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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


2-1531  ラヴィ・ド・ボエーム

  1. 2012/03/01(木) 23:00:01_
  2. アキ・カウリスマキ
  3. _ comment:0
La Vie  de boheme  (ラヴィ・ド・ボエーム) 
 1992年・フィンランド/スウェーデン/フランス/イタリア



ラ・ヴィエット・ボエム




 
.


2012年3月1日(木)  頂いたDVDを鑑賞しました。

監督 アキ・カウリスマキ
出演 マッティ・ペロンパー (ロドルフォ 役)

感想
この映画は、音楽の使い方がうまく、
ラストシーン前からエンドロールの歌ももちろん驚きましたが、

明るいシャンソンが好きな私なのに(巴里の空の下セーヌは流れる、が特に好きです)
この映画の始まりは、ものすごーく 暗いシャンソンで、それが何故か心をわし掴みにして、
ぐっと引きつけられ、

その後もあらゆる場面での音楽の使い方に耳から心から
驚きと、賛同と、そして喜びを感じて鑑賞しました☆



♪雪の降る街を♪高英夫さんらしいけど、他の人の名前を書いてあるネット記事もあり、
ハッキリ知りたいです。
春なのに、何で?と思い聞いていると2番の終わりが
♪緑なす 春の日の そよかぜ~♪で、納得しました。

きっと、フランス人やフィンランド人が聞くと、あのシーンでの、あの重苦しい日本語の歌は、
メッチャ似合うのでしょうね~?
私ももちろん良いと思ったけど、どうしても、雪の降るシーンを想像してしまって・・・。


その歌よりも、もっともっと私の心をひいたのが、
ミミに「お花を取って来て」とせがまれ、
ロドルフォが目をこすりながらお花を摘むシーンです。


監督はきっと「永訣の朝」をご存じなのですね?
最後の字幕(誰々に捧げる、と同じ名字の人の名前があったので)とともに、私はそう確信しました。
愛する人が、自分がもう死ぬと分かっていて、雪や花をせがむ・・・
それには深い意味と愛があるのだから・・・。

ラストあたりの事ばかり書いてしまいましたが、
この映画は、年代を明らかにしていないけど、間違いなく50年代の巴里が舞台だと思います。
私が好きでいつも見ている、その年代の白黒のフランス映画と、全く同じ匂いがするから。


監督のタイプは、誰とも違うけれども「街のあかり」で懲りていたけど
こうして他の作品を見ると、全然違って良いから、
これからもなるべく監督名だけで好き嫌いはせずに、見た方が良いと思いました。

ミミがもう長くないと知り、3人が3人、自分の持つ全てのモノを売って、病院代出して
あのあたり、やっぱ泣けたし、それでも持たないと分かっていても、
穏やかに病室で暮らさせたかった・・・

亡くなって2人と1人、これからどうするのか分からないけど、
この映画はこれで終わって正解です。
あの歌とともに深い余韻を残し、不思議な感動を味わいます。



暗いシャンソンから始まり、まさかの日本語の歌(雪の降る街を)で終わるこの映画、
きっとこういう作風が嫌いな人には耐えられない作品だと思いますが、
私にはまたまた大切な1枚となりました。
Tさま、本当に有難うございました♪




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一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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