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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


☆ アルベール・ラモリス監督2作品 ☆

  1. 2013/04/01(月) 23:30:00_
  2. アルベール・ラモリス
  3. _ comment:2
2-2077  LE BALLON ROUGE  (赤い風船)  1956年・フランス

2-2078  CRIN BLANC: LE CHEVAL SAUVAGE  (白い馬)  1952年・フランス



赤い風船/白い馬




 
.


「赤い風船」は、3年くらい前から見たいと思っていたのですが、
何故かレンタルにはないと思い込んでいて、見られずにいて、

今年になって「忘却エンドロール」さん に記事がアップされて
レンタルにあると知り、やっとのことで念願かない、今回見られました☆
宵乃さん、有難うございました☆

一枚のディスクに2作品入っていたので、
それぞれ感想を書かせて頂きます☆



☆ 赤い風船 ☆ (好き・それに近い)

この映画はすっごく映画的な映画で、
サイレントではないけど、極めて台詞の少ない、
目で見せ、耳で音楽を聞かせ、説明の少ないところは想像して、
そして一番思うのは「この映画の世界に酔うこと」が出来た人勝ちだな~!ってことです。

私も見ている最中はそんな感じで良かったのですが、
特に良かったのは、出会いと、風船が意思を持ったところと、青い風船の件でしたが、

最後に近づくにつれ、あの子以外の子供は、ただ子供らしく
自分も触りたいと思っただけなのに、こころに深い傷を負うと思ったし、
きっと最後はあぁなると思った通りで、それが「×××」な感じで、

もっと悪かったのは、見終わってから、どうやって風船を撮影したのかな?と思って
色々と調べたところ、製作年を考えない酷い感想を目にしてしまい、
あの酔えた世界から離れてしまって、寂しい気持ちでいっぱいになってしまった事です。

そんなわけで、この映画は、ただただ見て聞いて、酔って頂きたいと思います♪



☆ 白い馬 ☆ (どちらでもない)

この映画を見ていて、ある映画を思い出して仕方なかったです
色々と差し障りがあるので作品名は書きませんが、
50年代のフランスが舞台で、あのカット割りが、
そして子供を使っていて、意味の分からない筋運びが、ひどく似ていました。

それにしても「戻ってこい、お前にやる」というなら
何でそこまで追い詰めたのか? イイ大人が・・・。
これはちょっと監督の頭の中が知りたいです。

なんじゃこのラストは?って思うのは私だけではないと思います。
小さな弟(「赤い風船」の主演の子、監督の息子)や、お爺さん(お父さん?)
可哀想だし・・・って言っても、元々学校も行っていない様子で
現実的に考えてはいけないのかもしれないけど・・・

この映画も馬をどうやって撮ったのかな~?って思っちゃいました。
こういう作風を追及して「赤い風船」に向かっていったのだと思います。
そしてこちらは「酔う」というより「ギョッ」とする事が多かったですね・・・ちょっと残念。



両方を通して思ったこと

たくさん賞も貰ったようで、早世が残念な監督さんだとは思いますが、
どことなく、なんとなく、ちょっと残酷な人間性を想像してしまいました。
よく知りもしないで(作品数も見ていないくせに)
こんな事書いて、ごめんなさいね~。




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comment

  1. 2013/04/03(水) 10:25:20 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
最後はちょっとノレなかったみたいですね~。でも、観て下さって嬉しいです♪

私的に、「白い馬」の反省を踏まえて、追っ手を大人から子供に、ラストを断定から曖昧なものに変えたんだと思います。
「ピーター・パン」も「不思議の国のアリス」も「オズの魔法使い」も「ネバーエンディングストーリー」も、たいていの”異世界もの御伽噺”はもとの世界に戻ってきますし、逃避願望がある時は、とにかく”別の世界に行ける”というだけでウキウキできます。
ショートフィルムではあそこで終わるのがちょうどよかったんじゃないかと。

実は、わたしが可哀相と思ったのは、主人公を追いかけていた子供たちではなく、最後に集まってきた風船の持ち主です。
きっとみんな自分の風船を大事にしてただろうに、主人公だけ特別扱いかよ~と思ってしまって。
でも、すぐに思い直して、きっと持ち主の元に帰ってきて、主人公たちのように仲良くなれると思えました。
いじめっ子たちの方は、飛んでいった主人公をみて「すっげー!」と驚いただろうなというくらいにしか思わなかったなぁ…。

>ちょっと残酷な人間性

「白い馬」を観た後ではそう思えてきますよね。あれはマジで後味悪かったです…。

*****************

あと、「X-MEN」三作目のファイナルディシジョンはシリーズの中では微妙な方です。わたしが未見の「ファーストジェネレーション」はシリーズ最高傑作といわれているみたい。オンエアが楽しみです。

>「夕陽に赤い~」は、BSプレミアムでのオンエアでしたよ♪

あ、やっぱりそうでしたか。なんか見覚えある気がして。再放送の時は録画します!

宵乃さん、こんにちは☆

  1. 2013/04/03(水) 11:00:27 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> 最後はちょっとノレなかったみたいですね~。でも、観て下さって嬉しいです♪

他の子供たちを悪く描きだしてから「?」と思い始めて
この子だけ特別扱い?と思ってしまったのですよね~。

終盤前までは本当に酔えたし、良かったですよ~♪
教えて頂いて、ホント良かったです!

> 私的に、「白い馬」の反省を踏まえて、追っ手を大人から子供に、ラストを断定から曖昧なものに変えたんだと思います。

製作順に見ればそうなると思いますが、
やはり他の子供たちも皆子供らしい良い子だと思えるので・・・

> 「ピーター・パン」も「不思議の国のアリス」も「オズの魔法使い」も「ネバーエンディングストーリー」も、たいていの”異世界もの御伽噺”はもとの世界に戻ってきますし、逃避願望がある時は、とにかく”別の世界に行ける”というだけでウキウキできます。
> ショートフィルムではあそこで終わるのがちょうどよかったんじゃないかと。

仰るとおりですね~。
きっとそこまで描き切れば、納得したかもしれない・・・。
何か考えがあってあそこで終わったのでしょうしね~。

> 実は、わたしが可哀相と思ったのは、主人公を追いかけていた子供たちではなく、最後に集まってきた風船の持ち主です。
> きっとみんな自分の風船を大事にしてただろうに、主人公だけ特別扱いかよ~と思ってしまって。
> でも、すぐに思い直して、きっと持ち主の元に帰ってきて、主人公たちのように仲良くなれると思えました。

ハイ、私もそれも思いました。
全体的に、選ばれし子供扱い、が、ある時点までは良かったのですが・・・

宵乃さんの解釈でいけば、きっとそうなると思います。
それが監督のお考えと同じだと良いのですが・・・。

> いじめっ子たちの方は、飛んでいった主人公をみて「すっげー!」と驚いただろうなというくらいにしか思わなかったなぁ…。

いじめっこ、って思えなかったんですよね~。
子供なら誰だって不思議な風船を触りたいだろうし・・・
一人二人だと出来ない事を、大勢になって歯止めが利かなくなっちゃったんですよね・・・。

最後に風船を踏んだ子供は、どんなに心が傷ついたでしょう?
あのシーンこそ、大人にやらせれば良かったように思います。。。

> >ちょっと残酷な人間性
> 「白い馬」を観た後ではそう思えてきますよね。あれはマジで後味悪かったです…。

あの映画は、全体的に不協和音が聞こえますよね・・・
もうちょっと何とかならなかったのでしょうか???

> *****************
>
> あと、「X-MEN」三作目のファイナルディシジョンはシリーズの中では微妙な方です。わたしが未見の「ファーストジェネレーション」はシリーズ最高傑作といわれているみたい。オンエアが楽しみです。

そうなんですか~!!!
「3」は今月中に見ます!

もう一本のもオンエアを待って、必ず見たいです☆
その時にはお話しいたしましょうね~♪
 
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古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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