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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


2-1340 オーケストラ!

  1. 2011/11/01(火) 22:30:00_
  2. その他の外国人監督作品
  3. _ comment:6
LE CONCERT (オーケストラ!) 2009年・フランス



オーケストラ!




 
2011年11月1日(火) レンタルDVDにて

監督 ラデュ・ミヘイレアニュ
主演 アレクセイ・ギシュヒフ (アンドレイ 役)

感想
申し訳ないのですが、多くの方のレビュー等(チラ読み)では好評なご意見が多く、
素晴らしい映画に違いないと思って見たのですが、ガッカリしてしまいました。

・・・というか、音楽をバカにしないでほしいと思ったのです。
30年も掃除夫(や別の仕事)を していて、そんな事(オーケストラの指揮)出来るわけないじゃん。

ロシアでの暮らしは辛かろう・・・
でも“人さまに来たファックスを横取り”して、
これがチャンスと、パリに行く事を決意し、多くの人を巻き込む・・・
もうそれだけで、私にとっては「なかなか難しい映画」に、なってしまって、

本物のボリショイ楽団に分からないまま、全部のコトが運べるはずがないし、
いろんなご都合の良い筋立てに、だんだん嫌気がさして・・・
(特に最後間際の共産党員の演説を諦めた件)

演奏家たちも、遊んでばっかり。パリに来て商売したり、好きな事ばっかりしていて、
ロシアでも練習しなくて、それであんなに演奏できるの???
(たとえ一人ひとりが楽器を演奏できたとしても、合わせる事は絶体に無理)
音楽を、バカにしないでほしい。

この監督は「約束の旅路」でも、
ものすごく回りくどい描き方をしていたからね。

宗教とか、決まりごとには、ものすごくうるさい割りには、
音楽の映画だっていうのに、音楽を知らな過ぎる。ガッカリでした、全く。

途中で、彼女の親が誰かって鑑賞者には分かるようになっていて、
夫との子供なのか、アンドレイの子なのか、ってそのくらいの興味しかなかったし。

チェロだか コントラバスだか 知らないけど、
あんなところに6ヶ月の赤ちゃんを入れて、
平気なわけないでしょ???

笑いもとれないし、真剣に心配して損しました。

映画の作りとして、
「名バイオリニストの遺児だから、親を知らなくても、血がそうさせて、名バイオリニストになる」
って、ものすごく陳腐で平凡な手段。
そのうえ同じ女優を使うか???

最後のコンサートですが、商売ばっかりしている親子の演奏家が遅れて入ってくるところ、
あれって笑うところですか???
お金出して、正装して、期待いっぱいで聴きに来ているお客さまにだけではなく、
そこに居る全員に失礼で、放り出されても仕方ないのでは???

一体化したと思えないし、彼女に真実をこころで訴えて、伝わったの???
そんなに素晴らしい演奏でしたか?
私には「僕のピアノコンチェルト」や「敬愛なるベートーヴェン」の方が、何万倍も良かったです。


クラシック音楽に詳しくない私には、そんな事言う権利は ないのかもしれないけど、
映画にするなら、もうちょっとプロットとか考え抜いて、
そのうえで、音楽を、コンサートを、素晴らしく組み立ててほしかった。

・・・あんな楽団で、世界一周って、世間はそんなに甘くないと思うけど???

ずっと暗い顔ばっかりしている主人公、
モスクワで一所懸命に働いて、例の件を何も知らずに
待っている奥さんが 一番偉いと思いました☆





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comment

すみません!

  1. 2011/11/08(火) 09:50:36 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
また予約投稿で失敗してしまいました・・・!
しかも、この作品はお気に召さなかったようで。申し訳ありません。

わたし的には、こんなんで演奏が上手くいくわけないのは当然で、これは精神的な変化をコンサートで表現したファンタジーだと受け止めました。音楽音痴な私には、素晴らしいコンサートだったと思います。なんせ、音楽だけではクラシックを聴いてられない人間なので(笑)
まあ、主人公たちは色んな部分で自分勝手でしたよね。わたしも一番好きなのは奥さんです。
一緒に鑑賞していただいてありがとうございました♪

Re: すみません!

  1. 2011/11/08(火) 10:43:33 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
どうも~。
こちらこそ、ひねくれ者で申し訳ありませ~ん(爆)

> また予約投稿で失敗してしまいました・・・!

この前私も予約にしたらその場でアップになって凄く焦りました。
fc2さんには頑張ってもらわないと・・・。

> しかも、この作品はお気に召さなかったようで。申し訳ありません。

いえいえ、ヒドイ記事でゴメンナサイね!
ものすごく期待して見たのですよ。

一般的に多くの人にはウケの良い作品だと思います。
宵乃さんには隠したりせずに、本当の感想をお伝えしたかったので・・・。

(このブログで、過去ではなく、現在の感想文で、ウソはアップした事ありませんが、
一部を隠してアップする事は、実を言うと、しょっちゅうあります。
多くの人とあまりにも感想が違う時が多いと、色々とありますので・・・)

> わたし的には、こんなんで演奏が上手くいくわけないのは当然で、これは精神的な変化をコンサートで表現したファンタジーだと受け止めました。

前にも何かの映画で、私がけちょんけちょんに思っていた時に、
宵乃さんが「ファンタジー」と仰っていて、
そういう受け止め方なら・・・と思えた事もありました。

でも私は音楽を好きなので(自分では出来ませんが)
血のにじむような練習をして本番に臨むという事を知っているので、
この映画の場合は、ファンタジー路線も不可能なのです・・・。

>音楽音痴な私には、素晴らしいコンサートだったと思います。なんせ、音楽だけではクラシックを聴いてられない人間なので(笑)

私もクラシックだけ聴く事は、一年に何回あるかないかですが、
ウソで塗り固めた音の組合せ、と、強く思うこころが、
この場合は、キレイな合奏として受け止められなかったのです。

> まあ、主人公たちは色んな部分で自分勝手でしたよね。わたしも一番好きなのは奥さんです。

一番ダメなのは、監督ですよ~(爆)

> 一緒に鑑賞していただいてありがとうございました♪

こちらこそ本当に有難う☆
これからもどうぞ宜しくお願いいたします!!!

  1. 2011/11/08(火) 18:17:25 |
  2. URL |
  3. take51
  4. [ 編集 ]
宵乃さんのブログに「miriと一緒に・・」と書いてあったので、
お邪魔しましたが・・・。

なるほど(爆)

miriさん的にはアウトだったんですね(^▽^;)

僕もこの映画、大好きなんです。
確かに真面目に考えたら音楽があんなに簡単に
できるはずないですよね(汗)

そんなこと、全く気にせずに見てました。
メラニーロラン、綺麗・・・と思ってましたので(笑)

こうして色んな意見が見ることができて楽しいです!!(^.^)

take51さん、こんばんは☆

  1. 2011/11/08(火) 19:11:08 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
> 宵乃さんのブログに「miriと一緒に・・」と書いてあったので、
> お邪魔しましたが・・・。

コメントを有難うございます☆

> なるほど(爆)
> miriさん的にはアウトだったんですね(^▽^;)

ハイ、少数意見で・・・(爆)

> 僕もこの映画、大好きなんです。
> 確かに真面目に考えたら音楽があんなに簡単に
> できるはずないですよね(汗)

冷静になれば、どなたにも分かって頂けると思うのですが、
ある意味、上手に引っ張るから、考える隙を与えないのでしょうね~。

> そんなこと、全く気にせずに見てました。
> メラニーロラン、綺麗・・・と思ってましたので(笑)

はぁ、男性はどうしても、そうなりがちでしょうね~(爆)

> こうして色んな意見が見ることができて楽しいです!!(^.^)

そうですね~。
映画って、2人いれば2人なり、
100人いれば100人なりの、さまざまな意見が出ますよね。
それが楽しいところですよね~♪

また企画で是非ご一緒しましょう。
「十二人の~」選ばれるとよろしいですよね~!!!

こんばんは。

  1. 2011/11/09(水) 02:56:49 |
  2. URL |
  3. 犬塚ケン
  4. [ 編集 ]
メラニー・ロラン出演作を擁護に参りました。

この映画はですね、二つの面があるのです。
飲んだくれのロシア人たちの、政治絡みのドタバタ喜劇と、
フランス人のバイオリン奏者の音楽映画という。
この両面が噛み合ってない、と言われればそうなんですけどね。

メラニーは、ああいうキレイな顔だちの人ですが、
ものすごくシリアスな演技をします。
役に入れこんで体を壊すくらいの。
だから喜劇の部分と相性は良くないですけど、
若いなりにがんばり、最後の熱演に持ってゆくのが貴重だと思います。

あとボクはどちらかというとクラシック嫌いなので、
クラシックを小馬鹿にする感じが、性に合ったのかもしれません。
miriさんの音楽寄りの意見は、参考になりました。
とはいえ「女優至上主義」の傾向は、そうそう治りませんが(笑)。

ケンさん、おはようございます☆

  1. 2011/11/09(水) 08:48:43 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
> メラニー・ロラン出演作を擁護に参りました。

コメントを有難うございます☆

> この映画はですね、二つの面があるのです。
> 飲んだくれのロシア人たちの、政治絡みのドタバタ喜劇と、
> フランス人のバイオリン奏者の音楽映画という。
> この両面が噛み合ってない、と言われればそうなんですけどね。

おぉ~目からうろこ!!!
そうですね~!!!そうだわ!!!

彼女は、血のにじむような練習を、毎日、キチンとしている、
正真正銘の「音楽家」なのですものね~☆

> メラニーは、ああいうキレイな顔だちの人ですが、
> ものすごくシリアスな演技をします。
> 役に入れこんで体を壊すくらいの。

他の映画のレビューを読ませてもらっていますが、
厳しい映画にもご出演なさっていますよね~。

> だから喜劇の部分と相性は良くないですけど、
> 若いなりにがんばり、最後の熱演に持ってゆくのが貴重だと思います。

彼女が、遅れて入ってきたあの親子を睨んだけど、
それで終わりで納得いかなくって・・・
もっとキレてほしかったです。

でもまぁお客様が第一ですから、
そういう意味ではプロを演じているプロなのでしょうね~。

> あとボクはどちらかというとクラシック嫌いなので、
> クラシックを小馬鹿にする感じが、性に合ったのかもしれません。

ハハハハハ・・・
ケンさんらしいご意見ですね~♪

映画もですが、音楽をジャンル分けするのって
私にはちょっと出来ないところがあって、

クラシックでもロックでも、良いモノは良いし、
良くないモノは、良くないと思っています。

> miriさんの音楽寄りの意見は、参考になりました。

そう書いて頂いて、感謝です☆

> とはいえ「女優至上主義」の傾向は、そうそう治りませんが(笑)。

それがケンさんらしいので、よろしいのでは???
各国にそれぞれいらっしゃって、増えてゆくのも、また良しか、と・・・
そんな風に応援させて頂きますね~。

今回は、目からうろこ、の、この映画の2重構造を解き明かして下さり、
本当に有難う☆

監督には、もう少し分かりやすく良い映画に仕上げてもらいたかったで~す♪
 
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miri

Author:miri
古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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