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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


2-1445  縞模様のパジャマの少年  (旧gooブログの記事)

  1. 2012/01/06(金) 22:30:00_
  2. マーク・ハーマン
  3. _ comment:0
2012年1月8日の記事
タイトル 「「縞模様のパジャマの少年」感想」



The Boy in the Striped Pyjamas (縞模様のパジャマの少年) 
                  2008年・米/英 合作作品を鑑賞しました☆



縞模様のパジャマの少年




 
.


監督 マーク・ハーマン
主演 エイサ・バターフィールド (ブルーノ 役)

感想
イヤ全く凄い映画です。

終盤の前までは、まぁ嘘もほどほど、事実もほどほど、
第二次世界大戦当時のヨーロッパの事を あまり知らない人には
「入門編」として良い映画かもしれないな?と思いながら見ていました。

でも、終盤のあのシークエンスの静かな迫力と、
タイトル(原題も邦題も同じです)の、本当の意味に気付いた時、
この映画は、かなり高等な反戦映画に変貌しました。

ココから下は、かなりネタバレになりますので、
未見の方は読まない方が良いと思います☆


やはりあのドアが閉まったままのショットで止められて、
そのまま静かなピアノの音に沿って、エンドロールが流れるときに思う事は、
たいてい「これからあの家族はどうなるのかな?」という事だと思います。

そしてたいてい、自分に近い人の事が一番気になるのではないのでしょうか?
大人の男性は、お父さんの事を、大人の女性は、お母さんの事を、
・・・でも私はお姉ちゃんが一番気になりました。
若いという意味ではありませんよ~!!!(爆)

あの12歳の おませさんは、初恋の中尉が前線に送られ、
弟があのようになり、両親は離婚するでしょうし、
やがてドイツは負ける日が来る・・・それを知らずに洗脳されていたのです。

自分のせいではないと、割りきれる日は来るのでしょうか???
可哀想に・・・軍国少女・・・。
自分もあの時代に、あの国で、ドイツ人(アーリア人)として生まれたのなら、
きっとそうなったような気がするから、お姉ちゃんを気にするのかもしれませんね。

お母さんの事は、息子の洋服を抱きしめ、キチガイになっているところ、
分かりすぎて、どうにもこうにも、泣けない事はないけど、
気持ちは入らなかった・・・あんたたちのせいで、そうなったんだよ、
そう、自分と夫のせいで、息子がそうなった、天罰だった、
それが伝わり過ぎて、目を背けてしまいました。

たしかに、あざとい演出もあるし、戦争や子供を商売にする映画かもしれません。
でも商業映画とは、全て、何かについて商売にしているのです、そういうものなのです。

言葉が英語である事以外は、そんなに気になるところもなくて、
(収容所の警備等があんなに ゆるいはずはなく、失笑はありますが)

所長→制裁→中尉→制裁→子供→嘘をつく→このループが、戦争なのだ、と、
私はこの映画をそういう風に受け止めました。

お祖母さんとお母さんが、人道的な顔をしていたのは、
ちょっとキレイ過ぎたかもしれないけど、
やっぱり母親である女性は、戦争は、即・息子の出征につながるので
嫌うモノですものね・・・。



※これは旧gooブログの記事ですが、感想文もほぼ同じなので、この記事1本にします。





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