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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


今年見た 洋画の ベスト10 

  1. 2011/12/29(木) 00:00:00_
  2. 2009~2011年
  3. _ comment:2
2011年も有難い事に たくさん初見洋画を見ました。
作品賞と各賞を私なりに考えました。




 

≪初見で、質が高くて、好きな洋画作品≫



1位   しあわせの隠れ場所    
        09年・米   ジョン・リー・ハンコック
        本当に温かい作品です。(記事はこちら


2位   ソーシャル・ネットワーク    
        10年・米   デヴィッド・フィンチャー
        スピード感あふれた秀作です。(ミニ感想はこちら


3位   潜水服は蝶の夢を見る     
        07年・米/仏   ジュリアン・シュナーベル
        本当の奇跡について、押しつけがましくなく教えてくれた作品です。(記事はこちら


4位   ミルコのひかり   
        05年・伊   クリスティアーノ・ボルトーネ
        深く胸を打たれた作品です。(記事はこちら


5位   ピクニック
        36年・仏  ジャン・ルノワール
        何十年も前から見たかった映画。(ミニ感想はこちら
        買ったDVDの“時間単価”が一番高かったけど、さすがの大秀作です。


6位   アメリカ交響楽  
        45年・米   アーヴィング・ラバー
        今年見た音楽系の映画の中で一番素晴らしかった作品です。(記事はこちら


7位   ミッシング    
        82年・米/ギリシア   コンスタンタン・コスタ=ガヴラス
        ある意味、一番忘れられない作品です。(記事・ミニ感想・どちらもありません) 


8位   ニノチカ
        39年・米   エルンスト・ルビッチ
        ほとんど どこにも 何の文句の つけようもない 大秀作です。(記事はこちら


9位   グランド・ホテル
        32年・米   エドマンド・グールディング
        本当に、すべてのこういう映画の基本の作品です。(記事はこちら


10位   ツォツィ
        05年・英/南ア   ギャヴィン・フッド
        かなり出来の良い、再生と希望の物語りです。(記事はこちら



次点:忘れられない作品から

運動靴と赤い金魚 (97年・イラン)(記事
ノーバディーズ・フール (94年・米)(記事
セックスと嘘とビデオテープ (89年・米)(記事



書いていて、気付いたこと。
今年のこのベスト10順位では、1・2・3・4・6・7位は、事実に基づいた作品です

私は映画は完全な創作の方が好きなのですが、この順位を見ると、
事実あった出来事で、自分の胸に訴える作品に対しては、

完全な創作は、どうしても、かなり良い作品でなければ
負けてしまいがちなのだな~という事と、

完全な創作では、最近の作品が1つしかなく、
大昔の秀作・優秀監督の作品を好きなのだな~という事が、分かりました。
特に5位のジャン・ルノワールは、やっぱり特別な人だと思います。



*******************************



【私が選んだ 今年初めて見た 洋画の各賞】


ドキュメンタリー大賞
ウォーダンス / 響け僕らの鼓動
07年・米   アンドレア・ニックス・ファイン / ショーン・ファイン
これは本当に、ものすごい映画です☆

(次点:ハーヴェイ・ミルク 84年・米 勉強になりました☆)(記事


年間特別賞
私の中のあなた        
09年・米   ニック・カサヴェテス
これは私にとって、本当に特別な映画です☆

(次点:マイ・ガール 91年・米 これも特別な作品です) 


とても気になるひと言
「パンプキン」 
カーラの結婚宣言 (99年・米)で、父親がカーラを呼ぶ愛称。
少し知的に普通ではないカーラを、可愛くて仕方ない父親の、愛情がすっごくせまります。
それぞれの家で、子供への呼び方がありますが、もう結婚する年齢の娘に対して
「パンプキン」と呼びかける父親の想いに、深く共感しました。


アニマル賞 
役名:ベイブ 演じたのは豚くん (ベイブ / ベイブ 都会へ行く)
役名:HACHI 演じたのは犬くん (HACHI 約束の犬)
記事
2匹とも、本当によく演じました☆


主演男優賞
ジャック・ニコルスンさん パチパチパチ~♪
対象作品:「アバウト・シュミット」(02年・米)の
最後に向かうにつれての、鬼気迫る演技と、
最後の最後に、言葉は要らない「愛」を受け取ったその喜びの涙は、
これからも生きてゆこうと、主人公とともに、私自身が思わされたからです。
感謝です。 (他に「最高の人生の見つけ方」も良かったです)


主演女優賞
サンドラ・ブロックさん パチパチパチ~♪
対象作品:「しあわせの隠れ場所」(09年・米) 
まぁ言う事ないですよね~。
お話の内容が良かった事、実話とほぼ同じという事、そういう良い点を差し引いても、
彼女のあのキャラの良さと、自然になにもかも受け入れる・・・
そういう役柄を、上手に演じていた事が、胸を打ったのだと思います。
(他に「スピード」「スピード2」も良かったです)


監督賞
ルネ・クレール氏 パチパチパチ~♪
今年一番考えさせられたのは
映画とは、鑑賞者の立場になって「分かりやすく」作るモノだという事です。
この監督は、昔から好きではあったのですが、今年初見再見沢山して、
それらの作品が全て、分かりやすく、温かく、胸を打つのに、面白い、と
全部そろっている事を再確認して、一番だな~と思いました☆

鑑賞順(全部買ったソフトです)
初見:「ル・ミリオン」 ・・・ 記事はこちら
     「リラの門」 ・・・ 記事はこちら
     「悪魔の美しさ」 ・・・ 記事はこちら
     「そして誰もいなくなった」 ・・・ 記事はこちら
     「幽霊西へ行く」 ・・・ 記事はこちら
     「沈黙は金」 ・・・ 記事はこちら
再見:「巴里祭」 ・・・ 記事はこちら
     「夜ごとの美女」 ・・・ 記事はこちら
     「夜の騎士道」 ・・・ 記事はこちら




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comment

パンプキン

  1. 2011/12/29(木) 14:31:57 |
  2. URL |
  3. マミイ
  4. [ 編集 ]
言葉をパッと見ただけではなんてことはないですが、
miriさんの説明を読んでお父様の気持ちを想像すると
深く響く言葉に変身しますね♪

私はそのうち「おかん」って言われそうです^^;
昔は「ママ」だったのに、最近は「おかあ」って呼ばれてます。
「さん」をつけてくれません。

Re: パンプキン

  1. 2011/12/29(木) 16:11:45 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
マミイさん、こんにちは☆
覚えていて下さり、コメントを、有難うございます☆

> 言葉をパッと見ただけではなんてことはないですが、
> miriさんの説明を読んでお父様の気持ちを想像すると
> 深く響く言葉に変身しますね♪

えぇ・・・いわゆる知恵おくれの子でして、
凄くではないのですが、普通ではなくて、

でも、父親にとっては他の姉妹よりもずっと可愛いのでしょうね~?
可愛さは一緒だけど、心配で気がかりで、おかしくなりそうなのですよね~。

ずっと離れて、そういう学校の寄宿舎に居て、今回卒業して
やっと一緒に暮らせると思ったら、結婚でして・・・

> 私はそのうち「おかん」って言われそうです^^;
> 昔は「ママ」だったのに、最近は「おかあ」って呼ばれてます。
> 「さん」をつけてくれません。

地域的に、そういう呼ばれ方が多い地方では、愛情表現だと思いますし、
今ではお笑いのヒトの進出で、全国区の言葉ですよね~。

私など今では「あんた」ですからね~もうガックリですよ~。
用事のあるときだけ仕方なしで「かあさん」で・・・。

でもこの映画を見てから、赤ちゃんの時の呼んでいた呼び方を思い出し
○○くんと呼んで不気味がられました、
本人は知らないのでね~。夫は懐かしがっていました。

ネットではHNが愛称ですね♪
マミイちゃん、って可愛いです☆
お里でゆっくりと出来ると良いですね~。
 
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一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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