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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


(1-103)  カッコーの巣の上で  (2回目)

  1. 2013/01/10(木) 23:30:00_
  2. ミロス・フォアマン
  3. _ comment:9
再見  ONE FLEW OVER THE CUCKOO’s NEST  (カッコーの巣の上で)  1975年・アメリカ 



カッコーの巣の上で




 
.


2013年1月10日(水)  ザ・シネマ

監督 ミロス・フォアマン
主演 ジャック・ニコルソン (マクマーフィ 役)

感想
この映画は名作の類ではないけど、すごい映画ですよね。
多分一人ひとり全く違うけど、琴線に響くところがありそう・・・半数くらいの人には。


今回の私の目線で見ると、1時間56分までは

元々刑務所に入るような事をして、罪の償いもしない人、
病気で治療を受ける・受けさせる・どちら側もの邪魔をする人、
付き合う女たちも「こっちへおいでよ」という、そういう種類の女、
そんな主人公に嫌気がさして

自由とは責任を持ってこその自由とか、色々と
常識的なことを考えて見ていました。



1時間56分、この映画が一変してしまったその台詞は、
冷徹な(冷静な)口元から放たれました。


「あなたのお母様が どう思うか心配だわ」

このひとことで、4つの大きな出来事がおきたのだから・・・。


看護婦長さん、本当にビリーのお母さんの古いお友達なのですか?
ビリーのお母さんは、どんな姿であっても、息子に生きていてほしかったのですよ。

ビリーさん、お母さんは、ただあなたを愛しているだけなのですよ・・・。
あなたが思うより、ずっと大きな愛で。

監督さん、白眼をむく演出も いい加減にして下さい。

そしてチーフさん、一緒に行こうネって気持ち、本当に分かるよ、私には。
私には力もないし、出来ないけど、あなたくらいの力があればね。

・・・ラスト前の音楽、頭ではなく身体の深いところで覚えていました。
私は映画に育てられてきたのだな・・・と、深く感謝です。

その他色々と思いましたが、一番言いたかったことだけ書かせて頂きました。



初見時の感想はこちら  →   初見時感想





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comment

再見したのですね!

  1. 2013/01/11(金) 11:34:55 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
この作品はぜんぜんわかってないのでいつか再見したいです。
miriさんの仰るとおり、前半は主人公(や婦長)にイラつく事が多かったけど…。

>監督さん、白眼をむく演出も いい加減にして下さい。

笑いました。いや、笑っちゃいけなかったかな?
実際にクビを締めれば白目を剥くんでしょうけど、いちいち見せないでほしいですよね。

なんか本当にぜんぜんわかってない上に、忘れかけていて、まともなコメントできずにすみません。ラストはわからないながらも衝撃を受けたことは覚えているんですが…。
再見する時はわたしなりの視点で琴線に触れる部分を探してみたいと思います。

Re: 再見したのですね!

  1. 2013/01/11(金) 18:54:37 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
宵乃さん、こんばんは☆
コメントを有難うございます☆

> 再見したのですね!

ハイ、今年は再見に燃えています☆
でも記事まで書くのは、ほとんどありませんが・・・、
この作品は「どうしても書こうという想い」に かられました。

> この作品はぜんぜんわかってないのでいつか再見したいです。

そうですね~機会があれば是非☆

> miriさんの仰るとおり、前半は主人公(や婦長)にイラつく事が多かったけど…。

宵乃さんの記事を、再見した後で再読させて頂いて、
ちょっと(かなり)驚く部分がありました。
きっと再見なさればご自身でも色々と思われる日が来ると思いますので、
その後にお話しいたしましょう~!

> >監督さん、白眼をむく演出も いい加減にして下さい。
> 笑いました。いや、笑っちゃいけなかったかな?
> 実際にクビを締めれば白目を剥くんでしょうけど、いちいち見せないでほしいですよね。

いえいえ笑って頂けて嬉しいです!
この監督ですのでね・・・でもリアルと言っても、あれはいけませんよ、ちょっと酷すぎました!

> なんか本当にぜんぜんわかってない上に、忘れかけていて、まともなコメントできずにすみません。ラストはわからないながらも衝撃を受けたことは覚えているんですが…。
> 再見する時はわたしなりの視点で琴線に触れる部分を探してみたいと思います。

有難うございます☆
私は「15歳の初見では無理だったのだな~」と、思い知りましたが、
15歳なりに頑張って見て、
そういうことの積み重ねが自分を育ててくれたのだと、
この作品の再見で気付かされました。

宵乃さんもきっといつか良い機会に恵まれますように~!!!

*******************************

「赤い風船」はレンタルないでしょう?と思ったら、ありました!ビックリ!!!
いつか企画の時にでも一緒に借りて見ますね、良い情報を有難う~☆
(レンタルにはないと思い込んでいたのです)

「人生万歳」は年末に見ました。
宵乃さんの好感さとはちょっと違うのかもしれませんが、
「まぁ映画だからね、現実はあんなにうまくいかないと思うよ、
そう、それぞれ誰も傷つかずに、正当な相手が見つかるなんてね~あほくさ。
でも映画だからこそ、こういうのも良いかな?という、そんなマジックに罹りやすい作品です。」
こんな感じでした♪

こんばんは

  1. 2013/01/11(金) 23:35:23 |
  2. URL |
  3. きみやす
  4. [ 編集 ]
この作品観ているはずなんですが
看護婦長には冷たい印象しかありません。

正直、ビリーに対しても印象が薄いといいますか。

主人公のマクマーフィにも正直、あまり好意は抱かなかったのですが
あの展開の衝撃さと、マーフィの逃亡が印象的ですが
それでも“巣”から飛び立てたようにはみえないんですよね。

ある種、『幕末太陽傳』で予定されていたぐらいの突き抜けた感じがないと
無理な気がします。

よく言われるようにタイトルが本当に
マザーグースの歌からとられているのであれば
カッコーであることも何か意味があるのかな?

1羽がビリー(飛び立った=死) 1羽がマーフィ(逃亡した?)
1羽が巣の上に(でることがなわなくなったマクマーフィ)
もしくはマクマーフィが飛び立ったでもいいかもしれません。
まぁ、こんな枝葉末節はどうでも良いとして

今度は看護婦長さんに着目してみてみたいと思います。

きみやすさん、こんばんは☆

  1. 2013/01/12(土) 18:48:09 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> この作品観ているはずなんですが

初見時感想にもコメントを頂いています。
昨日はリンクし忘れていて、今日は記事にリンクしましたので宜しかったら・・・。

> 看護婦長には冷たい印象しかありません。
> 正直、ビリーに対しても印象が薄いといいますか。

もしかしてお若いときに鑑賞されていたら、その二人の事は
身につまされないのではないのでしょうか?
お子様がおありの今鑑賞されると、やはり違ったものがあるかも・・・。

> 主人公のマクマーフィにも正直、あまり好意は抱かなかったのですが
> あの展開の衝撃さと、マーフィの逃亡が印象的ですが
> それでも“巣”から飛び立てたようにはみえないんですよね。

「逃亡」とはラストのチーフの事でしょうか?

> ある種、『幕末太陽傳』で予定されていたぐらいの突き抜けた感じがないと
> 無理な気がします。

その映画は録画したまま見ていない作品でして(恥)
今年中に見たいと思います☆

> よく言われるようにタイトルが本当に
> マザーグースの歌からとられているのであれば
> カッコーであることも何か意味があるのかな?
> 1羽がビリー(飛び立った=死) 1羽がマーフィ(逃亡した?)
> 1羽が巣の上に(でることがなわなくなったマクマーフィ)
> もしくはマクマーフィが飛び立ったでもいいかもしれません。

皆さん難しく考えられて凄いと思いますが、
私は初見時15歳でタイトルを聞いても「そーか」くらいしか思わなくて(笑)
多分、単純に、あの病院の事を、そこに生きている事を指していると思ったように思います。

> まぁ、こんな枝葉末節はどうでも良いとして
> 今度は看護婦長さんに着目してみてみたいと思います。

いえいえ素晴らしいお考えだと思います。
再見なさったら、是非ご感想をお聞かせ下さいませ~!

  1. 2013/01/12(土) 20:29:14 |
  2. URL |
  3. きみやす
  4. [ 編集 ]
こんばんは。
ご指摘の通りチーフですね。(恥)

また、再見するときに参考にさせていただきます。

きみやすさん、こんばんは☆

  1. 2013/01/12(土) 22:46:56 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
再びのお出まし、有難うございます☆

> ご指摘の通りチーフですね。(恥)

あ、やはりそうでしたか。
役柄の名前の間違いなどは、私は日常茶飯事なので、恥ずかしくないですよ~誰でもやります。

それで、ラストのことですが、私は「逃亡」って感じもしなくて、
見ていると自然と納得できたので「あ、行っちゃった」って感じでした(笑)。

ちょっと軽く受け止め過ぎだとも思えますが、
もしかしたら元々チーフはどこも悪くなかったのかもしれませんしね・・・。

> また、再見するときに参考にさせていただきます。

・・・ご参考になりますやら?
またお話いたしましょうね~♪

承認待ちコメント

  1. 2013/07/07(日) 23:42:47 |
  2. |
  3. [ 編集 ]
このコメントは管理者の承認待ちです

良かったけど・・・

  1. 2013/07/08(月) 00:27:53 |
  2. URL |
  3. 鉦鼓亭
  4. [ 編集 ]
miriさん、こんばんは、連投ですがヨロシクです。
(コメント書き終わって、送ろうとして変な所を押してしまい消滅・・・、書き直しです)

今日、観てきました。
感想は一言でいえば「1974年の映画だなァ」です。

ベトナム反戦運動、公民権運動、フラワームーブメントも終わり、溢れてたエネルギーが収縮していった時代。
明確な目標が消滅してしまった時、その先にある不安が、国家による国民への管理強化だったんじゃないでしょうか。
例外を認めない、プログラムの絶対的遵守こそが安全と幸福への道と規定された社会。
この作品の精神病院には国家の、患者達には国民の暗喩が含まれていると思います。
(権力の執行機関である婦長は、患者個人個人を決して見ない、症例の一群として医学書の支配下に置くことだけに関心がある、それだけが善だと信じて、その為の行為は、卑劣極まりなくても正義と疑わない)
そんな世界で「はみだし者」は、どう処分されてしまうのか。
当時の人間が感じた「生理的嫌悪感」を描いた作品のような気がします。

ただ、映画の予測通り、1970年代より余程窮屈になった2013年に観ると、
「う~ん、ちょっと今更」な感じがしないでもない。
だから、やっぱり、これは1974年の映画で、当時に観てこその映画だと思いました。

※「煙草の揉め事」>これは共感できない。(笑)
 精神を病んでる人達って、自分の欲求を自制出来ない人が多いのも事実。
 あれは、その為の訓練の一種でしょう。
※患者の一人に見覚えが有って、「ええと、何処の誰だっけ?」で、
 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドクだと気付くまで1時間掛かった。(汗)

Re: 良かったけど・・・

  1. 2013/07/08(月) 11:49:46 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
> miriさん、こんばんは、連投ですがヨロシクです。
> (コメント書き終わって、送ろうとして変な所を押してしまい消滅・・・、書き直しです)

鉦鼓亭さん、こちらにも有難うございます☆

今回も以前と同じように「タイトルのところに半角英字」が入っていたので
突然の投稿になってしまったのだと思います。

最後の5行が入っていなかっただけですので、ご安心くださいね~!
再投稿でお時間使わせてしまい、申し訳ありませんでした。
(ワードに書いてから、コメント欄に貼りつけると楽だと思います)

> 今日、観てきました。
> 感想は一言でいえば「1974年の映画だなァ」です。

時代が出ていたのですね!

> ベトナム反戦運動、公民権運動、フラワームーブメントも終わり、溢れてたエネルギーが収縮していった時代。
> 明確な目標が消滅してしまった時、その先にある不安が、国家による国民への管理強化だったんじゃないでしょうか。
> 例外を認めない、プログラムの絶対的遵守こそが安全と幸福への道と規定された社会。
> この作品の精神病院には国家の、患者達には国民の暗喩が含まれていると思います。
> (権力の執行機関である婦長は、患者個人個人を決して見ない、症例の一群として医学書の支配下に置くことだけに関心がある、それだけが善だと信じて、その為の行為は、卑劣極まりなくても正義と疑わない)
> そんな世界で「はみだし者」は、どう処分されてしまうのか。
> 当時の人間が感じた「生理的嫌悪感」を描いた作品のような気がします。
>
> ただ、映画の予測通り、1970年代より余程窮屈になった2013年に観ると、
> 「う~ん、ちょっと今更」な感じがしないでもない。
> だから、やっぱり、これは1974年の映画で、当時に観てこその映画だと思いました。

・・・まぁそれでも、見逃していた作品を鑑賞なさって良かったのではないでしょうか?
せっかくお時間使って行かれたのですし、記事になさらないのでしょうか???
もったいないです☆

> ※「煙草の揉め事」>これは共感できない。(笑)
>  精神を病んでる人達って、自分の欲求を自制出来ない人が多いのも事実。
>  あれは、その為の訓練の一種でしょう。
> ※患者の一人に見覚えが有って、「ええと、何処の誰だっけ?」で、
>  「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドクだと気付くまで1時間掛かった。(汗)

すみません、私・1月に再見して、当座は全部覚えていたのですが、
今となってはもう、記事に書いた件とそれ以降の最終盤以外あまり覚えていなくて・・・

・・・でもこの映画は多分、
結構多くの人のこころに色々と残すような作品だと思います☆



 
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miri

Author:miri
古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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