FC2ブログ

映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


2-1320  悪魔の美しさ

  1. 2011/10/21(金) 23:00:00_
  2. ルネ・クレール
  3. _ comment:2
LA BEAUTE DU DIABLE  (悪魔の美しさ)  1949年・フランス/イタリア



悪魔の美しさのVHSです




 
.


2011年10月21日(金)  セルVHS

監督  ルネ・クレール
主演  ミシェル・シモン  (教授 / 悪魔 役)
     ジェラール・フィリップ  (悪魔 / 青年 役)

感想
ぱちぱちぱちぱち・・・拍手喝さい、良い映画でした☆
特にラストの終わり方が、とっても良かったです。

まさか明るい方向に向いて終わるとは思えないような、途中の成り行きと、
誰もが気付く「ファウスト」のお話・・・と思うと、悲劇で当たり前な感じで・・・。

でも、ルネ・クレール監督ですものね!
こういう風でなきゃ、おかしいですものね~。
やっぱ安心して見られる監督ナンバー1です♪

特に「誰にでも分かりやすい」ラスト前の物語がぐるりと展開するところ、
あの部分は、この監督ならではだと思います。当たり前の演出では、決してありません。


この映画の主演はミシェル・シモンですが、
色々な映画で見ましたが、今まで見た中では「旅路の果て」の悲劇的な役柄が一番印象的だから、
今回のこの役柄の明るさ(?)が、新鮮でありました。

特に終盤「人の心に悪魔は棲む」という感じを
あちこちに、チラチラ意地悪なような・いたずらっ子のような顔で・登場するとこ良いですね~。

さて、当然、私が見たくて仕方なかったジェラールさまですが、
最初の悪魔風ヘアスタイルの、大学生に化けた役柄が、一番良かったね♪
ドキッとしたから。

でも、最後にあぁして、旅役者のジプシー(ボヘミアン)の馬車に乗ってゆく前に、
彼女の肩をそっと抱いてゆくところ、良かったです。

人の心は不思議なモノ・・・
悪魔には魂を売らないと思っていても・・・
でも「悪魔」を、そうと見抜いた こころ純な人間が一人いる・・・
私はきっとホイホイ売ってしまうかもしれないかも?と思ったりして。

・青年アンリは、新しい命を頂いて、彼女と・・・
・もちろん殿下と妃殿下は、それなりに暮らすでしょうし、
・貧しい人々も、皆、それぞれの立場で・・・

上記3点等、話的にちょっとキレイごと過ぎるし、あんなドジな悪魔もヘンだけど、
それも全部含めて良いかな?と思わせる、
そんな監督と、主演二人でした☆

追伸:少し前に「ファウスト」も含んだ作品「ファントム・オブ・パラダイス」を見ましたが、
    あのキチガイ的な作品全体と終わり方も、若き日のデ・パルマ監督らしくてグーだったけど、
    やっぱり、この映画を見てしまうと、温かい気持ちになれる作品の方が良いと思いました




再見時感想はこちら  →  悪魔の美しさ(49・仏/伊)(2回目) ・・・ 2-1320 




<<2-1321  ステイ・フレンズ | BLOG TOP | 10月の 「ブログ DE ロードショー 」 の お誘い>>

comment

miriさんの感想を読んで

  1. 2011/10/25(火) 12:07:14 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
もう1回観たいなぁと思いました。忘れかけているし、やっぱり永久保存したいです!
この主人公を演じているのがジェラール様だったんですか。確かにお綺麗な方だった気がします。
そして、もうひとりの主人公、ちょっと抜けてる悪魔さんもやっぱりいい!
彼のキャラクターがあって、この見やすさだったと思います。
考えさせる内容と、楽しく後味よく観られてしまうこのバランスは、なかなかできるものじゃないですよね~!!

Re: miriさんの感想を読んで

  1. 2011/10/25(火) 17:37:42 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
宵乃さん、こんにちは☆
コメントを有難うございます☆

> もう1回観たいなぁと思いました。忘れかけているし、やっぱり永久保存したいです!

ハイ、是非、今度オンエアがあったら、永久保存版にして下さいね♪

> この主人公を演じているのがジェラール様だったんですか。確かにお綺麗な方だった気がします。

えぇそうなんです!!!
宵乃さんも是非、是非、ハッキリとジェラールさまを認識なさってくださいね~!

> そして、もうひとりの主人公、ちょっと抜けてる悪魔さんもやっぱりいい!
> 彼のキャラクターがあって、この見やすさだったと思います。

ハイ、あの俳優さんも色々な映画に出てご立派な方ですが、
この役柄は本当に良かった~!

宵乃さんの記事へのコメントに書き忘れたのですが、
あのイラストの通りですよね~。

ちょっとお茶目で、ドジな悪魔さん・・・
きっとカラー作品だったら色合いはあんな感じだったと思います。

> 考えさせる内容と、楽しく後味よく観られてしまうこのバランスは、なかなかできるものじゃないですよね~!!

本当にそう思います。
宵乃さんが書いて下さったとおりの映画を作れる人なんですよね~。

この2年半でも沢山見て(初見も再見も)
昔の事を思い出しても、やっぱりこの監督さんは、ある意味私の中では
他の誰とも違う、素晴らしい監督さんです。

もしご興味がおありでしたら、
「巴里の屋根の下 30年」と「奥様は魔女 42年」は、
ワンコインのDVDが広く販売されていますので、もし良かったらどうぞ~。
 
 管理者にだけ表示を許可する
 


このブログ内の検索フォームです

私のプロフィールです 

miri

Author:miri
古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

カテゴリです❀

1975年からの記録(記事追加中です)

ネタばれについての、お知らせです。

感想文の中で映画の内容について深く触れている場合は、必ず大きな色文字でお知らせしています。 また、感想文の途中の一部分のみのネタばれの場合は、白抜きの隠し文字(反転で読めます)にしてあります。 ただ、申し訳ありませんがその白隠し文字は携帯(スマホ)では見えてしまいます(ペコリ)。 最後に、2008年以前の文章については、配慮はしてありません(ペコリ)。

« 2020 01  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -