうしても原作を読みたくなってしまいますよね~。


なんというか、散漫な感想になってしまいましたが、

ハリウッド映画との一番の違いは、終盤の迫力と言うか・・・
「生きること」「戦うこと」「人間とは」などを
考えさせられるという点だと思います。

単純にピエールとナターシャの再会と平和と、希望の見えるだけの
米映画とは全然違いますよね~。
「HOME 空から見た地球」に負けてない、あの俯瞰の図・・・。

長いけど、全然大味ではない、これこそ映画・大傑作です。




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comment

  1. 2013/04/27(土) 09:46:03 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
ついに観られましたか。わたしはもう途中から録画したから仕方なしに観ていたので、ぜんぜん面白くなかったです。
人数も多いし、最初は誰が主人公かもよくわからなくて…。
あの独白を聞いていると意識が朦朧としてくるというか、あのおっさんがふらふらしてる印象しか残ってないです。
正直そこまでロシアに興味が持てないので、この長い作品に再び挑戦する気にはなれませんね~。
バラライカ(楽器ですか?)のシーンもまったく覚えてないのはちょっと残念かな。

>宵乃さんも たしか ずいぶん前から(ネットではなく)
ご自身で感想を書かれていますよね~???

感想ではなくあらすじです。録画してから観た事があると気付くのが嫌だったので、最低限のデータとあらすじをノートに記録してました。
あらすじを書いたのは、どんな映画かわかるようにという理由と、文章を書く練習のためです。昔はまったく文章がかけない人間だったので…。

アレルギー、治まってきたようでよかったです。映画館でよい作品に出会えるといいですね♪

管理人のみ閲覧できます

  1. 2013/04/27(土) 11:27:19 |
  2. |
  3. [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます

宵乃さん、こんにちは☆

  1. 2013/04/27(土) 11:39:54 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> ついに観られましたか。わたしはもう途中から録画したから仕方なしに観ていたので、ぜんぜん面白くなかったです。
> 人数も多いし、最初は誰が主人公かもよくわからなくて…。

そうでしたか・・・途中からでは面白くなかったかと思います。
今回は(5月に再放送があるのですが)
もうスルーなさったほうが宜しいかと・・・(笑)。

> あの独白を聞いていると意識が朦朧としてくるというか、あのおっさんがふらふらしてる印象しか残ってないです。

独白は、彼だけではなく、重要人物は全員ありました。
女性陣の独白など聞いていると
200年前の女性の地位というか、色々と考えさせられました。

> 正直そこまでロシアに興味が持てないので、この長い作品に再び挑戦する気にはなれませんね~。
> バラライカ(楽器ですか?)のシーンもまったく覚えてないのはちょっと残念かな。

まぁ人生長いし、今の私の年齢になられる頃には
見てみようかな~?と思われるかも?(笑)
いつかもし機会があれば・・・是非☆

バラライカはギターに似た楽器ですが、音色がもの悲しくて良いのです・・・。

> 感想ではなくあらすじです。録画してから観た事があると気付くのが嫌だったので、最低限のデータとあらすじをノートに記録してました。

そうでしたか~!!!
それはそれは失礼しました。
でもあらすじって、見るときの感覚で変わることもあるので
ご自身で書かれる場合ですけど、感想にも通じますよね~。

> あらすじを書いたのは、どんな映画かわかるようにという理由と、文章を書く練習のためです。昔はまったく文章がかけない人間だったので…。

いやまた、ご謙遜を!
今は文章もイラストも、で、素晴らしいブログですよね~♪

> アレルギー、治まってきたようでよかったです。映画館でよい作品に出会えるといいですね♪

有難うございます☆
GW中は家で働くので、多分11日か18日に行けると思います☆

あと、もう一件、お怒りでなくてホッとしました。
あのシーンは一瞬で、あまりお話の筋的にものすごく重要でもないし、
入れるところは映っていないので、ホフマンさんが出すだけなので、
人形まる出しですし、鑑賞されてもそんなにガーンと来ないように思います。

映画としては良い作りだと思いました。
(話の内容ではありません・爆)

見逃した番組、すぐに再放送があると良いですね~♪

「こちら何とか探偵」は、夫が録画して見ています。
古いな~と思っただけで、私は見ませんが、見た方が良いのかな~???
 
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古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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