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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


2-934  ブリキの太鼓

  1. 2011/02/06(日) 23:30:00_
  2. その他の外国人監督作品
  3. _ comment:3
Die Blechtrommel  (ブリキの太鼓)  
1979年・西ドイツ/ポーランド/フランス/ユーゴスラビア



ブリキの太鼓




 
.


2月6日(日)  ムービープラス

監督 フォルカー・シュレンドルフ
主演 ダーフィト・ベンネント(オスカル役)

感想
スカート2枚までしか履いたことないわ~4枚は寒いからだけではないのね。
“人間と戦争を深くえぐった超優秀な名作で・賞”
いや~久々に、すごい映画を見て大感激☆☆☆


****************************


最初と最後が、同じ人間(おばあちゃん)で、同じような風景の中、ジャガイモに埋もれて
スカートを4枚履いて、一番年齢が上でも、大戦二つ乗り越えて、
しぶとく、どこまでも、生きてゆく・・・これが、人間なんだなぁ~という感じ。

まぁもともと、おばあちゃんが、オスカルの母・アグネスを
産んだ時の顛末から、この映画が、他の映画とは違う事を示していましたね。
そう、キレイごと、と一番遠いところにある・・・

そうね、汚いとか、気持ち悪いとか、そういう感想を持つ人が多いと思うけど、
私はそうは思わなかった。
人間は、誰でも、汚いものだし、
食べて、いろいろとして、そうして生きているのだものね。
いつの間にか、お腹が大きくなっているし。

アグネスの結婚式の描写がなかったので、
デキ婚には違いないけど、どちらの子供か分からない子供を産むって
いったいぜんたいどういう感覚なんだろう?と、興味しんしん。

生まれた子供は、いわゆるふつーではなくて・・・
そのふつーではない子供(年齢としては、0歳前~21歳)が見た、
人間や、戦争(WWⅡ)を描いている作品で、

まぁそりゃあいろんなことがあるわけで、
死んでほしくない人が、ココで?というシュチュエ―ションで死ぬし、

そうなってほしくない状況にどんどん追い込まれてゆく・・・
もちろん人間だからだけど、戦争さえなかったら、そうはならなった事が多いし。

でも、終盤に、本当に愛する人と、身も心も結ばれて、
それだけでも、オスカルの人生、これから先、何とかなるよ、なんて思ってしまった。

精神病院というけれども、
その描写がないし、原作は知らないので、
希望を持っても良いのではないかなぁ???

まだ先だけど、ポーランドは、立ち直ってゆくんだもの。
その故国で、オスカルは生きていると、それを・・・信じたい。



********************************



※ふつーではない、のところですが、決して、小人症の人を蔑んだり、
超能力者の存在を否定したり、馬鹿にしているのではないのです。
本当は、誰の中にもある能力等だと思います。

それを、いわゆるふつーの人々は、自分も含めて、発揮することなくいるだけ、
そんな風に思います。

ブリキの太鼓をたたいている、彼の写真等を見た時に、昔から感じていたいろいろな違和感が、
この映画を見てハッキリと意味も理由も分かったし、
この映画はそういう細かいところをつつく作品ではなく、

人間の持つ美しさとは反対(?結局それも美しさなのでは?)の全てと、
反戦の心を感じる作品だと、私は思います。




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comment

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  1. 2011/02/11(金) 14:51:05 |
  2. |
  3. [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます

こんにちは。

  1. 2011/02/12(土) 18:16:14 |
  2. URL |
  3. アスカパパ
  4. [ 編集 ]
この映画は随分前に観ていますので、忘れているところもある上に、私には消化不良気味の映画でしたので、miriさんの記事は勉強になりました。

>この映画はそういう細かいところをつつく作品ではなく、
>人間の持つ美しさとは反対(?結局それも美しさなのでは?)の全てと、
反戦の心を感じる作品だと、私は思います。

素晴らしい表現ですね。いま映画の断片を思い起こしていますが、成る程と、思います。
もう一度再見して私なりにも再度確かめたい映画です。

こちらも有難うございます☆

  1. 2011/02/12(土) 22:19:09 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
> この映画は随分前に観ていますので、忘れているところもある上に、私には消化不良気味の映画でしたので、miriさんの記事は勉強になりました。

いえいえ、とんでもない、恥ずかしい、主観の感想文です・・・。

> >この映画はそういう細かいところをつつく作品ではなく、
> >人間の持つ美しさとは反対(?結局それも美しさなのでは?)の全てと、
> 反戦の心を感じる作品だと、私は思います。
>
> 素晴らしい表現ですね。いま映画の断片を思い起こしていますが、成る程と、思います。
> もう一度再見して私なりにも再度確かめたい映画です。

再見のチャンスがあると良いですね~。
その時は、感想を聞かせてくださいね~是非☆
 
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古今東西、色々な映画が好きです♪
一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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