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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


2-973 ル・ミリオン

  1. 2011/03/04(金) 22:30:00_
  2. ルネ・クレール
  3. _ comment:2
Le Million  (ル・ミリオン) 1931年・フランス



ル・ミリオン




 
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2011年3月4日(金)  今年の誕生日に夫に買ってもらったDVDの内の1枚

監督 ルネ・クレール
主演 ルネ・ルフェーブル(ミシェル役)

感想
ルネ・クレールって、やっぱり安心して見ていられる、
数少ない監督さんの中の、代表的なお一人ですね。


あまりたくさんの本数を見ているわけではないけど、
覚えている限り、エグイとか、キモイとか、怖いとか、全然なくて、
と言って、人間を描いていないかというと、良くない面もちゃんと描いていて、大好きな監督さんです☆

この映画は「巴里の屋根の下」と「自由を我等に」の間の作品で、
その両作に比べて、あまり有名ではないけど、本当に良い作品でした。

フィルムもほとんどキレイで、一部飛んでいるようなところもあったけど、
全然許せる範囲で、見やすかったです。
とても80年前の作品とは思えなかったです。

私が好きなあの美女アナベラちゃんが、あまり出番多くなかったなぁ~ちょっと残念。
でも、主演俳優と、その友人(悪友?)の俳優の二人とも、
まぁまぁイケメンで、3人とも、とっても演技は上手でした☆

まぁ一言で言うと、
トーキーとサイレントの中間で、ミュージカル風どたばたコメディ。

この監督はトーキーの中にサイレントを入れるのが、ものすごく上手で、
ちゃんと音もあるし、台詞もあるのに、いつの間にかサイレントの世界に入っていて、
ハッと気づくと、またトーキーに戻っている・・・。

その自然な流れと、リズムの良さは、多分、チャップリンよりも上のような気がする。
まぁ同時期だったのですけど、パクリ疑惑もある事ですしね・・・。
(「自由を我等に」を「モダン・タイムス」が真似した疑惑)

そして台詞がいつの間にか歌に変わっていて、
それも主演だけではなく、あれこれいろんな人が、それも全員うまいし、
これって♪シェルブールの雨傘♪などに引き継がれていったような気もしますが・・・
とにかくこの監督の作品は、そういうのがごくごく自然で、とても見やすくて、
台詞も、歌も、耳に心地よくて・・・

そしてドタバタコメディ、これは本当にチャーリーといい勝負ですね!
同時期ならお互い影響し合ったのかもしれないですしね・・・。

“こういうフランス映画が大好きで・賞”
まだ未見の作品も多いので、この監督の作品も、これからも注意して見てゆきたいです☆



再見時等の感想はこちら

ル・ミリオン(31・仏)(2回目) ・・・ 2-973 
ル・ミリオン(31・仏)(殿堂入り) ・・・ 2-973  



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comment

  1. 2012/05/15(火) 22:26:47 |
  2. URL |
  3. マミイ
  4. [ 編集 ]
miriさん、こんばんは。

>ルネ・クレールって、やっぱり安心して見ていられる、
>数少ない監督さんの中の、代表的なお一人ですね。
本当にそうですね。
うちの子がチラ見していたのですが、最初の追っかけっ子で大笑いしてました。
「この映画はママがいつも観ている、銃を撃ったりするような怖い事が起きないいい映画だね。」って言ってました。笑

>ちゃんと音もあるし、台詞もあるのに、いつの間にかサイレントの世界に入っていて、
>ハッと気づくと、またトーキーに戻っている・・・。
そう言われれば・・・・今ごろハッとしてます(^^;
全く自然な流れで私は観ている最中は気づきませんでした。

お金に執着している人がほとんどだけど、
(まあ、借金は返さないといけませんが・・・)
全然いやらしくなくって
最後の歌の通りにお金だけが全てじゃないけど、お金があると嬉しい・・・・
すっごく気持ちがわかるし、観ていて自然と笑みがこぼれるような映画でした♪

マミイさん、こんにちは☆

  1. 2012/05/16(水) 09:43:37 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
コメントを有難うございます☆

> 本当にそうですね。
> うちの子がチラ見していたのですが、最初の追っかけっ子で大笑いしてました。
> 「この映画はママがいつも観ている、銃を撃ったりするような怖い事が起きないいい映画だね。」って言ってました。笑

ママがいつも観ているのって、どんだけ怖いのでしょうか???
なーんて「じょーだん」ですよ。

ルネ・クレールは珍しい監督さんですよね。
名作ばかりではないけど、嫌な気持ちになった作品は、私は一つもないです。
でも、全部見たわけではないので、まだ分かりませんが、
高校時代からそういう印象が一番強い人です。

(ルノワール監督もそういう感じではあるけど、戦争等でものすごい気持ちになる作品が多いし、
デュヴィヴィエ監督とかカルネ監督は、
人によっては、嫌な気持ちにしかならない作品があるかもですしね)

> そう言われれば・・・・今ごろハッとしてます(^^;
> 全く自然な流れで私は観ている最中は気づきませんでした。

サイレントの作品も多いし、良いのですが、この作品は
両方が行ったり来たりしている感じで、とっても好きです☆

> お金に執着している人がほとんどだけど、
> (まあ、借金は返さないといけませんが・・・)
> 全然いやらしくなくって

そうなんですよ~ 「いやらしく、ない」 んですよ~♪

> 最後の歌の通りにお金だけが全てじゃないけど、お金があると嬉しい・・・・
> すっごく気持ちがわかるし、観ていて自然と笑みがこぼれるような映画でした♪

楽しい映画でしたね~☆
お金、を題材にして、ひとのこころのアレコレを、本当に上手に描いていましたね~!
マミイさんのブログ、後ほどお邪魔させて頂きますね~。
 
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Author:miri
古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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