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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


2-1310  商船テナシチー

  1. 2011/10/15(土) 23:00:00_
  2. ジュリアン・デュヴィヴィエ
  3. _ comment:2
LA PAQUEBOT ‘TENACITY’  (商船テナシチー)  1934年・フランス



商船テナシチー




 
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2011年10月15日(土)  セルVHS

監督 ジュリアン・デュヴィヴィエ
主演 アルベール・プレジャン (バスチアン 役)
    ユベール・プレリエ (セガール 役)

感想
あぁ、何十年もの憧れが~!!!

字幕篇
1・縦書き
2・旧かな使い
3・文語体
4・セリフのうち半分以上は訳していない
5・女性が自分の事を示す「私」という単語の文字が「妾」となっていて、絶句・・・。 (最初は意味が分からなかった)
・・・かなりハードルが高かったです。

フィルム篇
1・ボロボロ
2・とびとび
3・つないであるのが見え見え
・・・もうちょっと 何とかならなかったのでしょうか?

内容篇
1・これは流石の・・・
   船の歯車が止まった時に、故障が発覚、運命が回り、
   もう一度その船の歯車が回った時に、二人と一人の運命が、交差しないまま、運ばれてゆく・・・

2・セガールが、半日一緒に居られたのに、何せずに、口にも出せなかった、
   それはつまり彼のその生き方が、チャンスを台無しにしたという事・・
   その反面、バスチアンは、短い時間にしっかりと結ばれて、フランスで生き直す決意までして、
   人生における出来事の流れとは、ある意味、そういうモノかと・・・。

3・ラストシーン、今まで見た洋画で一番だと思う。
   この映画はこのラストシーンを見るのだけで価値があるし、
   監督が監督だけに予想通りに運ぶのにも拘らず、ものすごく胸を打ちます。 「望郷」よりずっと良い☆

4・このラストシーン後の事をいろいろと考えると、 
   その人なりの人生観が現れるようで面白い作品だと思う。

5・あの取次の仕事しているおじさん(イドゥー)あれがつまりは、監督のお姿のような気がしました。


総合的に・・・
内容や演出は 素晴らしい映画なのですが、
あまりにも字幕の形態と フィルムの状態が酷くて、
残念な鑑賞に なってしまいました


“もっと良い状態のを見たかったで・賞”




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comment

こんにちは。

  1. 2011/10/29(土) 14:47:21 |
  2. URL |
  3. アスカパパ
  4. [ 編集 ]
コメントとTBありがとうございます。

>字幕篇
>1・縦書き
>2・旧かな使い
>3・文語体
>4・セリフのうち半分以上は訳していない
>5・女性が自分の事を示す「私」という単語の文字が「妾」となっていて、絶句・・・。 (最初は意味が分からなかった)
>・・・かなりハードルが高かったです。

 終戦後暫く映画館で観た洋画の字幕は総て、スクリーンの右側に縦書きで出ました。縦横比=1;1.33の画面でしたから、あまり気にならなかったと思います。
 シネマスコープが出来て、スクリーンの横幅が広くなってからは、流石に読み辛く、横書きに変わった時は読みやすくてホッとしたことも思い出します。
 その代わり、前の席に座高の高い人が座ると、字が見えなくなって困ったこともありました。

 この映画を私はNHKの世界名画劇場で観ました。こちらのほうも、旧かな使いや文語体や「妾」という漢字が使われていたかもしれないなぁと、保管しているVHSテープを捜しましたが、ありませんでした。残念!。
 セリフの訳が少なかったのは朧気に覚えています。

>フィルム篇
>1・ボロボロ
>2・とびとび
>3・つないであるのが見え見え
>・・・もうちょっと 何とかならなかったのでしょうか

 フィルム篇については、私が観たオンエア作品もそうだったかもしれません。

>4・このラストシーン後の事をいろいろと考えると、 
   その人なりの人生観が現れるようで面白い作品だと思う。

 そうですね。
「自らの人生は切り開くもの」という考え方もあると思いますが、その一方で私は、如何に努力しても、その人にはどうしようもない運命のようなものがあるような気も、この映画から受け取りました。

 また、映画は、本には叶わないという考えもあると思いますが、その一方で、本では表現出来ないものを、映画では表現出来る。ということを実証させてくれたのも、私にとりましては収穫でした。

 フランス映画の心髄の一端を垣間見られるような気もしました。それを具体的な言葉で言えないのが残念ですが、アメリカ映画には到底望み得ない何物かを、この映画でも感じます。

アスカパパさん、こんばんは☆

  1. 2011/10/29(土) 20:38:20 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
こちらこそコメントとTBを有難うございます☆

>  終戦後暫く映画館で観た洋画の字幕は総て、スクリーンの右側に縦書きで出ました。縦横比=1;1.33の画面でしたから、あまり気にならなかったと思います。
>  シネマスコープが出来て、スクリーンの横幅が広くなってからは、流石に読み辛く、横書きに変わった時は読みやすくてホッとしたことも思い出します。

そういう歴史があったのですね~。
私も縦書きの字幕は初めてではなかったのですが、
今回はまいりました。

>  その代わり、前の席に座高の高い人が座ると、字が見えなくなって困ったこともありました。

これは(爆)ですね~!
私の若い頃にも、そういうことありましたが、最近では良く考えられていて、
どんなに座行の高い人がいても、ほぼ大丈夫ですよね~。
あれは映画館の設計段階から考えるのでしょうね~♪

>  この映画を私はNHKの世界名画劇場で観ました。こちらのほうも、旧かな使いや文語体や「妾」という漢字が使われていたかもしれないなぁと、保管しているVHSテープを捜しましたが、ありませんでした。残念!。
>  セリフの訳が少なかったのは朧気に覚えています。

世界名画劇場で、私が見なかったときにオンエアされたようで・・・。

アスカパパさんは、たくさんのテープお持ちで整理が大変と存じます。
もしいつか見つかったら良いなぁ~と思います

私が見たのは異常にセリフの訳が少なくて、
残念ながら「手抜き仕事」としか思えませんでした。

フランス語が分からないヒトが見ているのだから・・・
「雰囲気を楽しむ」というのともまた違う感じでした。

>  フィルム篇については、私が観たオンエア作品もそうだったかもしれません。

天下のNHKは、そんな感じのをオンエアしないような気がしますが・・・。

>  そうですね。
> 「自らの人生は切り開くもの」という考え方もあると思いますが、その一方で私は、如何に努力しても、その人にはどうしようもない運命のようなものがあるような気も、この映画から受け取りました。

深いお言葉ですね・・・こころにしみます。

>  また、映画は、本には叶わないという考えもあると思いますが、その一方で、本では表現出来ないものを、映画では表現出来る。ということを実証させてくれたのも、私にとりましては収穫でした。

本は、文字を読めない人もいますし(日本人には少ないけど)
映画は目の見えない人でも楽しめますものね。
(アスカパパさんの仰りたい事とちょっとずれていたら、ゴメンナサイ)

>  フランス映画の心髄の一端を垣間見られるような気もしました。それを具体的な言葉で言えないのが残念ですが、アメリカ映画には到底望み得ない何物かを、この映画でも感じます。

そうなんです~ぅ!
やっぱり映画はフランス映画だと思います♪
では、また宜しくお願いします☆
 
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古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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