FC2ブログ

映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


2-947  ハーヴェイ・ミルク  (旧gooブログの記事)

  1. 2011/02/15(火) 22:30:00_
  2. その他の外国人監督作品
  3. _ comment:2
2011年2月22日の記事
タイトル 「セットで生まれた二人」



↓ この映画の原作本です。DVDは、無いみたいです。



hon




 
.


2-947・The Times of Harvey Milk (ハーヴェイ・ミルク) 
1984年・アメリカ製作作品を見ました。



2011年2月15日(火)  ムービープラス
 
監督 ロバート・エプスタイン
主演 ハーヴェイ・ミルク

この映画の内容
キュメンタリーです。 ハーヴェイ・ミルクさんは、ゲイで、同性愛者への偏見を取り払うべく、いろいろな活動をし、
選挙に当選し、日本で言うところの「市会議員」になり、当時の市長さんの理解も得られ、
さまざまな活動をしている最中に、同僚議員だった、反・同性愛のダン・ホワイトさんに、市長さんともども、殺されました。
亡くなってから、あまり時間の経っていない間に、生前の彼を知る人々の口から語られる、彼のおこなった事と、
その後の顛末などが、全て本当の「実話」で描かれています。


感想
この人の事は、名前とゲイという事しか知らず、「ミルク」という映画がある事は知っていました。
(約1年後に「ミルク」08年・米 を見ました。感想は → こちらです

しかし、このドキュメンタリーは・・・凄い記録だと思う。当時の本人を知る人が、そのままの心を語って…
ダンの子供はどうなったのだろう?  “一つの壁を打ち破るために生まれた人で・賞”

************************

「ゾディアック」は、犯人が分からないままだったんだけど、
この映画の場合は、犯人は分かってて服役もしたんだけど、
どちらの映画も、犯人(と思われる人間)を責める形になっていて、

「ゾディアック」は、犯人らしき人は病死したみたいだけど(真実は永遠に謎)
この映画は、犯人が出所するのを待って作られていて、
公開直後に自殺したって、ちょっと酷いんじゃないの~?って思いました。子供も妻もいたのに・・・。

もちろんミルク側から見れば、とんでもない短い刑期で、許せなかったんでしょうけど、
この映画を見た人が、ダン・ホワイトに会ったら、誰もが避けるし、簡単に言えば生き辛いよね~
「死ね!」って言われているのと一緒だよね~???

そこまでするのを、ミルクさんと市長さんは(遺族ではなく)望んでいたのかな~?後味悪過ぎるよね~。
で、今は、ジェンダーフリーの時代で、アメリカは進んでいたと思っていたら、とんでもなく最近まで、
同性愛の人やら、いろんな人を差別しまくりだったんだね~あまり詳しくなかったから、心底驚きました・・・

私たちが育つ頃の日本は、こういう事を少しずつ受け入れるゆるやかな変革があって、
今では多くの同性愛やら色んな人が堂々と生きていられる時代だよね・・・。

そういう時代を来させるべく、この人が居たのだと思うのです。
でも、その時、そこにいたアメリカ人の中に、母親である私が居たら、果たしてどうだっただろう?と、
胸に手を当てて考えると、恥ずかしくなります。
ミルクさん自身の(市長さんは知りませんが)こういう活動から見ると、
自分を殺した犯人を、自殺させるような映画を作ってほしかったとは、とても思えない。

ダン・ホワイトさんも、こういう壁を取り払う為に、必要な人物だったと思う。
きっと二人はセットで生まれてきたと思うし、遠い約束があったはずだと、私は思います。



※これは旧gooブログの記事ですが、感想文もほぼ同じなので、この記事1本にします。




<<2-948  男が女を愛する時 | BLOG TOP | (1-504) 愛と青春の旅だち (2回目)>>

comment

  1. 2011/03/27(日) 22:06:03 |
  2. URL |
  3. マミイ
  4. [ 編集 ]
miriさん、こんにちは。
トラックバック&コメントありがとうございました。

ミルク賛成派の人が作った映画だからか
ホワイトさんの事はよくわからないままでした。
なぜ、議員をやめようと思ったのかとかは
わからないままでモヤモヤしました。
そのあたりから彼にとって「変化」が現れていたはずなのに。
この映画があってもなくても、ああいう最期を
迎えていたような気がしました。

同性愛の差別については
『ボーイズ・ドント・クライ』という映画で
観たことがあったのでなんとなくは知ってました。
(未レビューですが、かなりひどい描写でしたので
再見するかどうかわかりません。)
アメリカって自由の国だけど、一部の人は
自分と違う価値観の他人にとっても厳しい面があるなぁとも感じます。
銃社会だからやられる前に
自分の身を守らなければいけないからなんでしょうかね。

マミイさん、こんにちは☆

  1. 2011/03/28(月) 12:31:37 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
こちらこそ、トラックバックとコメントを有難うございました☆

> ミルク賛成派の人が作った映画だからか
> ホワイトさんの事はよくわからないままでした。
> なぜ、議員をやめようと思ったのかとかは
> わからないままでモヤモヤしました。
> そのあたりから彼にとって「変化」が現れていたはずなのに。
> この映画があってもなくても、ああいう最期を
> 迎えていたような気がしました。

そうですか・・・この映画がなくても・・・
まぁ世間の目は厳しいでしょうしね~。

妻子のことは、考えなかったのかなぁ?と、残念です。

> 同性愛の差別については
> 『ボーイズ・ドント・クライ』という映画で
> 観たことがあったのでなんとなくは知ってました。
> (未レビューですが、かなりひどい描写でしたので
> 再見するかどうかわかりません。)

その映画は存じませんが、再見は無理なさらない方が良いと思います。

> アメリカって自由の国だけど、一部の人は
> 自分と違う価値観の他人にとっても厳しい面があるなぁとも感じます。

結構最近まで差別があってビックリでした☆
イエスもノウもハッキリと言いますものね~
ちょっと日本人では、そこまでは・・・って感じですよね~。

> 銃社会だからやられる前に
> 自分の身を守らなければいけないからなんでしょうかね。

そうかもしれませんね・・・。
元々は、島国で、他国からの襲撃の少なかった国と、
自分たちで勝ち取った植民地からの独立国という、
全然違うところから始まっていますものね・・・。

この映画は、何と言うか、素晴らしい記録でもあると思いますが、
やはり人の命が3つ、かかっているので、重いですね・・・。
 
 管理者にだけ表示を許可する
 


このブログ内の検索フォームです

私のプロフィールです 

miri

Author:miri
古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

カテゴリです❀

1975年からの記録(記事追加中です)

ネタばれについての、お知らせです。

感想文の中で映画の内容について深く触れている場合は、必ず大きな色文字でお知らせしています。 また、感想文の途中の一部分のみのネタばれの場合は、白抜きの隠し文字(反転で読めます)にしてあります。 ただ、申し訳ありませんがその白隠し文字は携帯(スマホ)では見えてしまいます(ペコリ)。 最後に、2008年以前の文章については、配慮はしてありません(ペコリ)。

« 2019 08  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31