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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


2-1074  犯罪河岸(はんざいかし)

  1. 2011/05/21(土) 22:30:00_
  2. アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
  3. _ comment:3
QUAI DES ORFEVRES  (犯罪河岸)  1947年・フランス



hanzaikasi




 
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2011年5月21日(土)  お借りしたDVD

監督 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
主演 ルイ・ジューヴェ (アントワーヌ刑事 役)

感想
お話の本筋とは違うのですが、
あの刑事さんの息子君は、肌の色が黒く、髪の毛に特徴があり、
「可愛いから、植民地からわざわざ連れ帰ったのだ」というセリフと言い、

・・・要するに、アフリカの植民地で、現地の女性との間に生まれた子供よね?
お母さんはどうしたの?
・・・あの刑事さんは、人間的に悪いと思えないから、
棄ててきたのではなく、きっと亡くなったのよね? そう信じたい☆

だって、息子君、すっごくなついているし、お父さん大好きオーラ出てるし、
肌の色違うけど、同じフランス語を話して、
寄宿制の学校で、冬休みを何ケ月も前から楽しみに待っていたのだし、
何と言っても、あの温かい、ラストシーン、素晴らしかったから・・・。


横話が長くなってしまった。
ルイ・ジューヴェって何と言っても「北ホテル」の印象が強くて、
まぁ見た目は良いけど、こころ冷たい感じ「舞踏会の手帖」もしかり、
でも、この映画では、刑事という役柄のわりには、
ちょっとお茶目で、こころ優しいから、とってもイメージ違って良かった☆

このお話の中で出てくる女性陣ですが、
ドラちゃんは、友情にも、幼馴染への想いにも、あついけれども、

あの夫婦の女の方だけど、
あぁいうのって今でも多いよね~。魔性的な???

男性陣では、モーリスの胸の内だけは苦しくて・・・
でもそれは愛するが故の・・・

あの成金は、いかにもって感じでしたよね~。
気持ち悪いったらありゃしない!


推理の面では、うまく騙される人が多いと思うから、
昔の作品でも、ハッとするようなところがあって、さすがの監督だと思いました。
(女性の撮り方も、すっごくうまかった)

大衆演劇場、そのスタッフ、歌姫、写真家、成金の年寄り、コソ泥、
警察の皆、町のカフェの人たち、マスコミの奴ら、
せっかくのクリスマスイブの晩に、取り調べ、自白、そして・・・


戦後のまだあまり落ち着いていないパリの下町の、
そんないろんな全てが、イイ感じの作品でした☆



明るい気持ちで迎えられたラストシーン、
飛んできた雪の玉、アフリカにはなかったのかな?と。


父子に幸あれと。ドラちゃんにも幸あれと。あの夫婦にも仕方ないから幸あれと。
自然とそんな風に思えました。




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comment

管理人のみ閲覧できます

  1. 2011/06/01(水) 14:00:18 |
  2. |
  3. [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます

こんにちは。

  1. 2011/06/01(水) 14:13:23 |
  2. URL |
  3. アスカパパ
  4. [ 編集 ]
コメントとTBありがとうございました。
最近私の記憶能力低下が著しく、miriさんが書かれた下記の内容はすっかり忘れております。そうだったんですか。

>あの刑事さんの息子君は、肌の色が黒く、髪の毛に特徴があり、
>「可愛いから、植民地からわざわざ連れ帰ったのだ」というセリフと言い、【以下略】

でもこういうところが、昔のサスペンスの、人間くささが匂う、いいところなのかもしれませんね。
ルイ・ジューヴェの人徳によるところも大きいと思いますが。彼は、miriさんが言われる通りで、私も「北ホテル」から抜けだして来たような印象を受けたことだけは、はっきり覚えています。

アスカパパさん、こんにちは☆

  1. 2011/06/01(水) 17:15:47 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
こちらこそ、コメントとTBを有難うございました。

> 最近私の記憶能力低下が著しく、miriさんが書かれた下記の内容はすっかり忘れております。そうだったんですか。
> >あの刑事さんの息子君は、肌の色が黒く、髪の毛に特徴があり、
> >「可愛いから、植民地からわざわざ連れ帰ったのだ」というセリフと言い、【以下略】

これは、その、やっぱり女性目線だと思います。
鑑賞直後でも、あまり気にならない男性は多いと思います。

でも、アスカパパさんには、お孫さんがいらっしゃるし、
そういう目線でご覧になるのも、きっと、楽しいと思います。

> でもこういうところが、昔のサスペンスの、人間くささが匂う、いいところなのかもしれませんね。

そう思います。
今の作品でも、こういう描写はあるとは思いますが、
この戦争直後の下町の感じがよく出ている作品は、何と言うか、イイですよね~♪

> ルイ・ジューヴェの人徳によるところも大きいと思いますが。彼は、miriさんが言われる通りで、私も「北ホテル」から抜けだして来たような印象を受けたことだけは、はっきり覚えています。

ハイ「北ホテル」はメッチャ良かったです☆
結局は温かい人なんですけど、一見冷たそうで、カッコ良くって。

「北ホテル」「舞踏会の手帖」以外の、
彼の出演する作品も、機会があれば是非鑑賞したいと思います。
 
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Author:miri
古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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